生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

私の中の女性性の元型:「私は誰?」シリーズ

2013年11月12日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
臨床心理学の勉強会では「ゲンケイ」という時に「原型」、「元型」と色々と使っていますが、私は現場では、そんなに意識して来談者に説明していません。生育史上の初期の体験が生涯支配するような初期の性格を言います。「三つ子の魂百までも」と言う諺を念頭に置いてこのブログを読んでいただければ幸いです。さて私の中にも人類のそれぞれの性格の中にも男性的な要素、女性的な要素として色々と人々は面白可笑しく語りたがります。どこから何処までが男性的なのか、女性的なのか、普通はそう神経質に識別する必要はありません。ただし、来談者の相談内容が相当深刻で、それが自分の性格が女性的であるとか、男性的であるとか、深刻に悩み、身体症状にまで露出している段階から私の仕事の領域になります。生身の人間の性格は宇宙の全ての要素が潜在していますので、いちいち厳格に微細に、それらの要素をあぶり出すのは本来意味がありませんが、事例によってはこの「男性性、女性性」を真剣に取り上げて、命がけでカウンセリングをする必要も出てきます。要は生きている限り、明るく元気に爽やかに生き抜いていきたいからです。時代、文化、環境に支配されて、折角の大事な自分の人生を「男性性、女性性」の意味を知らないばかりに無駄なエネルギーで苦しまないように、ユングが言うアニマ、アニムスについて、暫く思索していきます。これから数回思索するアニマの定義は「男性の中にひそむ女性性の元型」です。アニムスの定義は「女性性の中に潜む男性性の元型」です。最初にアニマを思索します。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:96>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

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