風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

というわけで。

2012-12-29 23:38:12 | ミュージカル

世の中がレミゼ映画大絶賛ななか、ひとり孤独にお口直し中な私です。。


Hadley Fraser - Stars (for the last time!!)



Hadley Fraser - Javerts Suicide



Epilogue - Les Miserables, London, January 2012

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Lisa, Craig, Alexia & Ramin // In My Life & A Heart Full Of Love

2012-12-28 00:03:15 | ミュージカル

久々に新たなRaminレミゼ動画を見つけたので。
昨年私がロンドンで観たときと同じキャストです。
ああ、youtubeってほんと素晴らしい・・・。

以前、やはりこのロンドンキャストを観られたという方から拍手をいただきましたが(ありがとうございました♪)、その方もCraigマリウスが素晴らしかったって仰っていました。
そう、ほんと良かったのですよ~。
それまではマリウスって私の中で割とどうでもいい役だったんですけど、この舞台では初めてアンジョよりマリウスを目で追ってしまいました。
こんなレベルの舞台を日曜以外の毎日何年もやっているウエストエンドってやっぱりすごい、とつくづく思う(しかも週2回はマチソワ)。
他のキャストは変わりましたが、Craigは今もマリウスをやっていますので、観たい方はまだ間に合いますよ~。ロンドンへGO♪

来年は帝劇がありますね。
日本のレミゼは観たことがないので一度観てみようかと思わなくもないのですが、歌詞を英語で覚えちゃっているので違和感があるのではないかとちょっと心配・・・。

明日はヒュー・ジャックマン&ラッセル・クロウの映画『レ・ミゼラブル』を観てきます。
たのしみ^^

Lisa, Craig, Alexia & Ramin // In My Life & A Heart Full Of Love



おまけ。
聴いているだけで涙が・・・(泣)
Craig Mather & Alexia Khadime - A Little Fall Of Rain

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この国のかたち ~森光子さんと筑紫哲也さん~

2012-12-13 00:55:43 | テレビ

「今、時の流れが早いとよく聞きますが、それは平和だからです。
すごく辛いことが、もっといっぱい昔の日本にはありました。
でもそれを今の人たちに経験してくださいとは言いません。
ただ、それが癒されるような国が自分の国であるならば…少しはありがたいと思います。」

(森光子 ~追悼特別番組より)

この森さんの「癒されるような国」という優しい言葉は、筑紫哲也さんが生前に仰っていた「情のある国」という言葉にどこか通じるものがあるように思います。
たとえ戦争は起きていなくても、自己を顧みずに他者の批判ばかりしていたり、あるいは他者に対して異常なまでに無関心であったり、毎日膨大な量の食糧が廃棄される一方で餓死をする人がいたり、そして常に個々が孤独や不安を感じているような国は、決して「癒されるような国」とは言えない。

今日、ある事件の加害者の奥さんが今非常に苦しんでいるという内容のニュースに対して「そういう旦那を選んだ、そういう人生の決断をした自分自身の責任。誰も強制していない」というtwitterを見かけて、なんだかとても悲しい気持ちになりました。
確かにそれはそのとおりかもしれないけれど、現に苦しんでいる人間に対してなんて冷たい意見だろう、と。合理的ではあっても、情がない。
それを言っちゃあお終いでしょ、と思うのです。本人もこんな未来がくるとわかっていたわけではないでしょうに、それを自己責任と切り捨てるのは酷すぎる。
でもこういう考え方をする人は案外今の日本に多いのではないだろうか…とふと感じ、このお二人の言葉を思い出した次第です。
いつからこの国はこんな「冷たい国」になってしまったのでしょう。

「もっと人間らしい、人間の血のかよった、そして人間の尊厳が守られる社会」、日本がそんなあったかい国になればいいなと、心から思います。

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クリスティーヌに言いたいこと(The Phantom of the Opera)

2012-12-06 16:08:53 | ミュージカル



◆Damn you Christine look at what you've done
1: Unmasked him and caused a commotion
2: Chose Raoul and broke Phantoms heart
3: Made him Crash the Masquerade
4: Disobey Phantom and let Carlotta sing
5: Angers him enough to crash a chandelier
6: Unmasked him in front of EVERYBODY
7: Leaves with Raoul leaving Phantom alone

◆Did they really have to sing all I ask of you to each other while the Phantom could still hear them?

これ、youtubeのThe phantom of the operaの映画に対するコメントなんですけど、可笑しくて笑ってしまった(笑)
とくに最後のクエスチョンはほんとにそのとおり・・・^^;

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『ラ・バヤデール』 マリインスキー・バレエ団 @東京文化会館(11月26日)

2012-12-02 16:12:26 | バレエ



先月の熊哲の『ドン・キホーテ』でバレエの魅力にすっかり取りつかれてしまった私。
先週月曜日、さっそく人生4度目のバレエ鑑賞に行ってまいりました。
海外のバレエ団は、英国ロイヤル・バレエ団に続き2度目。
今回は、ロシアのマリインスキー・バレエ団です。

この夜の主役3名はマリインスキーのプリンシパル、ディアナ・ヴィシニョーワ、イーゴリ・コールプ、そしてエカテリーナ・コンダウーロワ。
熊哲に引き続き、すごいの観ちゃった・・・って感じです。

あれですね、バレエってこうしてちゃんと観るようになる前は「なにやらふわふわした綺麗なもの」というイメージだったんですが、全然違いますね。
肉体と技と表現美の集大成、まさに芸術なんですね。
よかった~、食わず嫌いのまま人生終わらなくて。

さて、話を戻しまして『ラ・バヤデール』。
この演目、とてもいいですね。
音楽のメロディーも綺麗ですし、踊り子ニキヤと戦士ソロルの下層階級カップル、ソロルとお嬢様ガムザッティの上層階級カップル、ニキヤとガムザッティの女同士の対決、ニキヤの激しく切ない死、そして影の王国でのニキヤとソロルと精霊たちの踊り。
お楽しみが本当に盛りだくさん♪
なによりこの夜の主役3人が、それはそれは私好みで・・・。
熊哲のバジルと同じレベルで、ニキヤ、ソロル、ガムザッティが確かにそこにいました。
特にヴィシニョーワとコールプのカップルが、とってもいい。
2人の空気がとても安定しているのが伝わってくるので、安心して踊りや物語に集中することができました。
特にヴィシニョーワ、上手だったなぁ。体が柔らかくて、しっとりとするところはしっとりと、速いところはとても速く、でもキメるとことはぴたりとキメて。
そんな芸術的なテクニックだけでも十分感動するのに、加えて素晴らしい表現力。
予習として事前にYoutubeでロイヤルバレエとパリオペラ座のラ・バヤデールを観ていたのですが、彼女の雰囲気ってずば抜けてニキヤの役にぴったりなんですよね。
衣装に関してはマリインスキーの衣装はオペラ座のような豪華さはないので、目を楽しませてくれるのはオペラ座の方ですが、ストーリー的にはマリインスキーの質素な衣装の方が本当は合っているのではないかなと感じました。ただし2幕のソロルの水色衣装を除いて、ですが・・・(←これはどうにも微妙・・・)。
2幕の花籠の踊りのときのニキヤの衣装は、特に好きです(上の写真の衣装)。ヴィシニョーワの綺麗に筋肉のついた女性らしい体にすごく似合ってる。
彼女、私と同い年なんですよね^^; とっても美人で、見惚れちゃいました。
コールプのあまり背の高くない涼しい体形も、私好み。
この二人は笑顔がすっごくいい感じで、1幕で二人が会うシーンは二人とも本当に嬉しそうに笑っているので、こっちまで顔がにやけてしまいました。
3幕の影の王国のヴェールの踊りも、二人の息はピッタリ。まったく不安感なく、美しい夢幻の世界に浸ることができました(といっても、うっとり酔いしれるというよりは、素晴らしすぎて興奮しっぱなしでしたけど)
終演後、照明がついた後の最後の最後のカーテンコールのときも、二人が素の表情で嬉しそうに顔を見合わせて笑ってて、それでもコールプが自分よりもヴィシニョーワを前に出して挨拶させてあげている様子がすごく紳士的で、素敵でした。
挨拶といえば、1幕や2幕の後にも出演者がお辞儀をしますが、ヴィシニョーワは役に成りきっていて、このときには絶対に笑顔を見せないところもすごいな、と思いました(1幕のラストも2幕のラストも決してニキヤが笑顔になるような場面ではないので)。だから一層最後のカーテンコールでの笑顔が印象的でした。

一方コンダウーロワは、正統派な雰囲気で凛としていて、カッコよかったです。ガムザッティという役は、ともすれば昼ドラのような安っぽい憎まれ役のお嬢様になりかねないところを、彼女は育ちのよさや揺れ動く心がちゃんと出ていて、とてもよかった。ニキヤとの対決シーンも迫力満点で素晴らしかったなぁ。もっとも彼女はとっても逞しい体をしているので、ガムザッティの役はよく似合っていたけれど、(他の日に踊った)オデットとかニキヤはどうなのだろう・・・?とちょっと思いました。ちゃんとその役に見えるのかしら。

残念だったのは、今回は舞台右端の席だったので、2幕のソロルとガムザッティの様子がほとんど見られなかったこと。噂によるとコールプはここでなかなか個性的な演技をするらしいので、ぜひ観たかった。
あとつくづく思ったのは、熊哲ってやっぱりすごいんだな、と。Kバレエの中ではもちろんずば抜けていたけれど、マリインスキーと比べても全然引けをとっていないことが、今回わかりました。今更ですけど、彼はやっぱり世界レベルのダンサーなんですね。

あーーーー、本当に面白かったなー。
仕事のストレスが一気に解消!
昨年の今頃はロンドンのウエストエンドを徘徊していた私ですが、今年は日本で同じくらい楽しい思いをさせてもらうことができました。
チケット代13000円は決して安くはなかったですけど、まぁ去年ロンドンに費やしたお金に比べれば遥かに安いし^^;
こうしてさらにバレエに嵌ってしまった私は、来年春のモーリス・ベジャール・バレエ団の来日公演のチケットも買ってしまいましたとさ。。。
いや、どうしても一度は生ボレロが観てみたくて・・・。エリザベット・ロスの日ともっのすごい迷いましたが、ジュリアン・ファヴローの日にしました。
ただこのベジャール公演、生オケじゃないんですよねー・・・・・・。私がバレエやミュージカルを観る楽しみは生オケが半分近くを占めているので、非常に残念・・・。

さてさて、こうして素敵な舞台からエネルギーをいっぱいもらったし、年末&年度末までお仕事がんばるぞー!

Diana Vishneva - La Bayadere Death of Nikiya

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