風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

3月はバレエ2本、歌舞伎2本

2014-02-23 02:30:23 | バレエ

真央ちゃんのフリー、真夜中に号泣しながら見ておりました。
今回のソチフィギュアは、男子からも女子からも、本当に日本中が元気を貰えましたね。
みんな、心からありがとう!!!

そして先程ふと、昔TVで放映していたキムヨナ選手&真央ちゃんの特集番組のことを思い出しました。その中でヨナ選手のジュニア時代に留学先でコーチだった方が、彼女はとても内気で、一人で黙々と人の何倍も練習している女の子だったと話していたのを覚えています。特に何を煽るでもない、温かく明るい番組でした。
色々と噂されるフィギュア界ですが、それはそれとして、今の日本はこういうドキュメンタリーを堂々とTVで流せるような空気ではなくなってしまったなぁ、と軽くため息。。
このオリンピックがきっかけとなって、少しでも良い方向に変わっていくといいですね。どの国も。

さて。
先日歌舞伎座から戻ったら、ぴあからKバレエ『ラ・バヤデール』のチケット発売予定のメールが届いておりまして。
「あれ、もうとっくに発売されてなかったっけ?」と公式ページに行ってみたら。
なんと追加公演で熊川さんがソロルを しかもニキヤは荒井さん
私は知らなかったのですが、バヤって熊川さんにとってとても特別な演目だったのですね。
ロイヤルバレエ入団直後、17歳の彼が初めてファースト・キャストを射止めた役がブロンズ・アイドル。
そして3年後の1992年に当時ファースト・ソリストだった彼が、急遽の代役抜擢により、たった4日間のリハーサルで本番を迎え、エリザベス女王臨席のもと喝采を浴びた主役ソロル。
そんな演目をカンパニー設立15周年記念公演で踊るというのですから、これは何を置いても観なきゃいけない舞台。
先日椿姫を取り損ねたのは、神様が私に節約させるためなんかじゃなく、熊哲のソロルを見せてくれるためだったのだろうと今では思う!
だって今回チケットがとれた日は、まさに椿姫を取ろうとしていた日だったのだもの!

とはいえ。
ああ、今年は観劇予算をおもいきり節約しなきゃなのに。。。
3月だけで既にバレエ2本(オペラ座&Kバレエ)、歌舞伎2本(歌舞伎座昼&夜)。
そして6月のSpring Tourはロミジュリですか(ジュリエット役のマルケスって、昨年秋のロイヤル来日公演のときに来ていたダンサーさんでしょうか?)。
ああもう、私のお財布は一体どうなってしまうのか。。。。。
でもいいよ!熊哲が舞台で踊ってる姿が見られるなら!
どこまでも付き合いますとも!


〜追加公演開催にあたり、芸術監督・熊川哲也からのメッセージ〜

芸術監督としての立場では、感情よりも環境を優先し、次世代のダンサーのために、演目、キャスティング全ての決断をしてきました。
15周年を記念する『ラ・バヤデール』制作過程において、作品に向かい合う程に様々な思いがかけめぐり、このたびは環境よりも感情を優先する決断に至りました。
このような時期の発表となってしまったことにより、様々な方面への混乱が予想されますが、もうしばらくこの熊川哲也にお付き合い願いたいという気持ちと共に、皆様には全身全霊を傾けてお届けする新作『ラ・バヤデール』の誕生を見守っていただければ幸いです。

K-BALLET COMPANY  芸術監督 熊川哲也


★おまけ★
20131230 Daisuke Takahashi × Tetsuya Kumakawa




「お前たち俺を見に来たんだろ?見せてやるよ」。
キャ~~~見せて~~~~と思わせる熊川さん、もうさすがとしか、ハイ(^^ゞ
それだけのものを必ず見せてくれることがわかってるから、ビッグマウスでも全然腹が立ちませぬ。

最後の「何型だっけ?」「Aです」「あー、おんなじだね」「・・・え!?」
本気で驚いてる大ちゃん、可愛い、笑。

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歌舞伎座新開場こけら落 二月花形歌舞伎 夜の部(2月13日)

2014-02-16 01:13:16 | 歌舞伎




歌舞伎座に入ったら染五郎さんの奥様がいらっしゃって(お綺麗ですね~)、「あれ?染五郎出るっけ・・・?」と本気で考え込んでしまった私です。。。ごめん染ちゃん。。。
すぐ後からABブログでお馴染みの某フォトグラファーさんが来られ、奥様に挨拶されていました(^_^)

※3階B席中央
 

【青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ) ~白浪五人男~】

五人男のうちの3人が音羽屋なので、大向こうが「音羽屋!」尽くし
でも中村屋!高麗屋!も景気よくかかっていました。紀尾井町!五代目!も。菊ちゃんって五代目なんですね~。花形ってあまり何代目とか意識したことないからなぁ。
しかし黙阿弥は大向こうさん必須ですね~。なかったら絶対寂しい。

さて、菊之助の弁天小僧。
昨年4月に菊五郎さん弁天に感動して以来ずっと菊ちゃん弁天を見てみたかったのですが、ようやく叶いました。
感想は、良くも悪くも想像どおり、かな。
「花見の場」は本物の坊ちゃんにしか見えなかったので、もうちょっとだけ“化けてます”感が透けて見えてもいいような気が。
ここに限らず全体的に、菊之助の弁天小僧はどうも滲み出る空気がお育ちがよく、健康的すぎるのです。
弁天って世間や人間の暗部も知ってしまっている少年だと思うので、お嬢吉三ほどでないにしろ、そういう人生を歩んできた人間独特の気だるさのようなものが私は欲しいのですよ。明るい中にも透けて見える、ほの暗い色気のようなものが。
声も、台詞まわしも、ふとした表情も時々ドキッとするほど菊五郎さんにそっくりなのに、その点だけが全く違う。お父さんと同じになる必要はまったくないけれど、やっぱりあの空気は欲しいです。
同様に「神輿ヶ嶽の場」の見顕しも、舞台は暗いのに漂う空気が健康的すぎるために、面白味がない。
そして仮名手本の判官と同様、わかりやすい凛々しい系に演じるのがどうしても菊ちゃんはお好きなようで、、、「浜松屋」の名台詞もとってもいい声でハキハキ聞かせてくれるのだけれど、”聴かせて”はくれないというか。。。私はもっとウットリ聞き惚れたいのよ~~~。たっぷり酔わせてほしいのよぉ~~~~~。。。
そして見顕し前の項垂れシーン。菊ちゃん、ほんっと基本の演技はアッサリなのに、こういう場面で引っ張るの大好きだよね。。。(@四谷怪談新薄雪野崎村)。でも今回はさすがに長すぎよ~・・・。お父さんの軽く3倍は引っ張っていたのじゃないかしら。。。どっかで「素晴らしい緊張感」みたいな感想も見かけたけど、私にはただのやりすぎにしか思えん。。

でも良いところも、もちろんいっぱいあったよ!
とにかく綺麗
「花見の場」の一番最初の登場シーンで、七三で一瞬ふっと松緑と目を合わせてガラ悪く微笑むところ、ここは色っぽくてイイ感じだった~。
浜松屋で着物を肌蹴る場面は、見てはいけないものを見ているようなイケナイ気分にさせられた^^; 実際弁天小僧ってそういう系の美少年だと思うので、これはこれで正解なんだろうな。これは昨年の菊五郎さんにはなかったものです笑。「極楽寺屋根」の立ち回りも、美しかった(だんだん疲れてく感じも切なさ出てた)。
色々書いてしまったけれど、じゃあ他に花形で誰がやれるか?誰のを見たいか?と考えると、やっぱり私は圧倒的に菊ちゃんなので、ぜひもっともっと私好みの弁天に近づいていってもらいたいと切に切に切に願っております。。。

松緑の南郷。
胡散臭さ、薄暗さ、凄みが滲み出ていて、とってもよかった。
(このちょっと荒んだ空気が弁天にも欲しいのよ!この空気さえ出れば、菊ちゃん弁天は最強だと思うの!)
台詞まわしが単調になり気味なので、長く話す場面だと冗長に感じられるのが少々残念。でも四谷怪談のときに比べるとずっと良くなってた。
菊ちゃんとの相性もなかなか良かったです。丁稚役の大河くんとの絡みも微笑ましかった^^ この子もいつか南郷をやるようになるのかな。
ところで松緑、痩せた?精悍な顔でとてもカッコよかったけど、なんだかこの人が痩せると心配になってしまう。。。ブログで薬とかお酒とか色々書いてるものだから・・・

七之助の赤星。
こちらも、とてもよかった。ときどきはっとする華があって、目を見張りました。七之助、最近いいですね。行くつもりのなかったコクーンのお嬢吉三が俄然見たくなってしまった。

亀三郎の忠信。
亀三郎は本当に声も最高に良いし、動きもキッパリしていて見ていて気持ちがいいし、演技も安定しているのだけれど、、、どうも個性が薄い気が。。脇役のときは全く気にならないのだけれど。同世代の他の役者が個性的な人ばかりのせいだろうか。
ところで亀三郎って電車通勤なんですね(by 昨夜のtwitter)。雪で電車が運休してるからって帰るルート検索しててびっくらした。東銀座って油断してると歌舞伎役者がうようよいますよね。。

染五郎の駄右衛門。
なぜかとっても声が弱く感じました。
声が良すぎる音羽屋一門に囲まれていることだけが理由ではないのではないかなぁ・・・。どうしたんだろう・・・。声質はともかく、声量については今までこんなに気になったことなかったのだけれど・・・。
でもそれはそれとして、このお役、ニンじゃないと言えばこの上なくニンじゃないのだけれど(一番最初の登場場面などギャグ?と思ってしまったし^^;)、「蔵前」以降は悪くなかったように思います。
声が細いのはもうしょうがない。四谷怪談のときはいい感じの低く太い声を出していたけれど、無理をすると喉を潰してしまうかもしれないし。
そして今回の駄右衛門を見ていて思ったのですが、染五郎は吉右衛門さん系は目指さない方がいいのではないかと(四谷怪談のときは目指してほしい!と書きましたが)。今回同じ役をやっているのを見て思いましたが全然役者のタイプが違うので、彼のせっかくの個性が潰れてしまいそうな気がする。
基本幸四郎さん路線を目指しながら(幸四郎さんの駄右衛門は私は嫌いじゃないっす)、プラス染五郎らしい個性を伸ばしていけば、とてもいい役者になるのではないかな。
30年後に「初役のときの駄右衛門を観たな~」と楽しい気分で思い出せますように!応援してるよ~!


右近の宗之助。
品があって、よかったー。

梅枝の千寿姫。
義経千本桜の静とまったく同じに見えましたが^^;、相変わらずイイ感じに姫でした。

亀寿の鳶頭清次。
声が良くてカッコよかったけれど、
あんまり用心棒には見えなかったような。

「稲瀬川勢揃の場」で五人並んだ姿は、大変眼福でございました。キラキラ眩しい~
適度に重みもあるし、背丈も揃っていて素敵だった。
今回の5人
では、個人的には七之助と松緑がとてもよかったように思いました。
陰と陽の両方をバランスよく持っていたのも、この二人だったような気がする(でもまだまだよ!)。松緑は見得も大きくて立派。

この先長くこの演目を演じる彼らを見守っていけたらいいな、とそんな風に感じた夜でした。私と同世代ですしね。
あ、そうそう。前回同様、3B席からは山門の上の駄右衛門の上半身は全く見えませんでした^^; 
でも橋の上の凛々しい青砥左衛門@菊ちゃんがたっぷり観られたから、満足♪



木挽町広場も志ら浪



歌舞伎稲荷も志ら浪

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二月文楽公演 第三部 @国立劇場(2月12日)

2014-02-15 17:23:01 | その他観劇、コンサートetc




昨夜は殆どの日本国民と同じく男子フィギュアを明け方まで観戦しておりました。
なんかいっぱい元気もらった~。
彼らに比べると、私の普段の仕事のプレッシャーなんて蚤のようだわ。
ソチのみんな、感動をありがとう

話は変わりまして。
先週水曜日の夜、人生初の文楽に行ってきたのですよ。
先月初春歌舞伎を観に行った国立劇場で、たまたまこのチラシ↑が目に入り。
その時の衝撃といったら――。

え、これ、人間・・・・・じゃないんだ

と。
魂や心などないはずの人形から溢れ出るこの恋情・・・。
もしや文楽って、私が思ってるよりずっとモノスゴイものなのでは・・・。
この八重垣姫の如くすっかりこの写真の虜になってしまった私は、この人形が動いているところが見たいっ!と、帰宅し即チケットをGet。

※6列目中央
お〇ぴで4200円という格安で譲っていただきました。
初文楽を最高のお席で観ることができて幸せでした。


【御所桜堀川夜討~弁慶上使の段~】

今回の2演目は歌舞伎でも見たことがない、完全な初見でした。
なにしろ初文楽なので、何もかもが新鮮。
とーざいとか言っちゃうんだ!床の紹介とかするんだ!動かないでじっとしてる人形がふっと動き出すのも仮名手本と同じだ!うわ、人形って目まで動くんだ!なんか時々宙に浮いて見える!

しかし歌舞伎は観ているものの未だに義太夫に不慣れな私は、舞台左右の字幕にどれほど助けられたことか。。事前に床本に目を通してはいたものの、やはり有難かったです。
そんなド素人な私にも今どの人形が喋っているかがすぐにわかる大夫さんの語りって、すごいわぁ(ちなみにこの段は英太夫さん) 
そして歌舞伎も派手ですが、文楽も派手ですね~。もっと厳かなものかと勘違いしていたので、意外でした。見せ場は思いきり見せ場!って感じで(おわさも弁慶も語る語る、笑)、なるほど歌舞伎の元?なだけある。

お話としては、一言、弁慶にムカツキましたyo。
熊谷には腹が立たないのに、どうしてこの弁慶にはこんなに腹立つのかしらと思ったら、殺す相手が息子じゃなく娘だからです。男の子の場合は、主のために死ぬのも仕方ないかなと思えなくもないのですが、女の子はなぁ。。
信夫ちゃん、切なかった。。人形の動きも本当に若い女の子という感じで。この人形遣いさん(吉田一輔さん)、まだお若い方なんですね。

とまぁ、なかなか楽しめた前半ではありましたが、ゾクゾクするほど大感動!というわけでもなく。
このときは、なるほど文楽ってこういう感じなのかぁ、ふむふむ、という感じだったのです。
しかし次の演目で、私は文楽の本領を見ることになったのである。


【本朝廿四孝~十種香の段/奥庭狐火の段~】

もう。。。。。八重垣姫(簑助さん)が凄すぎて。。。。。。。。。
勝頼(玉女さん)も濡衣(文雀さん)もとってもよかったけれど、目が自然と八重垣姫を追ってしまう。
ちょっとした小さな仕草もひどく魅力的で、この人形から全然目が離せませんでした。
この自由さ、華やかさ、可愛らしさ、いじらしさ、一途さ、そして少女と大人の狭間の艶。
なんか、玉三郎さんを思い出しました。
例によって肉食系な赤姫さまですが、嶋大夫さんの語りとともに、どこか古風な雰囲気も漂っているところが素敵。

そんな姫さま、後半の『狐火~』ではガラリと雰囲気が変わります。
ここから大夫は呂勢大夫さんに、人形遣いは勘十郎さんに交代。
同じお人形でも、大夫さんと人形遣いさんが変わるとこんなに個性が変わるんですねぇ。驚きました!
こちらは、好きな人のためなら諏訪湖どころか太平洋だって渡っちゃいそうな現代的なお姫さま


八重垣姫@アルジェリア(from 産経新聞

いやぁ、楽しいですねぇ。
同じ役を色んな役者が演じる歌舞伎がクセになるのと同じで、文楽も同じ演目を色んな演者で見てみたいと思わせられました。
「コクがあって華やか」なのは前半の演者さん達で、「クールで派手」なのは後半って感じ?
簑助さん&嶋大夫さんで後半を演ったらどんな感じになったのか、ちょっと見てみたかった気もしましたが。
でも勘十郎さんの八重垣姫、ちょっと上を見上げる角度は綺麗だったな~。透明で澄んだ夜の空気を感じた。呂勢大夫さんのお声とも、とても合っていたように感じました。

あとこの『狐火~』、三味線がもっのすごくカッコいいですね。
三味線の音って大好きなんですけど、歌舞伎ではあまり意識したことありませんでした。どうしても視界に入るものが人間だとその表情とかに意識がいってしまって、なかなかそこまで余裕がないといいますか(なにしろ歌舞伎もド素人なので)。
でも今回は床が近かったせいもあるかもしれませんが、思わず三味線を見てしまいました。清治さんていうのかφ(・_・

来週は一部と二部に行ってまいります!(←節約はどうした)

しかし今回、橋下市長の発言などを考えながら改めて思ったのは、歌舞伎もバレエも文楽も能も、こういうものの素晴らしさは理解できない人にはまったく理解できないのだろうなぁ、ということでした。
そういう人達にとっては、人生に完全に不要なものなんですよ。なくても生きていけるどころか、本気でまったく良さが理解できないのだと思います。こういうものに感動したことが一度もないから、「伝統」も単なる「古い因習」にしか思えないのでしょう。私などからすると、ぞっとするほど味気ない人生だなぁと思いますが。
しかし実際にチケットが売れていないのだとしたら(今回は満席でしたけど)、国の大半の人が必要としていないものに公的資金をあまり使うのはどうか、というのも正直わからないでもありません。
でも考えてみていただきたいのは、いま大半の国民が必要としていないとしても、それはあくまで「現代の客」だということです。「未来の客」は違うかもしれない。それは私達の子供たち、孫たち、そして更にその子供たちの話ですよ。決して現代の私達の一般的な価値観が“正しい”とは限らないことは、歴史が証明しています。
時代も人も変わります。そして「伝統文化」というのは、一度途切れたら二度と取り返しがつかないものです。
伝統文化がどういう性質を持ったものか、何百年も続いてきたものの価値を一時の数字で安易に判断することが、いかに自国の未来に重大な損害を及ぼしうるか。
決して、簡単に答えを出していい問題ではないのですよ。
文化を大事にしない国に、未来はありません。


※アーティストインタビュー:豊竹呂勢大夫(主に『曽礼崎心中』についてですが、なかなか興味深かったので)

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パリ・オペラ座バレエ団 2014年来日公演のチケット

2014-02-07 23:07:09 | バレエ

歌舞伎座3~4月の演目が発表され(吉右衛門さんの弁慶!玉さまの大蛇!)、そうでなくても今年は色々と物入りになりそうなのに、やっぱりオペラ座バレエも諦めきれず。
というわけで本日ワタクシ、貧乏人の最後の味方、エコノミー券をゲットすべく半休をとりました(はい、社会人失格です)。
ちなみにこのエコノミー券、6000円でございます。全然エコノミーじゃないちゅーの。BBLは3000円だったぞー。

で、10時10分前にPC前にスタンバり、見事チケットをゲットしたわけですが。
一体なにをトチ狂ったのか。
狙ってた演目と違う演目を買ってしまった。。。。
私、よくこういうアホなことをやらかすんです。。。マリインスキーのときも、同じ公演を2枚買ってしまったり。。。
といっても、別に見たくない演目を買ったわけではないのです。
ただ、買う順序を間違えただけで。。。



こちら↑は今回ゲットした演目、『ドン・キホーテ』でございます。
熊哲のバジルを見て以来、この演目が大好きになりまして。彼以外のバジルは観たかない!とも思ったのですが。
一方、どうっしてもピンクブーツじゃない正統派の闘牛士達が見たくてですね。
なのでこれを購入できたのは心から嬉しいのです。狙っていたミリアム&マチアスですし。
けれど当初の計画では、先に『椿姫』の方を買うつもりだったのですよ。
なぜなら、そちらの方が一般に人気があるので、先に確保してしまわないと売り切れることがわかっていたからです。
しかし、なぜか、本当になぜか、『ドンキ』を先に買ってしまったのですぅ~~~~~・・・泣泣泣
ああ、ほんとうに私のアホ。。。
案の定、『椿姫』の方は既に完売
まぁ、、、きっと神様が「いい加減に節約することも覚えなさい!やりたいことを端からやっていたらキリがないのよ!」(女神さま?)と忠告してくれたのだろう、、、、と思うことにいたします。。。
いや、実際そのとおりだと思うのですよ。。。観たい舞台を端から観ていたら、いくらお金があっても足りません。
でも・・・でも・・・・・・



この世界↑を生で観たかったよぉ~~~~~~(たとえ天井桟敷からだとしても)!!!
今日もぴあとNBSで15000円と22000円の席は残っていたんですけどね(たぶん戻り)。さすがにそのお値段はムリでございます。。。
そろそろ海の外に出たい病が発病する頃だし。。。
今年も歌舞伎は観るつもりだし。。。
他にも色々手を出し始めてるし。。。
そういえば秋にはボリジョイバレエも来日だそうですね。。。
。。。。。。。。

今回はDVDで我慢します(>_<)

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