地元での交流戦は今日が初戦となりましたが、交流戦グッズの販売や来場者特典がさりげなく姿を消しての地味なスタートとなりました。
そのグッズや特典を目当てに交流戦はコンプをしようと頑張っていたのが例年ですので、肩すかしと言えば肩すかしではあります。
球団としては割の合わないイベントを見送るのは当然なことではあるのですが寂しい気持ちがあるのも正直なところで、24試合から18試合への縮小や交流戦優勝の扱いを取り止めるなんて話がセントラルから出ていることからしても、9年目にして賞味期限が切れつつあるのかもしれません。
それでも今日はあるいは阪神よりも凄いかもしれない広島の応援に圧倒をされましたし、レフトスタンドはもちろんのこと二階席まで三塁側が赤色に染まっているところを見せつけられましたので、各球団の取り組み方によってはまだまだ新しい風が期待できるのではないかとも思いますので安易な決定をしないことを願います。
大嶺が粘り強いピッチングで3年ぶり3度目の完封勝利を飾り、チームの連敗を3でストップしました。
7安打3四球ですからよくぞ零封ができたと驚いていますし、もちろん広島の拙攻や味方の大量援護があってこそではあるのですが、139球の熱投には拍手喝采です。
初回にいきなりツーベースを浴びての一死三塁を凌いだ後も、四回、六回、七回のピンチも落ち着いて抑えたところなどは貫禄すら感じられました。
今日はストレートが今ひとつと判断をしたのかスライダー、フォーク、そしてカーブと変化球中心の組み立てでしたが、適当にばらけていたのがよかったのかもしれません。
前回に中継ぎで大炎上をしてしまったので心配をしていたのですが、やはり大嶺は先発で起用をするのがよいのでしょう。
鈴木や今江が頻繁に声をかけていましたし、チームとして戦っている実感があったのではないかと思います。
この大嶺を一回飛ばしたことをきっとベンチも悔やんでいるでしょうから、また唐川と組ませることでの相乗効果を期待したいです。
打線はサブローをDHで六番あたりに持ってくるのではないかと思いきや、井口をDHで細谷を抜擢する作戦が大成功でした。
初回に荻野貴に送らせる一方で二回は強攻策、そして三回は左腕に強い根元にバントともどかしさもあった序盤だっただけに、そのもやもやを切り裂いた荻野貴のスリーベースに畳みかけるような井口のツーラン、そして細谷のマルチヒットとベンチは大笑いでしょう。
井口は昨年も5月まで7本塁打と突っ走りましたので春井口の一環でしかない今月の6本塁打なのかもしれませんが、それでも春がまだ続いていることは喜ばしいです。
また3点差であれば中盤でしたのでまず1点の作戦だったのでしょうが4点差ともなると広島はランナーを出してもただ打つしかなくなりましたので、地味ではありますが四回の攻撃が試合の流れを決めたと考えれば細谷は隠れたヒーローだと思います。
五回の追加点は詰まった打球ながらも荻野貴でなければ本塁へ送球してのクロスプレーだったでしょうから、こちらも地味ながらもポイントは高かったです。
あれだけ糞詰まり気味だったものが地元に帰ってくれば伸び伸びとプレーをするのですから、やはり選手たちにとってのホームは格別なのでしょう。
明日は二回続けての中5日の西野が、杉内に続いてエース級の前田健に胸を借りる戦いとなります。
そうなればどうしても打線の援護が欲しいのですが、0点台の防御率を誇る前田健ですから厳しい試合になることは確実です。
それでも栗原だけではなく東出、梵までもがいない広島打線ですので今日にダメダメだったルイスが気にはなりますが、西野には普段どおりの平常心で臨んでもらいましょう。
巡り合わせなのか2008年からロッテ戦に投げ続けている前田健は初年度こそ5失点と炎上をしましたが、その後は5戦3勝で防御率は1.38です。
そのプレッシャーにどう立ち向かっていくのか、西野の次のステップを見届けたいと思います。
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ここまで差がつく展開になるとは思っていませんでした。
中村恭にとっては初体験のマウンドということもあっての
ノーコンだったのでしょう。
大嶺はよく粘りました。
このままローテに定着してくれることを願います。
交流戦で楽になるはずが、
序盤は中5日が続きますね。
スリーベースを打った後の荻野貴やホームランを打ち勝ち誇る今江…躍動し良い結果を出した後の子供のような笑顔こそ選手による最高のファンサービスだな、と改めて感じることができました。
球団側のファンサービスは、交流戦煽りポスター復活!…とは言え意識しないと見過ごしてしまう規模ですので流行りのユニホーム配布に乗っかって予算を使い切っちゃったのかな?という印象ですね。
良い雰囲気を作り出してくれたカープファンにはとにかく感謝します。私にも広島に乗り込む諸々のエネルギーがあればこの気持ちを形にできるのですが今年も難しそうです…
個人的に火曜の巨人戦以来の現地観戦は目にしていない3連敗を挟んでの圧勝、観戦日はまだまだ4試合ですが全勝とツキもあるかな、とか自分を奮起させつつ今日のマエケンとの戦いへと向かわせていただきます…
戦前から望んでいた大量点の援護と先発の完投で救援陣を休ませられればと思っていたのが、望外の完封ですから、言うこと無いです。
相手の拙攻ということもあったけど、大嶺の精神的な成長があったように思います。あれだけ、ランナーを出しながら要所要所では押さえてきたのですから。
この調子で連勝としたいですけど、マエケン相手ではどうなるのか分かりません。ただ、絶対はあり得ないので、大嶺並みの西野の粘りと打線の奮起に期待しましょう。
本屋に行けば、カープ応援に関する本を見かけます。また、セリーグのビジターを見ると赤一色になる。関東地方でこれだけ盛り上げているのだから地元の様子を見てみたい。ところで、交流戦グッズはないの?かつて浴用石鹸など貰ったことあるよ。
四球や死球をきっかけに自ら崩れてしまった時の様子が、今はまったく見られなくなりました。
ランナーを背負うとしきりに帽子を被り直すクセも、昨日は殆どありませんでした。
今朝の読売新聞のコメントで、小谷コーチから「1位指名は球団の勝手、お前が一人で背負う必要は無い」とあり、今年の大嶺のピッチングは回りの環境なんだと確信しました。
メンタルが克服出来れば、きっとあのストレートをまた見られると思います。
チバリよー!!
完封は嬉しいですけど、ただ僕としてはまだまだ投げてみないとわからないなというのが大嶺の印象です。
次の登板次第ではないでしょうかね。
打線が久々に序盤で大差が付けられた事が良かったですね。
あとは、大量得点後の翌日の試合で発揮できるか。
とはいえ、前田だからどんなものかな~。
野手陣は、連敗中からですがだいぶ「振れて」きましたか…この時期にこれ位仕上がってくると楽しみです。コチラも立花・堀コーチが上手く導いてくれているのでしょう。試合中にやる円陣も…普通の事なんですけどね。
昨年までは諦めていましたので。。。
大嶺は球が高く、正直調子が良いとは思えず、他チームが相手ならどうなっていたかわかりませんが、とにかく139球の完封ですから立派で、更に良いボールを追求して欲しいと思います。
今日が広島との本当の勝負で、接戦が予想されます。西野も、いつもの出来なら、今のカープ打線ならそうそ打たれないでしょう。
前田健攻略、センター返しでぜひ切り崩して欲しいと思います。
やっと4番打者が見つかり、
オギタカが三割バッターに復活、
江村はリードに冴えを見せ、
広島ファンが試合を盛り上げ、
井口が昨年より春が長く、鈴木は再び安定したプレーになり…。
とても三連敗していたチームとは思えない試合巧者ぶりでした。
斎藤コーチもやっと気が付いたのでしょうか?
大嶺を完投完封させましたが、これでいいんです。
あとは中6日のローテを回せば秋には面白い結果になると思います。