3 サブロー 外野手 33歳 年俸1億円
【2009年成績】 119試合 427打数 71得点 134安打 打率.314 24二塁打 2三塁打 22本塁打 68打点 4盗塁 49四死球 121三振 得点圏打率.320
まさに15年目の覚醒と言っていいぐらいに打撃ではキャリアハイとなる大活躍をしたサブローは、見事に打率、本塁打でチームの二冠に輝きました。
一方で手抜きとも思える守備や走塁とこれまでの良い点が消えかかったシーズンでもあり、何とも複雑な心境ではあります。
軽く合わせただけでライトスタンドに放り込むなど、ちょっと考えられないぐらいの長打力を発揮したのが今季のサブローでした。
昨年はズレータばりに外角のボール球に手を出していたのですが、今年も相変わらずながらも腰より上のボールであれば右方向に持って行くことができたことで、打率もリーグ3位の.314と安定感も兼ね備えていたのには驚くばかりです。
昨年よりは下がったものの得点圏打率も3割を越えて、堂々たるバッティングを見せてくれました。
しかしこちらもリーグ3位の121個の三振を喫して、三振の多いサブローにして過去の最悪を大きく上回る.283の三振率は驚異的であり、まさにバッティングスタイルが豹変をしたという言葉がぴったりな感じです。
この変化が何を意味しているのか、メジャーを目指してパワー野球を志向したのかもしれませんし、チームを思って何かを捨てたのか、あるいは天の声が聞こえでもしたのか正直なところよく分かりませんが、チームに大きな貢献をしてくれたことだけは確かです。
打撃では目立ったサブローでしたが、守備や走塁では別の意味で目立ってしまいました。
特にシーズン序盤の目に余る無気力プレーや、ベテランにありがちな先を見切って自分で判断をしてしまう姿に腸が煮えくりかえったことは一度や二度ではありません。
守備では捕球をする前から走者が次の塁を狙わないと決めつけて進塁を許す、走塁では三塁コーチャーの指示を待たずに勝手に走るのをやめてしまう、またファールグラウンドへの打球でフェンスを怖がって深追いをしないケースも数多くありました。
このあたりはシーズンを通して悩まされた下半身の故障と無縁ではないのかもしれませんが、しかしサブローらしさが失われつつあったことから目を背けることはできません。
背中にジッパーがついていて中には別の選手が入っているんだ、と書いたこともありましたが、それぐらいにプレースタイルが変わった今季のサブローでした。
この変化をどう評価をするのか、サブローに何を求めるかによって人それぞれだと思います。
個人的には.275の8本でも守備や走塁に躍動をするサブローであって欲しいですし、もっと足を活かしたプレーを見せて欲しいと願っています。
もしサブローが来季もロッテでプレーをするのであれば、是非ともサブローが以前のスタイルに戻れるように大砲を補強して欲しいですし、サブローを活かすためには6番ぐらいを打てる打順を組みたいところではあるのですが、今季の結果を受けてサブローに大砲としての役割を期待するチームになりそうな気がしないでもありません。
そのあたりをサブローがどう考えるのか、もしかしたらFA移籍をするかどうかの判断基準になるのではないかと、何となくそんな感じがしています。
【オリオン村査定】 1億円 → 1億5000万円 (△50%)
あのサブローの大変身が一過性のものなのかどうか、獲得を狙っている球団も思案中だと思われます(笑)
打撃成績がいいに越したことはないのですが、やはり彼にしかない守備と勝負強さが魅力でしたから、その点がスポイルされた今期は魅力半減でした。
それにしても十五年たった今年に打撃が開眼したのは何故なんでしょうか?
これだけはいくら考えてもわかりません。
秋季キャンプで軟禁状態かもしれません(笑)
どっちにしろ日本シリーズが終わらなければ動きはないでしょうし、CSで中日が敗退をした場合にようやく気配が出始めるといったところでしょうか。
>ちょろさん
西岡におちょくられるジンクスでしたね(笑)
まあ福浦や里崎も億越えで8番を打っていましたし、「え、サブローが6番?」みたいな打線を夢想したいところです。
>富山マリンさん
確かにブログの更新がパタッと止まりましたね。
成績が悪いのにブログを更新していると非難が集まりがちですが、今年などはあのペースで更新をすれば大人気だったでしょうに。
逆に野球に集中をしたから、と考えればいいのかもしれませんが、もしそうであれば・・・他の選手も・・・
>ティックさん
単純に成績で言えば2億ぐらいを出すという球団がもしかしたらあるかもしれませんが、まだ実績は1年ですから微妙なところです。
国内であれば有力なのが中日だとは仰せの通りだと思いますが、意外にもまた虎が暴れ出すかもしれません(笑)
>hitmachine9さん
内野手をやったりと遠回りもありましたが、ロッテだからこその開花もあったかなと、そんな気はしています。
何だかんだ言っても環境を変えることは選手にとっても大きな冒険ですから、どういった判断を下すのかに注目をしています。
>放浪カモメさん
引退後のキャリアパスをどう考えるのか、ということもあると思います。
ロッテでユニフォームを脱げば指導者としての道もあるでしょうが、移籍をすれば活躍をしても外様ですし、福浦らの近い世代が多いだけに古巣への復帰が叶うかということもあります。
東京圏での生活を変えるつもりはないでしょうし、意外に拍子抜けの結果に終わるかもしれません。
>さんさんさんさん
であれば、ちょっと悲しいですね。
小坂を見て思うところはなかったのか、と。
>junさん
ベンチ篇は終了しましたので(笑)
もっともコーチなどを個別に、という手もありますが、そこまで踏み込むことはやめておこうかな、と。
私的にはこのぐらいがぎりぎりの昇給と言いますか、上げ過ぎかなとも思っています。
昨年の7000万→1億がFA権の恩恵で先払い状態でしたので、この2年での昇給で考えると7000万→1億3000万ぐらいでも充分すぎるかもしれません。
>ビタミンMさん
↑の通り、昨年のアップ分を加味すれば仰せの3000万アップぐらいが妥当かもしれません。
ただ本人としては1億をベースに今年の活躍との気持ちが当然のごとくあるでしょうから、これぐらいは球団も用意はするかな、と。
>yuiさん
RPGでポイントを割り振る感じですか。
俊敏さが-3Pで、攻撃力を+3Pした、みたいな(笑)
そうであれば経験値アップでドラクエみたいにレベルもアップしてくれればいいのですが。
来季はどのパラメータにポイントを割り当てたサブローに出会えるのか、どこで出会えるのか、静かに見守ることにします。
数字だけみれば文句なしの成績ですが、試合を決めるような活躍はあまり多くなかったように思います。
個人的には去年までのような成績でも、終盤のチャンスで試合を決める一打をガンガン打つサブロー選手であってほしいです。
しかしFA行使の可能性が高いという意見が多いですね…残留してくれれば儲けものといった感じなのでしょうか。
FAについては本人に任せます。年俸はチームの成績や勝利への貢献度を見ても5000万は上げすぎです。せいぜい3000万がやっとだと思います。去年みたいに意味不明な大盤振る舞いをするのは勘弁して欲しいし今の環境がいいかお金を取るか注目です。
これまでは、記録より記憶の選手だと思っていましたが、今年は逆でしたね。
ホームランジンクスもあり、今イチ勝利に貢献してもらった感が薄いシーズンでした。
しかし、数字は立派ですので、このくらいのアップで、かつ残留であれば、嬉しいですね。
そう思ったのかも知れません。
しかしながら、シーズン中盤位から覚醒し出した打撃は、潜在能力の高さを謳われながら、大きな結果を出せなかった今までのシーズンを払拭するような活躍でした。打率、本塁打ともに数字上では申し分ありません。しかし、チームの勝利に貢献するインパクトという点ではあまり強くないです。つなぎの4番時代の方がまだ強かったですね。チームバッティングに徹した上で、シーズン通してコンスタントにこれくらいの打撃をしてくれると、安心して主軸を任せられるのですが。このまま意識改革せずにオフを迎えますと、来季は今季前半の大松化してしまいそうです。
総じて、打撃に限らず、守備、走塁面も含めて全力プレーでチームの勝利に貢献する姿が見たいものです。
移籍の件ですが、好きな選手であり、残留を望んではいるのですが、無理に引き留める必要もないでしょう。今季はチーム状況からしても、孤軍奮闘という訳でもなかったですし、パフォーマンスの低下してくる年齢に差し掛かっていますので、チームの若返りという点でも、本人が移籍を希望するのであれば、送り出してあげても良いかと思います。引き留めるのであれば、FA権行使の上で残留させ、来季以降の揉め事を減らす事も考えた方が良いと思われます。
何より、チームが来季以降の構想をどう抱いているのか、サブローがロッテをどう思っているのか、その点に尽きるのではないでしょうか。
来年は3割30本を目指せる成績ですが、やはりサブロー選手に求めるのは得点圏打率です。.280でもいいから得点圏打率が.400を超えてるサブロー選手の方が他球団は怖いんじゃないでしょうか。
年俸は1億5000万じゃ納得しないかもしれませんね。西岡選手よりはと思ってるかもしれません。
メジャーに行くと言うよりも個人的には落合中日に行きそうな気がします。
打率が3割を超えている上にホームラン22本という数も驚きですが、こんなに右方向にホームランが出るとは…。
確かに、元々、右方向にも大きな打球を打てる打者という認識はありましたが、ホームランとなると、殆んどが引っ張った左方向だったはずなのに、どうしたんでしょうね。特に後半は逆に殆んどが右方向へのホームランだった気がします。
その一方で、守備や走塁では、やる気のない選手代表みたいでした。非常に残念です…。
昨年途中までシーズン中にも関わらず、ブログをほぼ毎日更新するマメさに感動すらしてましたが、徐々に更新頻度が減り、遂には放置状態に…。野球に集中するためならいいですが、ブログにもロッテファンにも飽きたのかもしれません。
それも含めて、人生最高の打撃成績を引っ提げて、残念ではありますがFA行使する可能性は高いと思います。
印象的なのが、ホームランを打っても勝利に繋がらない試合が多かった事ですかね。
ただ、来季はロッテに残留しているかは別にして、どの打順に組んでいけば納得するかがわからないね。
6番は確かにいいけど、プライドと年俸を考えると3番か5番が妥当と考えてしまいますね。
そう考えると、来季のロッテの4番が誰になるか今の所は不透明な気がします。
残留してほしいですね…(ため息)