Marines Watch Party は第五弾、伊東ロッテに突入しました。
これまた終盤の逆転劇、は裏を返せば序盤のリードを先発、中継ぎが守り切れなかったわけでもあるのですが、序盤に怪獣にやられたヒーローが最後にひっくり返すかのような、勝つことが分かっているだけに盛り上がるために小さくかがむ展開というのも悪くはなく、どうせ暇ですのでこれでもかの4時間近い中継もさして気にはなりません。
たかが三年前でしかないのにペーニャだ、肘井だ、大嶺翔だ、なんて楽しみもあり、また下位を打つ鈴木のレールはもうこのころから敷かれていたのかと思ったりもします。
この試合のちょっと前に一軍昇格の肘井はラッキーなシーズン初安打で得点に絡み、その後にキャリアハイの5安打を積み重ねながらも翌年は井口監督の構想から外れたのか出番が無いままに戦力外となったのはそのガッツとパワーを買っていただけに今でも残念でならないのですが、左打者が多いチーム事情からすれば潮時だったのかもしれません。
4打点の福浦も伊東ロッテの前半は結果を残していただけにそのときにもう少しチャンスがあれば2000本安打に早く達していたのにと、それもまた歴史の一コマではあります。
そしてプロ初登板、初先発、初勝利とロッテ御用達のルーキー山本を攻略しながらも土を付けられなかったのもロッテらしく、田中や岸の系譜に連なりそうで嫌な感じです。
それにしても両チームの顔ぶれを見ればほとんど変わらないロッテと別のチームかよと突っ込みたくもなるオリックスの違いが今季にどんな白黒になるのか、結果が早く知りたい!
逆に田村は、2軍のあのままの成績では首も切られていたかもですから伊東監督に恩義があるので中日戦では・・・・。とにかく青松を始め、2軍のいろんな選手を登場させて(チャンスを与えて)くれた伊東監督には感謝です。ただ、もう少し辛抱がひつようだったかなぁ、と。これはテレビでも監督自身が言ってましたが。でもコーチ陣が投手を除いて、育てようとするくらいしっかり選手を見守っていたのか、と問いたいです。
当然戻って来るはずの四番で主砲デスパイネは帰って来ない、ペーニャも何処に行ったやら、大砲が欲しいのに走り打ちのサントスを連れてくるは、そりゃ頭に来て来年解雇が決まっている外人を最後まで使い、暗にフロント批判をする気持ちは分かりました、もうその頃フロントは、井口監督に舵を切り初め出していたんでしょう。
消化試合と化していた終盤には4連勝など、状態も比較的よかったと思っています。もちろん、焼け石に水、どさくさではあるのですが。
当時のオリオン村のブログを読み返させてもらいましたが、チームの末期感を今一度思い出しました。
昨年のような、もう少し期待のある戦力で伊東前監督が采配を振るっていたら、違った結果となっていたでしょうし。
退任後の18年1月に立川競輪場で伊東前監督のトークショーが行われました。ロッテのグッズを着用していた方が数人いましたが、当時の肩書が「侍ジャパン強化副本部長」ということもあったのか、積もるところがあったのか、ロッテの話は一切出ませんでした。裏話を聞けず残念でした。
長コメ、失礼しました。
ロッテに白星を献上するという選択肢は(笑)
他球団ながらも下位指名の選手がこうやってチームを代表する顔の一人になるってのは、なんかちょっと嬉しかったりもします。
田村も上げ下げされながらも伊東監督でなければ今の地位を築けたかどうか、本人はどう考えているのかな~
里崎の件もあり、ちょっと腹黒いところもありますし、でもそれは捕手としては美徳かしら。
>頑張れ福浦さん
後半はどこか気持ちが切れてしまったようなところはありましたが、球団からのバックアップが弱い中で上手くやりくりしてくれた伊東監督だったと思います。
仰せのように今のバックアップがある中での伊東采配を見てみたかったかな、こういうのも巡り合わせなのか。
あるいは球団からそれを引き出すのも手腕の一つ、との考え方もあり、典型的なのは星野監督でしたね。
そういう意味では受け、と言いますか待ち、と言いますか、そういうタイプの指導者だったのかもしれません。
>エバンさん
黒い血が流れている、とまで言ってくれた伊東監督だけに、人材として手放してしまったのは惜しかったです。
球界の人脈はほとんど無い、とも言われていますので難しい選択ではありましたが、編成部に組み込んで欲しかった・・・
本人にはその気は無く現場主義っぽいのは今のポジションからすれば分かりますが、ロッテ時代を口にしないぐらいにイヤな終わり方だったのであれば残念です。