死んだふりをしているうちに本当に死んでしまう、そんな札幌での惨劇でした。
久々に先発の二木は札幌盛りを考慮すればストレートは140キロ前後、そこそこ内も突いていましたし、今季のピッチングからすればあんなものでしょう。
四球から崩れるのは好調時の粘り腰からすれば物足りなくもあり、二死からの連続四球などは論外でもあり、それでも満塁でのスリーボールで踏ん張ったのは成長の証と言えなくもなく、四回の失点は一昨日と同じく前進守備を指示したベンチの失態ですので二木ばかりを責められません。
ベンチのその考えも得点力不足からくる焦りでしょうから一概に否定もできませんが、1点を惜しんで、の典型的なパターンでもあります。
貧すれば鈍する、厳しいことを言うようですが放っておいても楽天は勝手に負けてくれますので落ち着けと、ベンチにも、そして自分にも言い聞かせるのみです。
打線はもう何と言いますか、ただでさえ貧弱なところに角中が肝心なところでタコですとどうにもなりません。
評価をしていなかったので未練はありませんが地元出身の加藤にまたしてもひねられての6回1安打零封、吉川が勝手に乱れて押し出しをもらったのが精一杯ではキセルにもならず、同じ負けるなら最後は福浦で負けたかったとは納得感の問題ではあるものの、前日に続いて締まらない終わり方ではあります。
もっともその前日、また今日にスタメンから外れた井口の、代打でのスイングを見ればむべなるかな、松本球団本部長補佐兼編成部長が今ごろは中南米にいることを願いましょう。
また四番の井上は外寄り高めのストレートを強振しているようではダメ、おそらくは気負ってのことでしょうがそこを流してこその井上、こちらも落ち着け、落ち着けです。
さすがに明日は降雨中止でしょうから水入りで気分転換、しかし中止になれば穴埋めは来月3日以降ですからタイトルを争う石川には追い風のようにも思えながらもCSの日程を考えれば痛し痒し、涌井再びはできれば避けたいですし、どうあれ明後日以降は余程のことがなければ強行でしょう、サブローの引退試合が晴れそうなのが心の支えです。
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◆9月19日(月) 日本ハム−千葉ロッテ24回戦(日本ハム14勝9敗1分、14時、札幌ドーム、36,823人)
▽勝 加藤 29試合6勝3敗
▽S 谷元 54試合3勝2敗1S
▽敗 二木 21試合7勝8敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、藤岡、松永、田中靖—田村
日本ハム 加藤、バース、宮西、吉川、谷元—大野
日本ハム主力のデータをばっちり分析。
CSで丸裸にしてくれることを祈るのみです。
3連敗のままタダでは終わらない。
餌を撒いたと言いますか、
次なる勝利への布石にしてもらわんと。
それにしてもタイトルがかかる石川が投げる時だけ頑張ればいい、という戦いぶりが露骨すぎ?
残り9試合。ぼちぼち仕上げにかかるはずなので、6勝3敗程度の勝ちグセをつけたいですね。
ロッテだから大怪我せずに済んだけれど、ハムもSB戦ではノーコン吉川を使わないでしょうね。普通に宮西かバースあたり使えばいいのに、これも謎采配です。
二木は関谷とともにローテで回ってくれましたが、先発コマ不足のロッテだから消去法で起用されたのは防御率的にも明白、ストレートをもっと磨かないと来季は厳しいでしょう。高梨、加藤とも千葉出身、隣の芝生に見えますが、ロッテが獲ってたらロッテな投手止まりだったかも。仰るとおり死んだふりも長すぎると本当に死んでしまうかも、使える選手は慣らしていかないとぶっつけCSになってしまうのでは。せめて25日だけは無様な試合にならないように、必死な姿勢を見せてくれ!
二木は、これからだ。良い経験させて貰ってる。岸みたいになれそうだけどなあ。対パで粘り強く投げましょう。
チームもですけど、優勝争うチームと対戦して、何を得ているかですね。なんとなくこなしてたらいかんよ。
その加藤に6回まで1安打、終わってみれば5人の投手に3安打のみでは勝てません。
伊東は、清田より中村を最優先に選びスタメンでサード、結果は最後に事故りの打点1。
これで次も7番サードで使うだろうが、三木と大嶺(小)は厳しい立場です。
先発二木は追い込んでからの四球や安打で制球難もあり、気迫不足も今後の課題でしょう。
8回、チャンスで代打井口が犠飛も打てなく三振で溜息、続く岡田が沈黙。
9回、満塁の大チャンスで田村に代打先生を使って勝負できない采配は大疑問だ。
アジャがアップアップ投手から決められないのは、4番の重圧でなくやはり普通のアジャで、さすが稲葉の解説が正解でした。現地のみなさん、死んだふり作戦の3連敗で大変お疲れ様でした。
相手は攻撃的な理想の1・2番で、こちらとは対照的で、打撃および投手力、采配すべて相手が上と特に強く感じた試合でした。
ご安心下さい。今日は雨で中止になるので負けはありません。
デスパイネは来年は我がドケチ球団からいなくなるのでしょうし、
その予行練習と思うしかないですね。
和製大砲は高いので、また前進守備でアウトにできてしまうバッターを獲得するのかな、と予測できてしまいます。
一度でいいから、その年の目玉と言われるバッターを獲得して欲しいのですが。
隠し玉は 唐川、チェン、加藤、おまけで大嶺、デウン、高濱。西野・大谷は間に合わないでしょう。益田投げてましたっけ?
いずれにせよ。点取れそうもない。
ベンチ、選手、球団とにかく、落ち着きましょう!
ベテランの割には簡単に速球で打ち取られてしまうケースが多すぎます。
もはや相手投手に与えるプレッシャーはこの二人にはないと思います。簡単にくみすることができると思われているでしょう。
30代半ばのいい野手がいない(大松?)のが苦しいですね。西武の渡辺直人が適任です。あいつを取れんかったんかなぁ。ナバーロに1,5億やるよりずっと安価でいいですよ。
昨日見ていてうちの選手は小粒で少年隊ですわ。日ハムはプロという感じがしますね。選手が大きくて雰囲気を持ってますもん。こりゃあと10年かかりそうですな。オリックスに合併させてもらいましょう。
松本編成部長は歌舞伎町あたりの居酒屋で酒飲んで遊んでたりして。