風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

『家栽の人』 1

2006-02-02 00:18:52 | テレビ

「世の中の流れなんてのは、誰かのさじ加減でどうにでも変わるんだ。
だから俺達はそんなことに振り回されてちゃあいけないんだ。
子供たちを救ってやるにはどうしたらいいか、それだけを考えていればいいんだ」

(TVドラマ『家栽の人』より)

1993年にTBSで放映されたドラマです。
とても好きで、毎週かかさず観ていました。
私の好きなドラマベスト5に入ると思う。
強者が格好よく描かれている作品よりも、弱者に対して暖かい視線をそそいでいるような作品が、私は好きです。
大貫妙子さんの主題歌「春の手紙」も、良かったなぁ。
私は当時、えーと、15歳でした。
この頃観たドラマや音楽や本は、私のものの考え方に多かれ少なかれ影響を与えているなぁと改めて思う。

上の台詞は、最終回で柄本明さん演じるベテラン調査官が言った言葉。
あの頃は少年による殺人というだけでも、とても衝撃的なニュースでした。
それを思うと、この13年の間に、日本はなんて殺伐とした国になってしまったのだろう。

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