超ネタバレありです。
実は見始めて20分か30分くらいの間は、見に行ったことをちょっと後悔してたんですよねー。ミシェルファイファーの魔女とロバートデニーロの海賊につられてやって来たけど、もしかしてものすごーくつまらん映画を見に来てしまったんじゃないかぁ???ってね。
ところが、どっこいですよー。
ロバートデニーロ演じる海賊が現れたところから、一気に面白くなるのですよー。特にデニーロファンにはたまらないぃぃぃ。ワタクシ、かなり大昔からデニーロのファンでして、彼の映画はほっとんど見ていますが、この作品のデニーロには心底驚くとともに心底ハッピーになっちゃいましたよ。デニーロと言えば、そんなに映画に詳しくない人にとってはマフィアのドンか、警察官か、なにかしらクセのある小難しい役をやるちょっと怖い人っていうイメージがあると思うんですが、ちょっと彼のフィルモグラフィーを見てみれば、それだけじゃなくって案外いい人やコミカルな役も演じていることが分かります。
ワタクシはシリアスなデニーロも好きだけど、コミカルな彼はもっと好き。彼のシャイな笑顔が大好きなのでありますが、この海賊、彼の輝かしい経歴の中で、もしかしたら、ワタクシのもっともお気に入りの役になるかも。これだけ、色んな役を演じてきたデニーロでも、このキャプテンシェイクスピアほど楽しい役はないんじゃないかな?なんといっても泣く子も黙る残虐伝説を持つキャプテンシェイクスピア、実は実はオカマ趣味のじょそ子さん。そして、本当はとっても心優しい、若者が大好きでイギリスに憧れるおじさまなのでありますよ。脇役なのに、完全に映画全体を喰っちゃった。デニーロなら、「グッドシェパード」のときのように自分が目立たない脇役なんておてのもののはずなのに、本人も楽しすぎちゃったのかなぁ
でもこのキャプテンシェイクスピア、海賊としてもちゃんと剣の達人で、ナヨナヨ青年だったこの映画の主役トリスタンチャーリーコックスに剣を伝授したりもします。それでいて、船の操縦はめちゃくちゃ下手クソ。そんなキャプテンのことを船員たちはとても慕っています。(みんな実は本性を知っているんだけど、それをキャプテンには黙ってあげてるってとこも最高でした)
って、キャプテンシェイクスピアのことだけでいっぱい書いちゃいましたが、物語のほうも後半に向かうにつれ、どんどん面白くなってきます。
落ちた流れ星クレアデーンズの心臓(食べると不死を手に入れられる)を巡って、魔女(ミシェルファイファー:「ヘアスプレー」に引き続き悪役でしたね。彼女の美しさと醜さの対比がすごかった)と王子マークストロングを敵に回し、彼女を守るトリスタン。それに絡むトリスタンの出生の秘密と王位継承争い。単純だけど、ワタクシは結構好きだった。
絵に書いたようなファンタジーでありながら、随所に笑いもちりばめられていて、ちょっと不思議な気分になりました。そんなに大きな役じゃないのに、ルパートエベレットやジェイソンフレミング、マークウィリアムス(彼はポタリアンにしか分からないかもですが、ロンのパパがヤギ(!)の役で出ています)、特別出演でピーターオトールが出ているという面白さもあり、ナレーターもイアンマッケランが務めるというこの作品。主役の二人(クレアデーンズとチャーリーコックス)はちょっと地味だけど、脇役はとても光ってる「スターダスト」でした。
実は見始めて20分か30分くらいの間は、見に行ったことをちょっと後悔してたんですよねー。ミシェルファイファーの魔女とロバートデニーロの海賊につられてやって来たけど、もしかしてものすごーくつまらん映画を見に来てしまったんじゃないかぁ???ってね。
ところが、どっこいですよー。
ロバートデニーロ演じる海賊が現れたところから、一気に面白くなるのですよー。特にデニーロファンにはたまらないぃぃぃ。ワタクシ、かなり大昔からデニーロのファンでして、彼の映画はほっとんど見ていますが、この作品のデニーロには心底驚くとともに心底ハッピーになっちゃいましたよ。デニーロと言えば、そんなに映画に詳しくない人にとってはマフィアのドンか、警察官か、なにかしらクセのある小難しい役をやるちょっと怖い人っていうイメージがあると思うんですが、ちょっと彼のフィルモグラフィーを見てみれば、それだけじゃなくって案外いい人やコミカルな役も演じていることが分かります。
ワタクシはシリアスなデニーロも好きだけど、コミカルな彼はもっと好き。彼のシャイな笑顔が大好きなのでありますが、この海賊、彼の輝かしい経歴の中で、もしかしたら、ワタクシのもっともお気に入りの役になるかも。これだけ、色んな役を演じてきたデニーロでも、このキャプテンシェイクスピアほど楽しい役はないんじゃないかな?なんといっても泣く子も黙る残虐伝説を持つキャプテンシェイクスピア、実は実はオカマ趣味のじょそ子さん。そして、本当はとっても心優しい、若者が大好きでイギリスに憧れるおじさまなのでありますよ。脇役なのに、完全に映画全体を喰っちゃった。デニーロなら、「グッドシェパード」のときのように自分が目立たない脇役なんておてのもののはずなのに、本人も楽しすぎちゃったのかなぁ
でもこのキャプテンシェイクスピア、海賊としてもちゃんと剣の達人で、ナヨナヨ青年だったこの映画の主役トリスタンチャーリーコックスに剣を伝授したりもします。それでいて、船の操縦はめちゃくちゃ下手クソ。そんなキャプテンのことを船員たちはとても慕っています。(みんな実は本性を知っているんだけど、それをキャプテンには黙ってあげてるってとこも最高でした)
って、キャプテンシェイクスピアのことだけでいっぱい書いちゃいましたが、物語のほうも後半に向かうにつれ、どんどん面白くなってきます。
落ちた流れ星クレアデーンズの心臓(食べると不死を手に入れられる)を巡って、魔女(ミシェルファイファー:「ヘアスプレー」に引き続き悪役でしたね。彼女の美しさと醜さの対比がすごかった)と王子マークストロングを敵に回し、彼女を守るトリスタン。それに絡むトリスタンの出生の秘密と王位継承争い。単純だけど、ワタクシは結構好きだった。
絵に書いたようなファンタジーでありながら、随所に笑いもちりばめられていて、ちょっと不思議な気分になりました。そんなに大きな役じゃないのに、ルパートエベレットやジェイソンフレミング、マークウィリアムス(彼はポタリアンにしか分からないかもですが、ロンのパパがヤギ(!)の役で出ています)、特別出演でピーターオトールが出ているという面白さもあり、ナレーターもイアンマッケランが務めるというこの作品。主役の二人(クレアデーンズとチャーリーコックス)はちょっと地味だけど、脇役はとても光ってる「スターダスト」でした。