いろいろと頭の痛いニュースが流れる昨今ですが、ファンとしては純粋に野球を楽しませて欲しいというのが一番の願いです。
騒動の元となっているバレンタイン監督の去就については、なぜに最終年を一大イベントとして盛り上げる手法を取れなかったのか、言葉は悪いですがボビー・バレンタインというタレントを活かしきるような商売ができなかったのかとの思いについては以前から書いてきましたが、こうなってしまった以上は早期に手仕舞いをしてもらうしかありません。
これまでの経緯を見れば球団としてのそれが「契約期間満了に伴う今季限りでの退任」の発表だったのでしょうが、あまりに稚拙すぎました。
早々にバレンタイン監督の色を消すために焦ったことによる失態とでも言いますか、辣腕の瀬戸山球団社長らしからぬ手管です。
とは言え球団経営を考えれば瀬戸山球団社長らを失うことは出来ませんし、川崎時代に戻ったかのような本社からの天下り経営陣による暗黒フロントの再来は御免被りたいので、バレンタイン監督の続投はまだしも現フロントの解任を要求する動きには賛同ができないことは重ねて主張をします。
ロッテ・バレンタイン監督、来季大リーグ復帰か (6/16 サンケイスポーツ)
今季限りでの退団を発表してシーズンに臨んでいるロッテのバレンタイン監督の去就が、米国でも注目されている。
メッツの指揮官として2000年のワールドシリーズ出場を果たした59歳の存在感は米球界で今も薄れていない。
米誌スポーツ・イラストレーテッドは15日付の電子版で、ナショナルズが来季監督候補の1人にバレンタイン監督を挙げていると報じた。
再建を図る若いチームには挑戦心旺盛な同監督が適任で、広報や観客動員の面からも利点があるだろうと説明している。
FOXテレビも電子版で、大リーグ復帰を推測。
メッツのミナヤ・ゼネラルマネジャー(GM)との良好な関係からも古巣復帰はあり得るとし、ヤンキースやドジャースの次期監督候補に挙がる可能性にも触れている。
メッツをワールドシリーズに導いた手腕は日本でも発揮され、05年にはロッテを日本一に導いた。
ただFOXテレビはバレンタイン監督の絶大なカリスマ性を認めながら、最終的に球団と衝突する傾向も指摘した。
メッツでは当時のフィリップスGMと関係が悪化。
ロッテ退団の背景には高年俸に加え、独自に試みた外国人選手獲得が越権行為と判断されたこともあると伝えた。
AP通信などは、ロッテ残留を求めるファンから10万人分以上の署名が集まったことなど、日本での根強い人気も伝えている。
そんな中でバレンタイン監督の米球界復帰のニュースが流れてきたことは、私にとってはウェルカムな流れです。
もちろん毎年のようにこういったニュースは流れていますし、具体的なオファーがあったわけではありませんので実現性の可否については極めて不透明ですが、少なくともそういった可能性があることが米本土で報道をされたことはバレンタイン監督にとっては心強いことでしょう。
本人も「どこになるかは分からないが、来年も監督をやっていると思う」と言っているようですから、もしメジャーからのオファーがあれば、万が一にでも続投となっても以前ほどの高給が望めないロッテで監督を続けることを選ぶことはないと思われます。
世間的には日本で監督をやるよりはメジャーに復帰をする方がランクが高いと評されますので、バレンタイン監督の続投を願う人たちも快く送り出す気持ちになれるでしょうから、これ以上のソフトランディングは無いとも言えます。
この時期にメジャー復帰が決まるはずもないのですが、内々にでもそういった話がきてくれることで、バレンタイン監督が「ファンの気持ちは嬉しいが、球団が判断をしたことなのでそれを尊重する。私にできることはファンに日本一をプレゼントすることだけだ」との発言をし、一方で球団も「バレンタイン監督がメジャーで活躍ができるよう、最大限のバックアップをするつもりだ」ぐらいのことを言ってくれれば、球団とバレンタイン監督、そして選手とファンが四位一体となったラストイヤーになるのではないかと、諦めたはずの有終の美にまたしても夢を馳せたりしています。
菊池もいいけど…ロッテドラ1位候補に大型高校左腕 (6/13 スポーツニッポン)
ロッテは千葉市内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋ドラフト候補約120人をリストアップ。
1位候補のNTT東日本・清田育宏外野手(23)、花巻東・菊池雄星投手(17)らに加え、地元・千葉の逸材、東海大望洋・真下(まっか)貴之投手(18)らの名前が挙がった。
真下は1メートル87の大型左腕。
春の関東大会では最速140キロの直球にスライダー、落差のあるカーブを武器に8強入りした。
監督問題で来季を見据えた話を夏前にするのは悩ましい限りなのですが、こういった新戦力の話題であればいくらでも情報が欲しいところです。
以前から報道をされていた清田や菊池に加えて、地元の真下の名前が挙がったことは千葉県民としては嬉しいニュースです。
投手過多のチーム編成を考えれば投手は左腕を高校生と大学・社会人でそれぞれ1人ずつの指名をすれば充分で、あとは全員野手でもいいぐらいですから、今回のスカウト会議で名前が出た選手については何の文句もありません。
清田も地元出身だけに何とか2位で残ってくれていれば言うことはないのですが、社会人の右の外野手は稀少ですから難しそうで、今年の順位によっては入札が菊池、ハズレ1位が清田か真下という感じになるかもしれません。
いい加減に補強が必要な捕手については今年は逸材が少ないようですから、初鹿野や二葉あたりを下位で確保して欲しいと思っています。
心配があるとすればバレンタイン監督の退任で以前の消極性が頭をもたげるかもしれないことで、スカウトの努力が報われることはよいことだとは思いますが、何にせよ育成枠選手の指名も含めて今年のドラフト会議は変革への一歩を記すことになるような気がします。
投手は、菊池は左であのタマを放るのですからやはり凄いですが、競争率が高そうなのでどうでしょうか。真下はみたことがないので、なんともいいがたいのですが。スカウト陣には、昔のような囲い込みってのはできないんでしょうが、先方との信頼関係の構築に励んで欲しいと思います。この何年間かで、アマチュアの指導者との関係が大分微妙との噂も聞きますので。
これから夏の甲子園に向けた県大会も始まりますし、地元の若手有望選手の獲得に期待したいですね~
この夏は同じマリスタでも高校野球の方が盛り上がってたりして…(苦笑)
各方面の新聞ネットblogでは、署名提出の話題で喧々囂々のようで…つい覗いてしまって…げんなりしてます…(ため息)
署名活動の代表の方もいろいろ大変だったと思いますよ。ひと区切りしてホッとしているのではないでしょうか?
今週は交流戦ならではの都内開催試合!どうせなら神宮ナイターに参戦したいのですが…明日こそ確実に雨ですねぇ(笑)
早く観戦&応援して気分を変えたいものです
投手中心の補強のせいで若手と言える野手、特に外野手の層の薄さを危惧しています。
そして選手起用が偏重なので、20代半ばの投手が全く台頭していない。3年後くらいが心配になる陣容ですね。新体制になったら競争意識の高いチームに、誰にも平等にチャンスが与えられるチームになって欲しいです。
オリオンさんのボビー問題のソフトランディング論は同感です。ボビー最終年を飾る事が、ボビーへの恩返しにもなりますし、マリーンズの将来にとってもイチバンですね。
とにかく愛するマリーンズに元気でいて欲しい!
試合がない日は、なにかが体から抜けたような脱力感に襲われますね(笑)
交流戦もソフトBが連覇を果たしたらしいですが…
去年交流戦優勝→シーズン最下位
でしたので、今年も…と願っております(笑)
全日本大学野球もありましたし、ドラフト目玉選手の話題もチラホラでてきましたね。
今年も投手を大量にかき集めに入るでしょうね。
捕手の補強が必要、とありましたが、僕の故郷である鹿児島出身の鮫島哲新選手(中央大)がイチオシですね。
鹿児島工業時代の3年夏、甲子園で準決勝進出を果たした時の主将でした。
強肩強打で、高校NO.1捕手としてプロ9球団も注目したが、体力の不安から大学へ進学…と。
今は3年生?ですから、近い将来、プロから指名を受ける日がくるのだろうか、と非常に楽しみです。
外野手の亀谷、なんてのは注目しておいたほうがいいかもしれませんね
法大は今年の二神だけでなく、投手では加賀美・三島、野手では多木と未来のドラ1候補が目白押しです
捕手は補強も大事ですが、いい加減金澤を独り立ちさせないと
↑
オリオンさん、センスいいですね。
(ボビーも、心の中では中指立てても、これくらい大人の対応してくれよ・・・)
前回、他の方もコメントされていたとおり、「バレンタイン監督最終年に感動の大団円!」。これが理想でした。
今となっては空しいですが・・・。
ドラフトにしても、新監督選定にしても、お家騒動でゴタゴタした雰囲気を吹き飛ばすくらいの規格外の人材を期待したいです。
イメージは、甲子園の優勝投手・愛甲です!
・・・すいません。最近、現実逃避が甚だしいんです。
囲い込みどころか、この騒動でアマチュア球界から敬遠をされそうなのが怖いです。
年齢的に厳しい大学生や社会人はまだしも、高校生は拒否をされて進学や就職などをされるかもしれません。
だからこそ早期に、また穏便な決着が必要だったのですが・・・
補強ポイントについてはご指摘の通り、来年が大学生の投手が豊作ですから、今年は野手を中心にいきたいところです。
今のままですと3年後が大変なことになります。
>真砂マリンさん
里崎には無情な、予報よりも先に雨が上がってしまいました。
明日は何とか雨に・・・
高校生は夏の甲子園大会で急に名前が浮上してくる選手がいますので、ここはスカウトの腕の見せ所です。
今年はスカウトの努力が報われるドラフトになるでしょうから、きっと頑張ってくれると思います。
>柏マリンさん
こう考えるとやはり長野を逃したのは痛かったです。
佐藤が伸び悩んでいるのも痛いですし、先日の親子ゲームでの負傷で試合から遠ざかっている角中の状態がとても心配です。
今年は捕手1名、外野手2名は最低でも補強する必要がありそうです。
>プーカァさん
あの開幕ダッシュを見ても、最下位になるとは思えませんでしたしね。
それは今年のオリックスもそうですし、まだまだ浮上のチャンスはあると信じたいです。
鮫島は高校時代から注目をされていた選手ですが、中大というのがネックです。
阿部があんな感じですから、しっかりと巨人が囲い込んで亀井のように中位でかっさらわれるような気がしています。
>えこんさん
亀谷も右だといいのですが、左だったら荒波なんかもいいかなと思っています。
足の故障さえなければ大学卒業時にも上位で指名をされたでしょうし、社会人でも走攻守で力を見せつけています。
>セシルさん
球団もバレンタイン監督も、もう少し大人になってくれよ、というところですよね。
まるで子供の喧嘩のようにしか見えません。
もう収拾がつかない感じなってしまっています。
そういった雰囲気を吹き飛ばすような大型ルーキー、欲しいですよね。
まあ愛甲はともかく(笑)、パンチ佐藤みたいな強烈な個性を持った選手の登場に期待をしています。