オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

茶谷を獲得

2019-01-24 03:21:19 | 千葉ロッテ

すっかりとハシゴを外したと思っていた茶谷の獲得が発表となりました。
ニッカンがそれを報じたのは11月下旬のことですのでそこから約二ヶ月、球団としては枠を横にらみにしてのものだったのでしょうが茶谷はかなり不安だったでしょう。
高卒三年目の右打者で長打力が魅力な選手ですのでドラフトの穴を埋めた形にもなりウエルカム、そしてロッテの井口王朝化が進んでいることを裏付ける獲得でもあります。

何の冗談だよ!

しかしこうなってみれば支配下から育成枠への切り替えを打診して断られたソフトバンクからすれば、ロッテとの育成枠での契約にこう叫びたくもなるのではないかと思います。
昨年の報道では支配下での獲得ともされていましたから当初はその予定が、おそらくは外国人選手を多く獲ったことで枠が足りなくなり育成枠での契約になったのでしょう。
茶谷からすればハシゴから落下をするよりはマシでしょうが話が違う、となっても当然のことで、それでここまで時間がかかったのかもしれません。
年齢や入団の経緯により多少の差異があるにしてもロッテの育成枠選手の年俸は最低ラインの240万前後ですから、今季に520万だった茶谷の年俸がどうなるのか、多少のダウンがあるにしてももし300~400万であればこの推測の裏付けになるような、もしそうであっても茶谷からすれば誤算に悔いているような気がします。
井口監督と自主トレで一緒だったことでのツテでしょうから目をかけてもらえるアドバンテージはあり、選手層からしてロッテの方がチャンスがあるのも間違いないでしょう。
しかし一方でソフトバンクは練習施設の充実とユニフォームを脱いだときの手厚いフォローがありますので、ロッテから支配下の言質を取ってからソフトバンクを断るのが正解、かと言って無限に考える時間があるわけではなく締め切り期限があったことからの「信じて」の決断が最悪の結果にならなかったのにホッとしました。
茶谷にはライバルになるであろう松田を蹴散らすのが当面の目標で、達川コーチから「茶ゴジラ」と命名をされたパワフルなバッティングを武器に頑張ってもらいたいです。
そしてこれで70人を埋めるわけにはいきませんのでバティスタなどもう一人の外国人選手の獲得は大嶺を育成枠に切り替えない限りは無いでしょうから、来季の布陣が確定です。



一日一クリック応援をお願いします

コメント (9)    この記事についてブログを書く
« 2018年通信簿 69 肘井竜蔵 | トップ | 福浦が今年限りでの引退を表明 »

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まだ終わってないのでは? (岐阜マリン)
2019-01-24 06:00:19
茶谷の獲得により、右打者での長距離砲候補がレアード、バルガス(スイッチなので右打者としてもカウント)山口、松田、茶谷。昨年に比べると一気にシーズン20本以上打てる可能性がある右打者が増えたことは個人的には朗報だと思っています。今まで期待できる野手は左ばかりだったので、香月、平沢、安田、藤原含めて一気に楽しみな野手が増えて来たこと、大きな課題であった野手不足且つ、長距離砲不足に対して大きな改革を感じています。

私が感じる中ではまだ補強含めたチーム体制は確定しておらず、もう一つ二つあるのでは、と思っております。

茶谷が加わり育成選手4名。森と和田に関しては昨シーズン2軍の試合にも出場してる実績が少ないので先ずは、1年間2軍の試合に出て経験と結果を残してから来年以降の支配下登録でもと思いますが、鎌田と茶谷は7月迄には支配下登録に昇格する可能性は十分にあると思います。

そう考えると現在69名、残り1名しかない支配下枠を空ける動きもあるのでは、と思います。大嶺の育成枠への変更ですが、私の認識ではシーズン終了後に一旦自由契約とし、育成として再契約なら育成枠への変更も可能だと認識してます。大嶺は自由契約になっておらず、既に支配下枠で契約更新をしている為不可能なのではと思います。

可能性が高いのは無償か金銭トレード、投手は高野、阿部、関谷。野手は高濱、細谷、三木辺りが候補となり、2対1などの複数トレードもあるのではと思っております。

後2名ほど枠が空けば67名となり、シーズン中の外国人補強と育成枠(鎌田、茶谷)からの昇格がイメージできます。まだまだ動きはありそう、そう期待したいですね。
返信する
Unknown (エカルド)
2019-01-24 07:14:43
ホークスからは事実上のクビを突きつけられたわけですから残るのは得策じゃないでしょう
同じ育成契約でも他球団でやり直すのが賢明じゃないですかね
今年1年は松田三家あたりと力比べをして、よほど駄目でなければオフに支配下登録でしょう
返信する
ロッテの冬はまだ終わらなーい (ノア)
2019-01-24 07:46:27
はい、日本文理の実況のパクリです笑
それはさておきまだ外野の外国人を獲得の予定ということらしいので、まだ金銭トレードか2対1トレードがあるのではないかと思っていて、
なんとなく関谷、三木辺りが候補に上がりそうな気もします。流石に70人で開幕スタートはあり得ないと思うので…
返信する
Unknown (レコバ)
2019-01-24 13:16:29
仲良しこよしの井口王朝、成功すれば良いですが失敗したときの負の遺産が数年に渡って響きそうです。
返信する
どうかなあ (オブ)
2019-01-24 13:23:28
ソフトバンクの戦力外の選手を昨年から獲得しますが、「ソフトバンクを戦力外になった」というのはある意味、信憑性がある答えなのかなと思っています。向こうは高い意識のもとシビアに判断したのでしょうから若いですが正直、伸びしろには疑問符です。
報道が二転三転しましたが、客観的に見て長い目で考えると、どちらも扉は狭いですが、ロッテにたとえ支配下で来るよりもソフトバンクの育成のほうがまだ選手としての伸びしろや正当な評価のもとに機会が得られると思うんですがね。あとは根拠ない支配下登録は勘弁です。井口監督ならしそうで。
返信する
Unknown (モッギーナ)
2019-01-24 19:54:25
ソフトバンクの若手の中で注目していた選手なのでウェルカムです。補強ポイントにもドンピシャで球団には素晴らしいと言いたいです。
初めからロッテの育成でという話ならソフトバンクに残っていたのかはわかりません。少なくとも支配化を確約していたのに育成ということはないとは思いますが。もしかしたら年俸の維持とか来年の支配下の確約とかがあるのかもしれません。それくらいはしていい選手だと個人的には思います。
返信する
最悪の事態はなくなったが (幕張とんこつラーメン)
2019-01-24 22:49:38
例年どおりであればすんなりと入っていたのでないでしょうか。

丸獲得に手をあげてからのまともな補強路線。
となれば、茶谷の支配は難しいかなと思います。

一芸があれば、ソフトバンクよりも昇格もありチャンスはあります。

頑張ってもらいたいです。
返信する
ソフトバンク! (うみうみ)
2019-01-25 02:01:16
しかし、元ソフトバンクの選手だらけ、自分は期待はしてないソフトバンクでも力があれば、支配下はおろか1軍でしょう、ロッテなら野手は手薄ですからチャンスはありますが、既存の2軍選手よりは力はありそうかなと、支配下あと1人は外国人野手でお願いします。
返信する
お返事 (オリオン)
2019-01-25 03:19:41
>岐阜マリンさん
育成枠への切り替えについてのルールは、よく分かっていません。
中日で問題になったときには道義的な意味合いでNPBが却下したものの、ルール違反だからとの指摘ではなかったような。
その後にルールは変わったんでしたっけ、まあルール的に認められても面倒なことはしないロッテですし「大嶺」ですのでできたとしてもやらないでしょうね。
いくつか出されたトレード候補はそのメンバーであればこちらが多い複数トレードってのは難しそうですし、いくら控えをさほどに必要としない井口野球でも三木を出すってのは無いかな・・・無償や金銭による放出もいかにも枠を空けるためってなるとどうなんでしょう、細川とか李杜軒を残してのものとなるとファンの反発も半端ないかと。
いずれにしても無計画の極み、って感じですなぁ、うん、ロッテらしい。

>エカルドさん
それでもロッテとの契約も育成枠で、と分かっていたら、ソフトバンクに残ったんじゃないかな~
関東に戻りたい、ってのがあったのかもしれませんが。
1枠をかけて鎌田との争いじゃないですかね、7月末までに70人を埋めるように思います。

>ノアさん
もう春季キャンプまで一週間ですし、これからバタバタ獲りますかね。
それはトレードも同じで複数の大型となると相手もある話ですし、このタイミングでは厳しいような。
このままの布陣で1枠を鎌田、森、茶谷、和田がイス取りゲームが濃厚に思えます。

>レコバさん
伸びていなければならない中間層が実戦不足で、なんてことがありそう。
一年目だったから、二年目になると違うよ、なんて采配を見せてくれるのを願うしかないですね。
ファンのため、一部を除いた選手のため、そしてチームのためにも。

>オブさん
茶谷の同期同い年も軒並み育成枠契約となっていますし、三年程度で二軍の主力になれなければって方針でもあるのかしら。
そこから這い上がってくる選手の絶対数は少ないにしても、じゃあロッテの選手と比較したらどうってのはありますしね。
まあ大隣とか李杜軒は異質な存在でしたので、茶谷はちょっと違うところを見せてもらいたく。

>モッギーナさん
ほー、そういう選手ですか、楽しみですね。
もちろん確約をしていれば年内に決まっていたでしょうから、それっぽくほのめかすと言いますか、まずそうなるみたいな話をしていたんじゃないですかね。
そうでないとここまで引っ張った理由が分かりませんし。

>幕張とんこつラーメンさん
ですね、これで育成枠でも契約無し、もしくは茶谷が話が違うと拒否していれば、茶谷も不幸、ロッテは非難を浴びるところでした。
そういう意味では一年でクビにはできないかなぁ、いまひとつ伸びなくても。
一芸が欲しいですね、一芸。
やっぱパワーかな、おいおい、ソフトバンクをクビになった選手が浦和じゃ四番かよ、なんてのを期待したいです。

>うみうみさん
井口監督はダイエー、なのに、変な話ではあります。
戦力外ではなく育成枠でキープしようとしたことからして、これまでの選手に比べれば期待できるかな~
外国人野手はもう一人は欲しいですが、それで育成枠選手のモチベーションを奪うのであれば諦めのスタンス、てか、やっぱ枠の管理が無計画に思えます。
返信する