このチャンスを活かそう

予報ではさほどの雨量ではなかったのであるいは強行するかとも思ったのですが、珍しくも9時台という早い段階で中止が発表となりました。
昨年だったかそれなりに降っていたのにズルズルと決定がずれ込んで雨合羽で球場に向かう途中で発表をされた、なんてことから考えるとかなり良心的ではあります。
起き抜けではまだ熱っぽかったので個人的にはラッキー、二度寝ですっかりと体調は戻りましたので8月分のチケット予約をささっと終えて、久しぶりのバックネット裏に乗り込みます。
そんな明日は不振で二軍落ちをしていたボルシンガーが復帰をしますが、二軍で調整登板もせずにのそれで大丈夫なのか、舐めている気がしないでもありません。
浦和組はどれだけ結果を残してもなかなか声が掛からないのに「レギュラー組」は昇格が前提、は組織が腐りかけているようにも見えてしまいます。
そんな中で中止となった代替日は石川の右尺側手根屈筋炎という名の右肘違和感による抹消で代役は中村稔、同期の小島と同じくプロ初登板がプロ初先発です。
リーグトップで7勝の土肥に次ぐ6勝で個々の数字はむしろ土肥を上回っていて、また勝ち星には恵まれていませんが小島も防御率がリーグ2位ですから浦和がリーグトップを走る原動力の一つに若手がなっているのは喜ばしく、抜擢ではなくアクシデントによる出番ではありますが一軍でそのチャンスを得られたのはその資質と努力の賜物でしょう。
もちろんそれでとんとん拍子になるほどに甘くはないでしょうが、一軍を臨める一定のレベルに至った選手に必要なのは自分に何が足りないかを体で覚えることですからある意味で通過儀礼、また投手目線で言えば味方を知ることにもなり、このタイミングでの初陣は中村稔にとってラッキーでもあります。
とにかく逃げないこと、持てる力を相手にぶつけることが肝要で、それで打たれたとしても学ぶこともありますが、もし消極的なピッチングで結果的に抑えても次には繋がりません。
そして野手陣にはバットでの援護ができずとも守りで足を引っ張ることがないよう、先輩の先輩たる所以を見せてもらいたく、前向きになれる月曜日を楽しみにしています。

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