風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

札幌交響楽団 東京公演2024 @サントリーホール(1月31日)

2024-02-22 21:04:02 | クラシック音楽



マティアス・バーメルト(指揮)、イアン・ボストリッジ(テノール)、アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)

【ブリテン:セレナード~テノール、ホルンと弦楽のための】
これはもう、ボストリッジ&アレグリーニの素晴らしさに尽きる。。。
自然豊かな英国の田舎の風景と空気が見えるよう。。。
ホルンと人の声、たった二人だけであれだけの世界を作り出せちゃうんだねえ。。。
札幌交響楽団も、静かで涼しげで透明感のあるいい音してました。この曲にとてもよく合っていた

(20分間の休憩)

【ブルックナー:交響曲第6番】
冒頭から、その音にすっかり惹きつけられてしまった。
初めてハイティンク&ロンドン響でブルックナーを聴いて感動して以来いくつもブルックナーを聴いてきたけれど、こういう音のブルックナーを聴けたのはあの時以来で、とてもとても嬉しかった。。。
解放的で、自然で、素朴で、温かく、美しくて。
1楽章と4楽章のフィナーレも盛り上げ切ってくれて、素晴らしかった。
もう少し抑揚があってもいいかもとも思ったけど、そんなことは全く気にならないくらい好みな響きを聴かせてもらえて、心の底から嬉しく、感動しました。
そして4楽章!予習のときから思っていたけれど、私、この4楽章が大好きです。
6番って演奏機会が少ない曲とのことだけど、こんなに素晴らしい曲なのになぜだろう。2楽章だってあんなに美しいのに。
でも来年メナ&N響でも聴くことができるようなので、絶対に行きたいと思います!
こんな演奏を聴かせてくださったバーメルトさんに心からの感謝を。
最前列の席だったので、お顔もよく見えました
この3月で札響を去られるそうだけれど、またこの方のブルックナーを聴ける機会があるといいなあ。

会場を出たところでは、ホクレンから片栗粉と大豆ミートが配られていました。ありがたくいただきました


【1月定期演奏会・東京公演】マティアス・バーメルト メッセージ



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