生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何と品格のある色気だろう?:「私は誰?」シリーズ

2013年11月07日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人生の旅は本当に楽しく、その途上で時々お会いする女性とお話していて何とも言えない品格のお色気を持つ女性にお会いする事があります。品格あるお色気、これは男性を物静かに刺激し人生に夢と希望を与えてくれます。女性の立場からしても同じことだろうなあ、と推察しています。エリクソンは35才から60才の間に、この思考・感情・行動の領域での「停滞感、生殖性、世話の関係」について語っています。この品格あるお色気はエリクソンの理論から、私が一例として語っているだけの話です。以前、少し書いた話ですがイギリスの大学研究室時代の学友が南部のお家(大きなお城でした)に招いてくれたことがありますが、その妹であるお姫様が翌日私を乗馬にさそってくれましたが、私は初乗りでしたので、少々恥ずかしく、一度断りました。しかし、その数分後の乗馬への誘い方が何とも品のあるお色気で私を誘うのです。言葉も態度も眼差しも慈愛あふれる雰囲気で落馬を覚悟して、私用に手配してくれた、おとなしいお馬ちゃんに恐る恐る乗りました。私の前を彼女がゆったりと動きだします。そうすると私の馬は私の手綱に戸惑いながら動き出します。私の後に学友が私をガードするかのように直列で動きます。長い沈黙が続くのですが、優雅に動くお姫様と、私が落馬しないように時々並列に並ぶ学友が後ろにさがると、さりげなくそのお姫様が私と並ぶ、そのような繰り返しの中から、乗馬に慣れて,私の呼吸が自然体になるのを確認すると、先頭を行く、そのお姫様は、少々スピードを上げていく、その配慮と微笑みは絶妙なものでした。この心配りの品性は、そう簡単に出来るものではありません。イギリスの紳士淑女の本当の優しさをこの時学びましたが、そのイメージは私の生涯を支配しています。
ほどほどの優雅なお色気は人生の旅で、とても重要なもののようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:91>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

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