年齢により今日の首題に関心がある人、無い人、様々でしょうが、世界各地で聞く話です。何とも哀しい話ですが、戦場で死ぬ時、しばしば若者が叫ぶ言葉らしいです。ロシアの戦線でも南太平洋でも実際にその叫びを聞いた人の話を私は幾つも知っています。母の愛情は私にとりましても深いものがあり生涯、感謝し続けています。愛の元型のさいたるもので、この愛の姿と思い出とその折々の感情が私が生き抜いていく時の愛の感性の素をなしているようです。幼児時代に不幸にして、このような母の愛が無くても、その後のそれぞれの人生の中で、自分を愛してくれた人は必ず存在しています。愛し愛される幼児時代、少年時代、青年時代の思い出は大事にしておきましょう。その愛の元型について暫く思索していきます。母の慈愛、グレートマザー、私の心理療法の中で、この愛をどうとりあつかつてきたか、いかにこの母の愛の世界に私は支配されてきたかが今回の思索対象となります。
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