生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

グレートマザーの支配とは何?:「私は誰?」シリーズ

2013年11月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
心理療法上の話ですが、私が母親の支配を未だ受けているなあ、と感じたのは母が死んで6年が経過した頃でした。未成年時代は親権もあるし、食べさせて頂いているわけですから、色々我慢するのが当然でしょうが、母が死んでいるにも関わらず、何故、母に支配されていのだろう、と真剣に悩んだものです。なまじ心理学を学びユングのグレートマザーという概念を知ったばかりにパンドラの箱が開いてしまったようです。知識は人を苦しめますので、なまじ知らないで生涯を送ったほうが良い場合もあります。丁度、文明開化の波が日本を襲った明治時代のような苦しみが、誰にでもあるのですが、このグレートマザーの支配という概念を学ぶと心の世界にも大きな混乱が起きてきます。このグレートマザーの支配という領域について暫く考えます。無意識で母に支配されていると、支配されている人は生涯、大きな問題を内蔵したまま、生きていく羽目になります。健全な支配、病的な支配、についてしっかりと意識化しておきましょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:105>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする