風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

寒いときはこれが一番!

2012-01-27 22:19:02 | 日々いろいろ

寒いときはこれが一番! 

時事通信 1月24日(火)15時33分配信

降雪後の東京都心の凍結路面で転倒者の病院搬送が相次いだ24日、大雪が続いた長野県山ノ内町にある「地獄谷野猿公苑」では、露天風呂でうっとりとした表情を浮かべるニホンザルが多数見られた

24日のYahooニュースより。
なんでか私は自分でもフシギなほどニホンザルが好きで。いくら見てても飽きないんですが。←前世か?
この写真ももちろんそっこうでPCに保存したわけですが、デスクトップ上の1センチ弱のjpgアイコン(サムネイルみたいなアレです)が目に入るたんびに、顔がニヤけて困っちゃいます。
この写真、家族でしょうか。表情が完全に人間だ(笑)
いいなあ、雪見風呂。。

★ニホンザルといえば。
岩合さんのスノーモンキー♪
かつてナショナル・ジオグラフィックの表紙を飾ったこのコも、地獄谷のコです。
ていうかもしかしなくても地獄谷って、私にとってパラダイスじゃない??
めっちゃ行きたいっ、地獄谷!!!
・・・・・・
でもいまアクセスを調べたら「上林温泉から徒歩30分」て、、、。イギリスより遠いよ、、、。
そして「*野生動物ですので時間通りに居ない事もあります。」て(そりゃそうだ、笑)

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中原中也 「月夜の浜辺」

2012-01-26 13:19:39 | 

 月夜の浜辺

月夜の晩に
ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂(たもと)に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
   月に向かってそれは抛(はふ)れず
   浪に向かってそれは抛(はふ)れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾ったボタンは
指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾ったボタンは
どうしてそれが、捨てられようか?

(中原中也『在りし日の歌』より)


月夜の浜辺に落ちていたひとつのボタン。
他人にとっては何の価値もないものでも、このときの彼には「指先に沁み、心に沁み」、どうしても捨てることができなかった。
美しく透明でどこか悲しいこの詩は、詩集『在りし日の歌』の中の一編です。
詩集の副題は、「亡き児文也の霊に捧ぐ」。
中也はこの前年に愛児を亡くし、そしてこの詩集を清書したひと月後に自身も亡くなりました。30歳でした。

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レ・ミゼラブル in concert - The 10th Anniversary

2012-01-23 00:08:06 | ミュージカル

ずっと手元にあったにもかかわらず観ていなかったレミゼ10周年記念コンサート、ようやく観ました~。
こちら、25thよりも良いという評判をしばしば聞くため期待大で観ましたところ。
なるほど、素晴らしいですね。
何が良いって、全体的に当時のパリの民衆の“Miserable”な雰囲気が非常によく出ているように感じました。
現代的な25thに比べ、10thの方は静かな悲愴感がとてもよく出ている。
よく昭和の時代の時代劇を観たりすると、演技は今の俳優だって十分上手なのに、それでもどうしても敵わない「何か」があるように感じます。それと同じものを今回感じました。それはきっと舞台となっている時代にそれだけ時間的に近いためだと思うのです。人の纏う空気って時代によって作られる部分が大きいので、それがたった15年だとしても、10thの俳優達はそれだけレミゼの時代に近いところにいるのですよね。しかもこの15年の時代の変化は、それまでの15年に比べあまりにも大きい。
同じ理由によるのかもしれませんが、25thのなかに僅かに感じた“嫌味”のようなものが、10thには全くありませんでした。
全体として、レミゼの世界観により近いのはこちらかな、と。

でも、25thも嫌いじゃないですよ、私。
あれはあれで全体的に勢いがあっていいです。
RaminやHadleyはもちろんのこと、巷で散々な評判のマリユス(Nick Jonas)も、いいじゃないですか、初々しくて可愛いですよ。初恋に舞いあがっちゃってる様子もよく出ていて。ちょっと歌唱力と革命家らしさが足りないのは、まぁご愛嬌。
この点10thのマリユスは歌も演技も本当に素晴らしいのだけれど、どうも体格がよくてマリユスに見えず…(でも笑顔は可愛い)。
アンジョルラスは、10thもなかなかいいと思いました。Raminとはまた違ったタイプのカリスマ性があって。
エポニーヌは、25thのSamantha Barksも10thのLea Salongaも両方好き。
あと、ガブローシュ。10thも可愛くて悪くないですけど、あの25thガブの強烈な印象にはやはり敵わないのではないでしょうか。正直言って、25thで一番好きなのはガブローシュといってもいいくらいです、私。
ファンテーヌは、10thも25thも違うタイプで、それぞれ好きです。
あとは…、あ、そうそう、肝心のヴァルジャンとジャヴェールですが。
演技力は10thのお二人の方が上、ですね…(コンサート形式なので演技というのも妙ですが)。
前にも書きましたが25thのAlfie Boeは19年監獄にいた男にはどうしても見えないんですよ、私…。Colmさんはその点、そういう厳しさがよく表れていました。それなのに声は限りなく優しいのだから、理想的なヴァルジャンですよね。Bring Him Home、感動した…。ただ出所直後のシーンはちょい老けていますが(笑)。とはいえAlfieも、たとえばラストシーンの彼など、好きですよ。とてもいい表情をしてると思います。
ジャヴェールは、10thジャヴェの演技、素晴らしかった。自殺シーン、鳥肌がたった……。素晴らしすぎます……。でも25thジャヴェもまた違ったタイプで、新鮮でした。

最後にもひとつ。
10thの最後で各国ヴァルジャンが各国語で歌う"Do you hear the people sing?"、すごく好きです。
世界中で悲しいことや辛いことがたくさん起きているこんな時代だからこそ、この歌の、つまりはレミゼのメッセージを世界中の人達が一緒に歌うというだけで、胸がじぃんとします。
世界中のだれのところにも、Tomorrow Comes!ですよね^^

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Scott Garnham(Les Miserables)

2012-01-22 00:25:45 | ミュージカル

こちらがそのScott Garnham↓。
現WEレミゼのフイイー役で、アンジョルラスの1st coverです。
垂れ目が特徴的な爽やか君。

Les Miserables - Behind The Scenes @ the Queen's Theatre

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Ramin Karimloo as Enjolras

2012-01-21 23:05:34 | ミュージカル

うっわ、もうYoutubeつくづくGJ。
2004年のRaminのアンジョルラス動画ですよ、みなさん!
しかもめっちゃ高画質。
Raminアンジョ、よすぎる。。。
「It is time for us all to decide who we are~」の静かな歌い出し、ぞくっとくる。。。
さすがわかってるなー、Ramin。
これを観られた人がうらやましいな。
生Ramin怪人@POTOと生Raminヴァルジャンを観ておいてまだ言うかって感じですけれど、このアンジョルラスもほんとイイ。
怪人と同じくちょい熱めではありますが、それでも、イイ!

でも先月WEで観て私のお気に入りだったScott Garnham君。彼のアンジョルラスも評判いいようですね(いくつか英語の感想サイトを読んだ限りでは、絶賛されてました)。だよねー。学生の中でも光ってたもの。2回目鑑賞時は最初から姿を探してガン見しちゃいました。アンジョも観てみたいなー。

ところでこのマリユス↓、動きがとっても可愛らしいですね。
「僕の気持ちをわかって!」とばかりにアンジョや他の学生の腕に縋り付いたり、やたらボディタッチが多くて。
仔犬みたいで胸がきゅんきゅんしちゃいます。

ABC Cafe/Red And Black/Do You Hear The People Sing

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世界の8%

2012-01-17 00:06:48 | 旅・散歩




このブログの編集画面のページ上部に『ブログの開設から2204日』という表示があることを、先程はじめて知りました(いつからあったんだろうー)。
2204日、、、なんと6年ですよ…!うわぁ。せいぜい4年くらいかと思っていましたが…。
光陰矢のごとし…。

そんなんで昔の記事をぱらぱらと読み返しておりましたところ、こんな記事を発見。
おぉ、world66の存在なんてすっかり忘れていたわ。
world66は、これまでに訪問したことのある国を世界地図で表示できる、なかなか使えるサイトです。
訪問した国の数を数えることにどれだけ意味があるかは微妙ですが、普段はいちいち数えることをしないので、旅好きの私にとっては便利な自己確認になっています。
そこで早速やってみました。
前回やった2006年時点では、14 countries (6%)だったようです。
そして今回やってみたところ、19 countries (8%)とのこと。
あいかわらず多いのか少ないのか微妙な数ですが、すくなくともこの6年の間で2%ほどは、新たな世界を見ることができたようです。
ところで増えた5ヶ国ってどこかしら…と思い返してみたところ、台湾、アイルランド、フィンランド、オランダ、ベルギーでした。改めてみると、この5か国は全て行ってよかったと心から思える国なので、ちゃんといい旅してるなウンウン、と自己満足いたしました。
まあ、「行かなければよかった国」など、一つもないのですけれど。どんなに嫌な経験をしたとしても、そういうその国の一つの姿を知ることができただけで、私には「行ってよかった国」になります。
旅好きな多くの人たちと同じように、私も楽しい思いをしたくて旅をしているのではなく、知らない世界を知りたくて、知らない自分に出会いたくて、旅をしているのですから。

でもこうして見ると、一度の人生で訪れることができる場所なんて、世界のほんの一部なんだなぁと改めて思います。ほんとうに、人生ってあっという間。と同時に、こうして旅をしてこられた自分は幸せ者だと、改めて思いました。旅をするということはもちろん自分の意志によるところが大きいですが、旅の条件はそれ以外にも沢山ありますよね。お金と時間は自分の努力次第でなんとかなりえますが、どうにもならないものが何よりも健康。自分の、そして家族の。旅をしたくてもできない人が世の中には沢山いる。昨年は特に、そういうことを思い知らされた年でした。
そんな目に見えないものに対する感謝の気持ちを忘れずに、可能なかぎり、これからも旅をしていけたらいいな、と思います。

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Ramin Karimloo as Jean Valjean @ Les Miserables

2012-01-15 02:32:04 | ミュージカル

ひさしぶりにYoutubeで検索をしてみたら、Raminのヴァルジャンが沢山上がってる~~~。
もうこれ録った人達、ほんとGJ…素晴らしい…(しかし自分でする勇気は全くない)。
いつ元動画が削除されるかはわかりませんが、とりあえず下に貼っておきますので、ご興味のある方はどうぞお楽しみくださいませ^^。Bring Him Home以外は音声のみですが。
ミュージカルは基本的にDVDやCDを売り出さないので、こういうソースはほんと貴重。

Raminは歌が上手下手以前に、声に魅力があって、そして何より演技力が素晴らしいんですよね。この前も2回連続で観に行きましたけど、どちらも全身全霊で演技していたものなぁ。毎回これほど感情を込めて演技されると、それだけで感動してしまう。

あ~あ…、ひと月前の今頃はロンドンでこれを観ていたなんて夢みたい…。もう禁断症状が…。Raminヴァルジャンは今年の3月までなので、それまでに私がロンドンに行く可能性は皆無ですが、いつかまたレミゼに戻ってきてくれることがあったら、そのときは絶対に観に行きます!

そういえば来日のイベント、一応応募してみたんですけど、連絡がないということはやっぱりハズレかしら…。四季メンバーじゃないし仕方ないか。でもまぁ今日本でRaminを観ると先月のロンドンの記憶が薄らいでしまいそうな気がするので、ハズレならそれでもいいかなとも思ってます。当たったらもちろん嬉しいですけどね^^
ただ今回の来日情報を聞いて私が最初に思ったことは、彼がヴァルジャンをやるのはたった3ヶ月なのだから(しかも相手はHadleyジャベ)、Raminヴァルジャンを楽しみにしているファンのために、彼はロンドンにいてきちんとQueens Theatreで出演していてあげるべきなのじゃないかなぁと、正直おもいました。いくら怪人DVDの発売があるとはいえ、よりによってこの3ヶ月の間に来なくても…。日本人だけが嬉しい状況って、どうなんですかね。Ramin好きですし、こういうこと言いたくないですけど…。


Prologue - Work Song

Valjean's Soliloquy

Who am I

The Confrontation (Ramin Karimloo & Hadley Fraser)


One Day More


Bring Him Home



★おまけ①
こちらは舞台ではなくコンサートの録音ですが、音質がいいので。
Bring Him Homeです。
この曲の彼は、「The summers die ~」「You can take~」のような力強い声と「Bring him home~」のような優しい優しい声とのギャップが大大大好きです。ぐっとくる…。
上の動画↑はその辺割とさらりと歌ってしまっていますが、私が観た2回の舞台ではこちらの動画↓くらい力強く歌っていました。
また生で聴きたい~~~~泣


★おまけ② 
Hadleyジャヴェールです^^
このジャヴェールも禁断症状~…。ほんと好き、この人の声。Raminと違って安定感があるので、聴いていて落ち着く(Raminはあの安定感のなさが一種の魅力になっていると思います笑)。
しかしこれも、めっちゃ音質がいいですね。こちらは舞台録音だと思いますが、観客のお行儀がいい。もっとも私が行った時も、レミゼは皆さんとってもお行儀よく観ていらっしゃいました。ちゃんと会場がしぃんとしていましたもの(日本では当たり前ですが)。レミゼ2日目のBring Him Homeのときなど唾を呑み込むタイミングまで気になったほどです、静かすぎて。
それに比べるとファントム1日目は酷いなんてもんじゃなかった。前も後ろも最初から最後まで喋りっぱなし。後ろの若カップルにいたってはあまりにうるさいので、思わず振り返って注意してしまったほどですよ…。だって、普通の大きさの声でずっと喋ってるんですよ?貴方たち、ここに喋りに来たの?歌を聴きにきたの?どっち?って感じ…。私がScottにイマイチ感動できなかったのはそのせいもあったのかも…(だとしたら、ごめんScott!)。2日目はまだマシでしたが、それでもレミゼより遥かに私語が多かったです。どうもファントムの観客はミュージカルが好きというよりも「観光でロンドンに来た→有名なWEのミュージカルでも観てみるか→怪人なら映画でストーリーを知っているから(or単に有名だから)これでいいや→もともと興味が薄いから鑑賞態度が不真面目」という感じの人が多かった気がします。。。もちろんそうでない人も沢山いると思いますけど。前にも書いたミュージカルを観るためだけにシンガポールから20時間かけてやってきた隣に座った中国人の子とか。
あとファントムはレミゼより上演時間が短いので(ですよね?)、観光客が観やすいのかもしれないです。でも3年前に観たファントム(ramin&gina)のときはあんな客層がひどくなかった気がするんだけどなぁ…。感動で周りの音が耳に入ってなかっただけかしら。

 

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Priscilla, Queen of the Desert, the musical

2012-01-14 14:46:53 | ミュージカル

先日思わずこき下ろしてしまった2011年12月のプリシラ・ミュージカルですが。
すべては、2010年9月のキャストが私の好みすぎたせい。
そんな神プリシラの映像をYoutubeで見つけたのでご紹介↓。
Ben Richardsのミッチーです。Oliver(フェリシア)をイタズラっこの弟のように見守っている感じがすごくイイ。なのにお茶目で。彼は楽しくて仕方なさそうな笑顔をするので、観ているこっちまで楽しくなっちゃいました。
Oliverの可愛さも、Benと一緒だと数倍増し。
そんな二人に振り回されながらも、最後はちゃんとまとめているDon(バーナデット)。
もう二度とみられないのが非常に残念な、素晴らしいトリオでした。

Priscilla the Musical - Summer 2010


"Go West" - Priscilla, Queen of the Desert

このバーナデットはDonではなくアンダーの方ですね。

★劇場の写真
このPalace Theatreは、以前はLes Miserablesを上演していました。なので上の動画でプリシラ号がまわっているお盆は、例のレミゼのお盆なわけです笑。
またこの作品の面白いところは本編以外にも色々あり、たとえば劇場の案内放送が通常は「Ladies and Gentlemen,」であるところが「Ladies and .....Ladies,」と流れます(この“.....”がイイ)。
あとは演目が始まる前の舞台装置がオーストラリアの地図なんですが、ご丁寧に「YOU ARE HERE」とロンドンの位置がピンクの口紅で書かれてあります(笑)


Palace Theatre外観。まさにパレスですねー。
この建築の重厚さと、下品なシルバーのハイヒールの対比が最高です。
レミゼ上演の頃は、このハイヒールの位置に例のコゼットの絵がどーんとあって、あれもとてもいい感じでした。建築がいいと何でも素敵に見えるマジック。


内部


天井
劇場デフォルトのエンジェル像の気品と、ピンクのミラーボールの下品さの対比が(以下略)


開演前の舞台
左上に「←YOU ARE HERE」って書いてあるの、わかりますか?
ロンドン、地図外だし(笑)
このセンス大好きです。


劇場前の景色。
Charring Cross Rd.とShaftesbury Av.の交差している角地です。
このShaftesbury Av.をPiccadilly Circusの方へ200mほど行くと、現在のレミゼの劇場であるQueens Theatreがあります。
West End付近の雰囲気は非常に騒々しいですが、それでもロンドンは本当に建築が美しいので、観劇後もしばらく作品の世界に浸っていられるところが東京との大きな違いだと思うのです(オペラ座の怪人を観るときなど特に)。

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あけましておめでとうございます。

2012-01-14 00:17:00 | 日々いろいろ

ご挨拶が遅くなりましたが、みなさま、新年明けましておめでとうございます。
今年は12年に1度の私の年ですよ(辰!)。
なんかいいことがありそうですよね。と勝手に思っていたんですけど、初詣に行ったら本厄であることが判明・・・。そっか、干支と厄年って同じなんですよね・・・。

さて。
「今年こそ!」という希望は山ほどあれど、仕事や雑事に追われ、気づくとひと月たち、ふた月たち、そしてあっという間に年末が来てしまうのがここ数年のパターン。
今年こそはそうならないよう、ちゃんと決めたことは実行に移していきたいと思います。

そんな気持ちで、35の誕生日を迎えた昨年秋から、人生初のジムというものに通っているのですが(おそるべき贅肉の危機を感じ・・・)、そのジムにですね、岩盤浴があるのですよ。
23時までやっているので仕事後のリラックスにそれはもう最適なのですが、この岩盤浴に日常的に通い始めてはじめて直面したとある問題が・・・。
私、子供のころからヤ〇ハでピアノを習っていたせいで平均律の絶対音感というやつがあるのですが、ピアノをやめて十数年たってもこれがまったくなくなる気配がありません。
お仲間さんにはおわかりいただけると思いますが、これ、自分ではスイッチのようにオン・オフができず、音が耳に入ってくると同時に「ド」「シ」のように頭が勝手にカタカナに変換してしまう非常に厄介なものなんです。
絶対音感じゃなく相対音感が欲しかったと、これまでどれだけ思ったことか。
それでもこれまで日常生活に大きな差し障りはなく、耳コピができたりと人生で何回かだけ役立つこともあったのですが、今回思いがけずジムでこれに苦しめられているのですよ・・・。
想像してみてください。
照明を落としたお部屋で、40℃の岩盤の上に浴衣でべたーっと横になって、リラクゼーション・ミュージックが程よい音量で流れてくるんです。最高ですよね、本来なら。
しかし!
私の頭の中はカタカナでいっぱいなんですよ(泣)。まったく無心になれないんです。何かを考えているときはさほど気にならないんですが、無心になりかけると途端に頭がカタカナだらけになるんです。
リラクゼーションもへったくれもあったもんじゃありません。
クラシックコンサートなどでも同じような思いはするのですが、あれは一番の目的がリラックスではないので、まあ耐えられるのです(それでも結構な苦痛ですけど)。しかし岩盤浴は・・・。
せっかくのリラックスタイムなのに、なんだかとっても損した気分。。。
正直、音楽を流すのを止めてほしいんですけど、まさかそんなことを言えるわけもなし。。。
今ではだいぶ慣れてきましたけどね(カタカナで頭がいっぱいになりながらリラックスすることに・・・)。
ヤ〇ハって今でもあの手法(鍵盤を見せずに音を当てさせる)をやってるんですかね?やめさせた方がいいと思いますよ、この平均律絶対音感を子供に身につけさせるの。親が思っている以上に子供の人生は一生左右されます。音楽が好きな子供はとくに。本能で感じるべき音楽を左脳で聴かざるをえないようなあの感覚は、かなりのストレスです。
でもまぁ、こんなでも通い続けているせいか、確実に太りにくい体にはなりました!
30を過ぎたあたりから目に見えて代謝が落ちて、ちょっとつまんだお菓子が全部肉に代わる現象が起きていたんですが、ジム&岩盤浴に通い始めてから、そういうことが殆どなくなりました。
効果が出ると、続けるのが苦じゃなくなりますよね。

でもって最後に。
以下、元旦にたてた今年の目標です。
①心を解放すること
②人に敬意を払うこと
③人の話をきちんと聞くこと
以上、今年は“人付き合い”をきちんと頑張りたいと思います。
あとは、ずっとさぼっていた英語の勉強を本格的にやろうと思っています。今年は職場の外国人の数が一気に増えるので、仕事が苦痛にならない程度にはがんばります。これは頑張っておけば、今の職場をクビになったときでも役に立ちますからね。

なんて言っているうちに、1月も半分過ぎてしまいました。
ちゃんと計画をたてて、がんばらねば!

それでは皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

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