3 サブロー 外野手 32歳 年俸7000万円
【2008年成績】 105試合 346打数 43得点 100安打 打率.289 22二塁打 2三塁打 6本塁打 56打点 6盗塁 40四死球 70三振 得点圏打率.412
ロッテの4番は繋ぎのサブロー、このことが懐かしく思えるようなシーズンとなってしまいました。
北京五輪の代表から外されたことが象徴的な、そんな不完全燃焼の1年であったと思います。
ほぼ全ての項目で昨年から成績が劣化しており、怪我もありましたし、本人としても満足のいかなかったことでしょう。
広い守備範囲は健在ですし、4割を越える得点圏打率が表す勝負強さはさすがでしたが、若手の台頭もあってチーム内での立ち位置が微妙に変わってきたようにも思えます。
FA権の行使について積極的とも聞こえる発言をしているのも、このことと無関係ではないのかもしれません。
繋ぎと言われる割には三振が多いサブローですが、今季も同様に2割以上の三振率を残しました。
決め打ちに近いバッティングをするために三振が多いバッターではあるのですが、気になったのが外角に逃げていくボールに手を出してしまっていたことです。
見た目はズレータの空振りと似ていて、ボールに目がついていっていない、そう思えるようなスイングに見えました。
両人とも一昨年に目にかかるイベントがありましたが、レーシック手術と赤いコンタクトレンズでは関連性はありませんが、そのダメダメなスイングを見せつけられると、同じように動体視力の衰えが出てきたのではないかとの心配をしてしまいます。
もっともサブローがズレータと違うのは、その外角のボールを右方向に運ぶバッティングに切り替えることができたことで、このことが両人の明暗を分けました。
それにしても、外角のボールに対するサブローのスイングを見るにつけ、完全に不安を拭い去ることができていません。
それでも3割近い打率にチーム2位の打点を稼いでいるわけですから、やはりサブローはチームにはなくてはならない存在です。
プレーに華がありますし、一芸に秀でているわけではありませんが、プロ野球選手としての完成度は非常に高いと思います。
結果的に中途半端とも思える結果に終わったシーズンでしたが、衰える年齢でもありませんし、体調さえ万全ならまだまだいけるはずです。
とは言え、FA引き留めのために成績が下がっているのに年俸アップをするべきか、悩ましいところです。
FA宣言をすれば億の年俸を用意する球団もあるかもしれませんが、ロッテではそこまでを望むのは無理ですし、そうすべきだとも思いません。
今までの貢献に対して20%程度のアップ、それで移籍するのであれば仕方がない、縁がなかったと諦めることにします。
【オリオン村査定】 7000万円 → 8500万円 (△21%) ※2年1億7000万円
君はロッテにいてこそ良さが生かされる選手なのだから
ちなみに僕はサブロー選手の評価は高いです
まぁこれは前に書いた右の外野手の層が薄いと思っているのがありますがサブロー選手はロッテの外野手では肩を
含め守備が一番上手いと思っておりチャンスに強いですし
4番についてはもともとそのようなタイプではないと考え
僕が勝手にオーダーを考えるのなら6番か7番あたりで
ランナーが溜まった所を勝負強さを発揮していただくのが理想かなと考えますがいかがでしょう
しかし、打率は終盤に連れて上がっていき、4割の得点圏打率は流石でした。
しかし、オリオンさんが指摘された通り、ズレータのような三振が多かったのも気になりました。
状態が悪くなると外の球を見送れない&流せないんですよね。
まぁこれらを含めて75点というところでしょうか。
サブローはとてもバランスの良い選手で、守備も安定していますので絶対に残留してほしいと思います。
確かに若手の台頭で背中が寒くなって来てますが、まだまだ走攻守、全てでサブローの力は必要です。仮に流出ということになると、かなりの痛手となりますし、成績的には年俸アップは考えられませんが、選手の価値としてはもう少し出してもいいのではないかと思いますが…とにかく本人がやる気を出すような交渉をしてほしいと思います。
タイプ的には打撃に関しては好不調の波が大きく、年間通して調子を維持するのが難しいようなので、適度に休ませながら起用すれば、まだまだ好成績が残せる気がする選手です。
むしろ日本人野手最大限の強みと自分を活かす方法として最初から田口ソーのように守りを含めた肩、脚、そして小技と勝負強さで生きていく。
後に指導者として帰って来るとしてアメリカでの経験が投手では小宮山、野手ではサブローと活かしてくれたなら。
自分はサブローが目の前で敬遠された後に満塁弾やタイムリーを打ったあとのヒーローインタビューの
「なめられたらあかん」
って言葉が大好きです!!
それにしても大松の次に打点を稼いでいるのがサブローの56ってのはやはりロッテの悪いチームカラーを反映してるようで残念です。
来年はサト、今江などなどが一年間フルに活躍してくれてもっともっと打点を稼いでくれることを期待しましょう!
総合力で勝負するタイプのサブローが活きるのは、やはりロッテだと思います。
自分がそのチームに入ったときに、どういった存在になるのかを考えれば、サブロー本人も下手な判断はしないのではないか、そう思っています。
あるとすれば中日、日本ハムぐらい、ではないでしょうか。
サブローは暫く前までは2番打者として使うべきだと思っていました。
ここのところは早川や根元が出てきましたし、かと言って下位ではサブローの魅力が半減するようにも思います。
大松のもう一踏ん張りと、外国人選手の獲得状況にもよりますが、やはり4番としての起用が現時点では妥当なのではないかと、そう思っています。
>王技虎【鴎】さん
最近はソフトバンク秋山ネタが多いのですが、ある意味サブローが実質的な秋山二世なのだと思います。
パンチ力など全体的なパワーは劣りますが、走好守のバランスがとれた外野手は12球団を見回してもそうはいません。
それだけの選手を、しかもファン受けのいい人気選手に移籍されるのは痛手が大きいです。
釣り合わない額での引き留めは不要ですが、誠意のある引き留めをして欲しいと思います。
>富山マリンさん
酷い時期もありながら3割近くまでまとめてくるわけですから、それだけの力は充分にあるということですよね。
それがシーズンを通して発揮できないのがもどかしいですが、残留してくれれば間違いなくライトのポジションを任せられるはずです。
サブロー、大松、早川と外野のレギュラーは来季もこの3人で埋めて欲しいですし、角中ら若手の壁としてまだまだ頑張ってもらいたいと思います。
>miyorinさん
私はサブローのような選手が一番メジャーでは成功しづらいと思っています。
松井などの一芸に秀でた選手がメジャーに行くべきで、よほど日本人選手を観光の目玉にする球団でなければ手を出すところはないと思います。
田口や新庄など、サブローに近いタイプの選手が結果を残した例もありますが、体全体の力強さがサブローには欠けています。
体力的についていけず、プレーでもキレでの勝負は評価されず、そういった結果に終わるのではないかと考えます。
>takaさん
確かに前の打者が敬遠されるケースで結果を出す気合いは買いたいです。
そういった気力を前面に出す選手が少ないだけに、サブローもそういうタイプではないものの、チーム内では引っ張っていく立場にいることは間違いありません。
割と西岡に対してもモノを言う怖い先輩のようですし、いろいろな意味でサブローを失うことは痛手が大きいと思います。
>doushitakoushitaさん
里崎はポジションの特異性、西岡は若さ、小林宏や清水は連続2桁勝利がありますし、小野は地味に規定投球回数に達して3点前後の防御率、成瀬は17勝のビッグイベント、堀は20年以上の実績がありますから、比較しても仕方がないと思います。
今年も規定打席に達していれば億もありだったと思いますが、あと一歩足りない年が多いので、やはり億はどうだろうという気がします。
あるとすれば他球団が手を挙げて、球団がどうしてもと引き留めた時だけではないかと、そう考えています。