ぶっちゃけ前半を見てから特に後半を楽しみにしていたわけでもなかったのですが、前半を映画館で見てしまったので、後半もまぁ一応見に行こうかと思い行ってきました。
なんか、さらにチープになってた。。。
シキシマ長谷川博己の気持ち悪さは前半で慣れてしまったのか、今回ちょっとだけ大丈夫になってました。それよりもエレン三浦春馬のキモさ倍増。三浦春馬の演技のせいなのか、演出のせいなのか、、、なんかシキシマに詰め寄るところとかの動作もキモいし、いきなり「うわわわわわあああああ」とか奇声を上げるのもはぁ?って感じで。
前半でハンジ石原さとみは良かったって書きましたけど、これも演出が一本調子なせいか、ハンジ、ただの変な人。ハンジは確かに変態ですが、それだけではなくてもっとハンジの持ってる知識とかを生かす演出にしてほしかった。
アルミン本郷奏多とミカサ水原希子も準主役のはずが、影うっすー。ミカサなんてほとんどセリフないし。それでいて、サシャ桜庭みなみと2人で「あ」とか「ん」とかよく分からん音を発してコミュニケーションを取っていて意味不明。
シキシマが明かした巨人の真相ってのは、よくある設定ですけど、まぁいいとして。それでシキシマが蜂起を企てているのに、それに反対して必死になって壁を塞ぐエレンたち。意味不明。もうあそこまで巨人にやられているんですから、「死んでいい人間なんていないんだぁ」とか甘いこと言ってないで、体制をひっくり返すほうが良くないかい?でもシキシマが言うように昔々人間が兵器として巨人を作り出して、その後なぜか突如として巨人になる人々が出てきたって言ってたけど、それならなぜ壁の中の人々は誰も突如として巨人になる人がいないのかってのがよく分かりませんでした。
ソウダピエール瀧が死んだとき、エレンの兄がどうのこうのって意味ありげなこと言ってましたけど、結局何も分からないままでしたね。エレンの兄ってシキシマ?
シキシマが巨人になってエレンの巨人と戦いになったとき、え?これウルトラマン?って思いました。あのまま巨人同士で決着がついてしまったらどうしようかと思いましたが、それはちゃんとあとから巨人対人間になって良かったです。シキシマが最後「お前はお前の道をゆけ!」とか言って急にエレンの味方をしたのも意味不明でした。
シキシマが巨人にってさらっと書きましたけど、そのことも「知ってたのか?」と聞かれたミカサが「うん」と言っていてびっくりしました。は?うんって。うんってー。知っとったんかーい。なんじゃそりゃ。
ま、とにかく意味不明って何回も書いちゃう感じの作品です。
上映時間たった87分しかないんですよね。だからまだ見られたってのもあるかもしれませんが、もうちょっと頑張って作り込めよって思いました。