シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

リロアンドスティッチ

2005-06-02 | シネマ ら行
これも大好きなディズニーものですね。当時、日本に来る前にアメリカで相当話題になってるとニュースを聞いていたので、楽しみにしてました。

なぜ、この作品がアメリカで話題になったかというと、「ディズニーの主人公なのにとんでもない悪者だから」ということらしかった。

なるほどふたを開けてみると、このスティッチ、宇宙から来た悪の限りを尽くすために作られた生物だった。悪の限りと言ってもね…ディズニーの子供向け映画ですから知れてるんですけどね。

ワタクシの嬉しい驚きはリロのキャラクターでしたね。スティッチがかわいいであろうことは公開前から大方予想は出来てましたけど、リロに関しては「なんかずんぐりむっくりしててあんまりかわいい女の子じゃないなー」って思って見に行ったんですけど、それがどっこいめっちゃかわいいじゃああーりませんか!ふとっちょの人を写真に撮るのが好きでエルビスが好きで。近所の子供たちの中ではすっかり浮いてるリロ。でもリロにはケンカばかりだけど優しいお姉ちゃんとまったく言うことを聞かないペットのスティッチが。

リロんちが両親がいなくて福祉局の役人が来てリロを施設に入れようとするところなんて、日本のアニメでは考えられない社会背景が映し出されていたりしてなかなかに興味深い。しかし、そんなん子供たちに分かるんかのぉ???

ここで試されるのが家族の絆。Ohana means family. Family means nobody gets left behind.がキーワードです

後半はスティッチを捕まえに来た連中と戦ってメデタシ。

スティッチがエルビスの物まねをしたり、体でレコードプレイヤーの代わりをしたり、素直に笑っちゃう場面満載です。サーフィンも気持ち良さそうでハワイに行きたくなっちゃうよーーー!