粘り強く逆転勝ちをするのも気持ちがいいですが、先制逃げ切りができればそれに越したことはありません。
逆転のロッテとマスコミが持ち上げてくれる中で今日は珍しくも先制逃げ切りで、交流戦の勝敗を4勝4敗1分のタイに戻しました。
首位のオリックス、楽天との差は1.5ですからまだまだ優勝は狙えますし、そのためにも明日の取りこぼしをしないよう大嶺には奮投を、打線は三嶋にプロの厳しさをお願いします。
江村がプロ初タイムリーとなる走者一掃のツーベースで3打点、見事にヒーローとなりました。
簡単にプロ初ヒットを記録した後はバッティングに苦しんできましたが4月までの.154に比べて今月は.206と打率を上げてきましたので、徐々に数字は上がっていくと思います。
高卒3年目でプロ初出場となったシーズンですから捕手というポジションからしても今季は2割も打ってくれればOKだと考えていますから、まずは順調な滑り出しです。
自慢の肩でアピールができずに盗塁を刺したところを見たことがないですし、またリードでも今日の成瀬との息が今ひとつだったように課題も少なくはないのですが、里崎が消息不明となった今に金澤を抹消して捕手二人体制としたベンチは江村を育てていく手応えを感じたのでしょうから、江村にとってこれ以上のチャンスはありません。
里崎が戻ってきてもベンチがスタメンに悩むぐらいに、第二捕手どころかレギュラー捕手に手がかかるぐらいの活躍を期待します。
先発の成瀬は6回を104球での4安打4失点ですから、調子としては今ひとつだったのでしょう。
四回まではノーヒットでしたが得点差に油断をしたわけでもないでしょうが、警戒をすべきブランコに一発を浴びてからは四死球が絡んでの失点とエースとしては物足りないピッチングで、本人はまずまずの調子だったとのことでしたが今日は打線に助けられました。
今季は少ないなと思っていた被弾も気がつけばリーグトップの8発目を食らい、当たり前の話ではありますが被弾の多い月は負けが込みますので、チーム成績と同じく今月に7被弾の成瀬が勝ち越しをしているのですからまだまだ流れを掴んでいるものと思われます。
その流れを手放さないよう、次の登板では貫禄のピッチングをお願いします。
そんな成瀬でしたが順番どおりでいけば次は中6日で巨人戦でしょうから、完投はともかくとしても七回までは投げさせるべきでした。
代打での交代ではなかったので、気が進みませんがあるいは阿部を飛ばしての中5日を考えているのかもしれません。
成瀬の後は中郷、ロサ、益田でしたが、またしても5点差での益田にはげんなり気味です。
ここ一週間では3試合目の登板ですし日程が飛び飛びですので調整登板の意味合いでの起用なのかもしれませんし、7球での三者凡退ですから益田にとっての気持ちの整理のつく登板になったのは喜ばしいのですが、しかしそれも結果的にそうであったに過ぎません。
またここまで服部が使われないとなると抹消をするほどでもないが投げさせたくはないという事情でもあるのか、松永も体調が今ひとつのようですし、先日に見たときにはとても復調をしたとは思えなかった藤岡を中継ぎとして一軍に戻したのはそのあたりを考えてのことなのかもしれません。
打線は今江の先制ツーランで主導権を握り、横浜スタジアムならではの荻野貴のアーチに鈴木の押し出し、そして江村のタイムリーと好調ぶりを見せつけました。
すっかりと四番が板に付いた今江は今月は.360の4本塁打で、.329の8本塁打の井口とともに月間MVPの有力候補でしょう。
復帰の角中もヒットを放ち、また盗塁を試みましたので本人の言うとおりに故障は完全に癒えたようですので一安心です。
注目をしていたセンターには清田が入って荻野貴がレフトというのはしっくりとこないのですが、現状では荻野貴>伊志嶺とベンチが考えていることがハッキリとしました。
その判断が変わらないうちに荻野貴にはしっかりと足場を固めるべく、最大の魅力である盗塁を狙いまくって欲しいです。
とにかく明日も負けられませんので、大嶺に打線の大量援護を期待します。
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ベンチとしては、我々の思う以上に、荻野への期待はバッティング>足なのかもしれませんね。あるいは、それだけ怪我に慎重になっているということなのか。いずれにせよ、今までと違う2番像を目指してるようで、興味深いです。
成瀬はねぇ、もったいなかった。あの回までは、ノーノーですよ。
目の前で大量点入ったんだから、三振で良かったし、打ちにいくならきちんと走って欲しかったかな。
まぁあれで済んで良かったです。
ちなみに、横浜戦ですが、TBSのBSチャンネルであるニュースバードというチャンネルでやってましたよ。解説は大魔神でした。
少なくとも千葉市エリアでCATVに加入してる方なら見れると思います。
まあ、相手が左ですから、伊志嶺か荻野貴司を使うのだろうと思っていたのは当たりましたが。
守備位置がセンター清田、ライト荻野、打順が二番角中、六番荻野ですからねぇ。
伊志嶺と荻野だと荻野を評価していると言うことだろうし、六番においたと言うことは、角中以上に打撃(特にパンチ力)を現時点では買っているのでしょう。
また、捕手として本格的に江村を育てる気でしょう。
まあ、課題が多いのは仕方ないでしょうけど、打撃は現状捕手の中では評価が高いのでしょうね。
大量リードで最後はロサの跨ぎかと思っていたんですけどね。
それよりも、成瀬が被弾が増えたのが心配ですし、どうせなら、7~8回までは投げて欲しかったですけどね。
ちなみに、うちはニコ動でみました(笑)
大味な印象になってしまいました。
よほどのチャンスでない限り、振らないほうがいいですね。
今江がすっかり四番打者らしくなってきました。
清田と荻貴の守備位置は入れ替えたほうがしっくりすると思うのは、ファンだけなのでしょうか。
前日にレフトでやらかして、翌日にポジションを変えるのは印象が悪いからか、反対に挽回させようという意味からか。
いずれにしてもセンターは岡田が一番ですが。
この試合、勝敗を抜きにして個人的に最大の見せ場は8回裏のブランコvsロサ・江村・岡田で、最後のボール、バッテリーは思い切って内角を選択し、ブランコも詰まりながら塀際まで飛ばし、そして岡田が面目躍如のスーパーキャッチ、特に岡田、あのボールは日本で岡田しか捕れないのではないかと思うほどのプレーで、久々にシビれました。
益田の登板は賛否あるかと思いますが、間隔も空いていますし、実戦で投げながら修正していくタイプかな、ということで、「賛」としました(笑)
一方ロッテも、まだまだ春爛漫の井口は駄目押しタイムリー含む猛打賞、今江は先制2ランに駄目押しタイムリーですから、打線の核が活躍しましたね。
今日の試合も大嶺に援護点お願いしますよ。
それと岡田のファインプレーお見事でした!
江村は現状まだまだだけど、本人も自覚しているし、課題に取り組む姿勢が素晴らしいと伊東監督もお気に入りらしいです。
見ていて一生懸命さが伝わってくるので、このまま頑張って欲しいです。
バッティングは今はまあ目をつむりましょう。
ランナーためてブランコだけは避けたいので、結局
ロサ益田の継投やむなしでしょうか。
ここまでの事を考えてしまうだけのブランコの存在感で、今江はよくやっていると思いますが、長打のある4番が羨ましくなります。
成瀬の被弾はあきらめますが、中軸以外に四死球与えての失点は論外で、ちゃんと考えて欲しいですね。
オーソドックスと言うか、どんな打順でも得点が取りやすいようなそんな雰囲気です。
あとは、捕手を2人体制にしたことで、以前のようなビハインドの展開ですぐに変えられるような事が出来なくなったところでどのように対応していくかでしょうね。
最近のロッテはHRも打てるようになってきたのも好材料ですな。
伊東監督のコンバート采配が大きく当っていますね。
娘が東京Dに行ったので夜はTV観戦していましたが、先発の2人はストレートに力があって見応えがありました。特に金子は素晴らしい出来で、なんで完投させなかったのだろうと思いました。
ピッチャーはああでなくっちゃ。キレで勝負するとか、遅い球で打ち取るとか、分かり難いのはやめて欲しい。
そういう意味で今日の大嶺は激楽しみです。西野とともに来年の開幕投手を目指して頑張れ!
来週のマリンで登板するであろう菅野・・・あれはいい投手だ、2点取れるかな。