オープン戦3度目の先発となった佐々木は6回1/3を4安打1失点、数字だけを見れば悪くはありません。
しかし逆球も少なくありませんでしたしストライクとボールがハッキリとしすぎていて、0点台の防御率ながらも開幕ローテーションに合格マークが出ないのも当然でしょう。
4安打4四球で3度も先頭打者を出してピンチの連続ながらも1失点で済んだと見るべきか、相手がセントラルだからこそでパシフィックを相手であれば炎上間違いなしと考えるべきか、前回も5回8安打1四球ながらも1失点だったことから粘り強い、持っている男との評価をしたくもなりますが、しかし伊東監督の答えは後者です。
この日の登板前にも「結果オーライではダメ」と口にして試合後には「内容が悪い」と、同じばらけ気味でもボールに力強さがあり打者が思わず手を出してしまう大嶺祐との差は歴然としていますので、一軍に残すのであってもまずは敗戦処理からのスタートが妥当ではないかと思います。
本人が春季キャンプからずっと気にしているシュート回転ではなく溜めが小さく前のめりなフォームによる球質の軽さ、これをまず実戦で認識させることが第一歩でしょう。
攻撃では失敗だらけでしたが誰でも走るというイメージを見せたことは前向きに、これが理由かとバントができない高濱には溜息を、この二点でお腹いっぱいでした。
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◆3月22日(水) 千葉ロッテ−中日3回戦(ロッテ2勝1分、13時、ZOZOマリン、5,145人)
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、東條、大嶺祐—田村、江村
中日 鈴木、小熊、三ツ間、アラウホ、祖父江、田島—木下拓、松井雅
自分は、6回か7回かに田村が左打者のインコースに投げるのを指示した時に、佐々木投手が投げ切れていなかったのを見て、これはまだ1軍は早いかな〜と思いました。
今のままのスタイルだと日本ハムなんかに登板したら5回で120球くらいになりますね。
結果出した人が選ばれないと駄目ですよね。
そう考えると伊東監督のコメントもより高みを目指してのものと、対戦チームからの警戒を緩めるブラフ的なものと両方あるのではとポジティブに勘ぐってしまいます。
開幕から順不同ですが、涌井、唐川、西野、スタン、大嶺に次ぐ6番手だと思っているので、春先は「勝っても負けても打たれても覚える野球かな」と大きな心でルーキーを見守りたいです。
清田、角中の復帰も嬉しいですね。
この日のスタメンが開幕オーダーと読みます。
涌井、大嶺祐、唐川~スタン、石川(西野)、二木となります。
佐々木はたまに「さすがドラ1」という球を投げますが、全体的に調子は悪い。
それでも最少失点に抑えるあたり、持っているのかもしれません。
もう少し調子が上がってから、いい形で1軍デビューさせてあげたいです。
オリオンさんも危惧されていた明治神宮大会で投げすぎた影響がありそうですね。
あのとき決勝は、佐々木も相手の柳もへろへろで、現在中日・柳は肘痛でリタイアしているそうですから。
それでも4回以降は立て直しましたし、やはり総合力は高いのだと思います。
しかし、結果を求めて小さくまとまるような投手にはなってほしくないので、先発が5枚+時々もう1枚で十分足りる4月は、佐々木を無理して使う必要はないかもしれないですね。
今日の西野も数字だけ見れば似たような成績であり、西野も肘痛を抱えていますから無理して使わないに越したことはなく、どちらを選ぶべきかは微妙な感じがしますが。
とは言いながら、プロ選手となってからの千隼投手の投球ぶりにはいまだ機会を得てはおりません。皆さまのコメントにある…「自信無さそう」に見えると言うのは気になりますが。
ま、一方で千隼投手にファンとしてアドバイスするなら「そんな気にすんなよ!」と。
だって、いまをときめく石川ゴエモンだって、伊東監督から「お誉めのお言葉」をまだ聞いた事あんま無いですし。disってる…とまでは言いませんが。「下げコメント」が多いですしね。
「ああ、俺は期待されてるのか。」と思って、キビしいコメントを、いまは受け止めてください。
前回佐々木の登板の時は、守備で助ける場面も有ったのですが、昨日は、バントを決めないとダメでしたね。
3月に入ってからなかなか打撃の調子が上がらず、それでも右投手相手にはスタメン、とかなり厚遇されていましたが、今日から浦和に行ってしまったようです。
ケガではなく不振の降格であれば、2軍で打って結果を残す必要があります。
出遅れるとなかなか昇格も難しいかもしれませんが、10年めの節目の年を頑張って欲しいです。
微妙ですね、二度あるなのか、三度目なのか。
仰せのところが落合コーチの指摘している「打者と勝負していない」ところなのかしら、攻め切れていません。
逆球をはるかに超えていたのが引っ掛かります、気持ちの問題として。
まず二軍で先発をさせて結果を残せたら、でよいような。
>笹塚マリーンズさん
難しいところですね、チームの長期的視点で佐々木をエースにといったプランをベンチが持っているのであれば、目先の結果ではなく・・・はありだとは思います。
ただせっかく調子が良さそうな大嶺祐を便利使いで潰してしまう不安が。
あとはどんな形であれ説明責任でしょうか。
>モルトさん
それだけ相手がヘボかっただけ、のような気も。
前の中日との対戦でも走っては刺されて、中日ファンが激怒していたんじゃなかったでしたっけ。
ソフトバンクや日本ハムを相手にあのピッチングで持っているところを見せられれば本物ですが・・・
各選手に対するハードルの高さが違うのは仰せのとおりで、伊東監督のそれは佐々木に一段高いところを求めてのものだとは思いますが、ここ二試合のピッチングを見るとその言葉どおりだったりもして。
>雅さん
自分なら涌井、大嶺祐、唐川、二木、スタンリッジ、西野かなぁ。
スタンリッジはイニングを食えませんし、西野は肩肘への不安を本人ではなく落合コーチが口にしているだけに、春先であっても6人で回すのは無理かもしれません。
3カード目に石川を入れて、浦和での内容次第で佐々木を入れるかどうか、その間に関谷や酒居が持ち直してくれていれば助かるのですが。
地味にリリーフも南と大谷の現状からして、高野と有吉に期待はしても先発より不安だったりもして。
投げすぎは・・・金久保のそれを美談っぽく報じている時点でダメでしょうね。
WBCではなく高校野球に球数制限を入れるべきです。
>うみうみさん
運も実力のうち、ってとこかしら。
でも一昨年の李大恩の例があるからなぁ・・・
打線の援護で勝っている、わけではないのが希望の光でしょうか。
シュート回転がフォームからくるものであれば、一度痛い目に遭ってからの矯正がよいのでしょうね。
>JFさん
あ~何とも言えないもぞもぞ感が・・・
マウンド上の表情もどこか悲惨さを伴って、藤岡チックではあります。
今日に西野がマウンド上での所作を伊東監督に怒られていましたが、不安げな表情の佐々木も似たようなものでしょう。
相手と戦っていない、との指摘も、そのあたりからきているのかも。
>さんぴん真田十勇士さん
自分に厳しいのでしょう、納得のいくボールがいかないので表情が冴えない。
でもそれじゃダメなんですよね、むしろいかなくてもいっているような虚勢も投手には必要なアイテムです。
無表情では涌井、唐川に学ぶところが多そうです。
期待のハードルが高すぎますよ~、なんて笑い飛ばすぐらいの余裕をルーキーに求めるのは酷ですかね、とにかく頑張れ。
>兵庫民子さん
やっちゃいましたね。
今日のファーストは井口がスタメン、途中出場の井上がタイムリーツーベース、欠場の高濱は厳しくなってきました。
浦和行きを通告されましたか、となると鎌ケ谷で会えるのか。
今回は推している自分でも不思議になるぐらいに使ってもらってのあれですから、暫くは戻ってこれないかもしれません。
その浦和でどこを守るのか、も昇格のポイントになりますから、注目をしたいです。