かねてより次世代DVDの普及を阻害してきたと言われる「コピーワンス」について、現行の1回から10回に増やすことが大筋で決まったそうです。
「コピーワンス」見直しは「コピー9回」へ (7/12 AV Watch)
記事的には9回ですが10回目でムーブになるので、1回目からムーブになる現行から見ると1回から10回に増えたことになります。
しかし、これで議論は終わりでしょうか?
著作権上の問題があるのは理解していますが、この対策では私の課題は解決できません。
ムーブ中に電源offなどの理由でコピーできず、HDDからも消失の悲劇対策にはなりますが、コピーしたメディアが死にそうになった時などにHDDに戻して焼き直すということができないままでは困ります。
海賊版を販売するような業者のツケを一般消費者に向けるような悪ルールは勘弁して欲しいです。
それなら悪質な海賊版販売業者は最高で懲役30年にするといった法改正の方が支持を得られると思うのですが。
情報通信政策部会の検討委員の大半がいつの間にか制作者サイドの関係者で占められるようになったらいしという事実が、協議の方向性と今回の結論に至った最大の理由であると思われ、消費者不在の結論に次世代DVDの普及が更に遅れることが確実になったでしょう。
何か割り切れない物を感じています。
コピーぐらい自由に出来て楽しみたい物です
それなら孫コピーを3回までとかにして、海賊版販売者は死刑ぐらいのほうが一般大衆の支持を得られるはずですが(苦笑)
見るからに「対策をとったよ」とアピールすることが目的で、本質は何も変わっていません。
既存のレコーダをどうするのかには口を濁しているようですし、純粋に「嬉しい」とブログに書いている人はメーカーに騙されて新機種を買わされるのではないかと心配しています。
コピーワンスに納得がいかず地上デジタルには手を出していませんでしたが、今回の変更でもその辺の気持ちは変わりません。
まだまだアナログで粘ります。
画質は魅力的なんですけどね。
ハイビジョンのHD画像は綺麗で残したいのですが、次世代DVDがいまひとつ普及せずにメディアの価格がなかなか下がらないのと、やはり孫コピーできないのがネックで私も手を出せずにいます。
DVDメディアは10~20年は持つとは言いながらも、実際にそこまで持ったものが存在しないために机上の空論に終わる可能性がありますから、やはりバックアップを再度とれる作りは必須だと考えますが、一般消費者を犯罪者扱いする人達が検討委員になっているところで出てくる結論など結果が見えています。
我々消費者にできることは、「10回までコピーできますよ!」との言葉に踊らされることなく、満足できる商品が発売になるまで待つことですね。
消費者不在の結論という認識は一緒ですね。
しかも今もっているDVDレコーダのファームウェアのアップで対応できるのではなく、買いなおせという話ですから、どこまでも消費者を馬鹿にしてますよね。
とにかくコンテンツホルダーのエゴが全面にでた議論に終始したようですね。
著作権保護に力を入れる気持ちもわかりますが、いくら頑張っても破られないプロテクトなどないのですから、結局は一般消費者だけが馬鹿を見ることになりそうです。
本来はコピー販売しても意味がない、ぐらいの価格にコンテンツがなればいいのですが、そういった議論になる気配もなく、使いたければ新機種を買いなさいと言いたいのでしょう。
どっちにしろ今回の企画の商品化は来年のようですし、せいぜい「なんで次世代DVDは普及しないんだろう」と死ぬまで考えてればいいんじゃないですかね。
議論が消費者を置き去りにした形で進んでいる、というのは私も同感です。
そもそも、認めたコピー回数の根拠も全く理解できません。
私としては、DVD から HDDへのデータ移動も認めて欲しいのですが・・・。
そうなんですよね。
孫コピーもDVD→HDDは認めれば話はgoodなんですけどね。
どこからどこへの情報を持てば、技術的にも可能だと思います。
やる気があれば、ですけど(苦笑)
ユーザー無視の結果に残念でなりません…^^;
著作権団体が、権利を主張すればするほど
ユーザーは、テレビは見流すものになって
テレビ離れ起こすんじゃないでしょうか…w
この足かせで
次世代DVDの移行遅くなりそうですね…
ただでさえ普通のDVDで充分って人多いのに…^^;
著作権団体が利権団体になってしまっているのが最大の問題でしょうね。
よりよい次世代DVDの普及を願って、ではなくて「消費者は犯罪者」を念頭においた議論では真っ当な結論が導き出されるわけもありません。
そのくせコメントは「渋々」みたいな恩着せがましいものばかり。
いっそのこと、デジタル放送不買運動をやって2011年の移行ができないようにしちゃえば思い知るんじゃないですかね(笑)