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2017年通信簿 24 吉田裕太

2017-11-30 00:56:42 | 千葉ロッテ

 

24 吉田裕太 捕手 26歳 年俸1480万円

【2017年成績】 61試合 94打数 10得点 16安打 打率.170 7二塁打 0三塁打 3本塁打 6打点 0盗塁 7四死球 30三振 得点圏打率.158

打撃でアピールをしなければならないはずの吉田が昨年はまさかの30打数ノーヒット、これで完全に正捕手の座を田村に奪われてしまったかと思いましたが、伊東監督の高い要求に田村が応えきれなかった、あるいは田村を伸ばすためにライバルの存在は必須と考えたのか、いずれにせよ吉田には結果的にラッキーな展開の一年でした。
ただそのチャンスを活かせたかと問われれば微妙なところで、肩やリードで田村に劣るだけに身長にも満たない打率ではとても太刀打ちはできません。
政権交代がありましたので流れが変わるかもしれませんが、終盤戦には柿沼が出番をもらって肩でアピールをするなど二番手の座を虎視眈々と狙っています。
その二番手の座を守ることに汲々とするのか、しかしそれでは柿沼、江村、宗接の追い込みを蹴散らせるとも思えず、田村を抜き去るぐらいのつもりでやっていってもらいたいです。

そのためにもキッチリとした野球、これを徹底するしかありません。
酒居が炎上をした試合ではリードが悪いと伊東監督にこき下ろされ、開幕を二軍で迎えることになってしまいました。
それでも早々に一軍に昇格をして2年ぶりのヒット、は嬉しかったのでしょうがバントを失敗した後のそれですので反省の言葉が欲しかったのが正直なところでもあり、打撃練習でも普通にバントをミスっていますし、その後もバントを失敗した後に右方向に打つのではなく引っ張っての併殺打、これではベンチの信頼は得られないでしょう。
それでも出番をもらえたのは唐川とのコンビがそこそこ結果を残せたからなのか、しかし石川、関谷とのバッテリーが長続きをしなかったことを考えれば安穏とはしていられません。
ただピンチになってしまえばオロオロと、といった精神面の弱さは克服をしつつあるのか、マウンドで投手を叱咤するような素振りが見られたのは今季の収穫です。
リード、打撃にもう少し上積みができて小技を確実にこなせればチャンスはもっと増えるはず、来季こそは自信にあふれる吉田を見せてください。

2014年通信簿
2015年通信簿
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11 コメント

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出塁ですね (ごっつ)
2017-11-30 01:10:04
捕手といえども打者です。
捕手だから打てなくても仕方がないわけじゃありません。
ドラフト2位の捕手なんですから、それなりの器じゃないと。
吉田の場合、打てないのもありますが、出塁率が致命的に低いです。
選球して四球で出ることがありません。
中村奨吾とか田村みたいな選球力があれば。

先発投手との相性で起用されるチャンスはありそうですから、
出た時は打席での嫌らしさをもっと見せてほしいです。
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誰もまだまだ (頑張れ福浦)
2017-11-30 06:33:44
みんな実力をちゃんと出せれば凄い選手なんでしょう。
吉田も入団した時には自信満々でインタビューを受けていたのを覚えています。その頃は、田村なんかは眼中になかったのでは?
今では完全に2番手捕手、若手の捕手が打撃に進歩が見られれば3番手になるかもしれません、まず打撃でしょう下位の打順であっさりは、みていてもゲンナリです、同じ三振でもファールでねばれば評価も変わって来ます。ファーボールが取れればベストですけど。
今シーズン唐川とコンビでいい試合がありました、田村の出番を切り崩す為に唐川の時には吉田だと思わすのもひとつかと思います。良い駒は、ひとつでもいいんで田村とハイレベルで競って下さい。
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Unknown (成増ロッテ)
2017-11-30 06:48:29
野球脳が全くないように見受けられる選手ですね。
こんなんがドラフト2位ですか。
ドラ2のレベルが低すぎるのが、今の低迷基調の原因で残念です。
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吉田 (鴎オヤジ ファン歴44年)
2017-11-30 06:59:17
スローイングの素早さと正確性で田村に劣る。
打撃では変化球に対応できず。柔軟性が無く、一昔前のロボットのようなぎこちなさを感じます。
ドラフト2位で指名する必要があったのかと疑問。伊東監督が編成部を押し切っての上位指名だったのでしょう。素材としては悪くはないと思いますが成長してくれませんね。
2番手捕手には柿沼を推します。
私の酷評を覆すような成長を見せてないかとひっそりと見守ることにしましす。
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期待してない (うみうみ)
2017-11-30 08:18:40
田村とのライバル関係ではない、レベルが違うし期待してない。打撃、肩、キャッチングでは田村に到底勝てない、吉田が頑張るならリード
ここはセンスと頭、しかしドラフトの順位はあてになりません。
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今はまだ (ノア)
2017-11-30 10:37:19
たまに見せるパンチ力は良いんですが…
それ以外の部分がなかなか厳しいですね。
打撃の確実性や盗塁阻止率などの守備力、度胸の強さなどは田村に劣りますし、現時点では田村に勝っている部分がほぼ無いのが現実です。
来季、吉田が正捕手を掴むには数少ないチャンスで打つしかないでしょう。厳しいとは思いますが田村を脅かすような活躍に期待です。
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Unknown (ジョニー小坂)
2017-11-30 11:03:50
現状、田村への当て馬の様なポジションから脱却できていませんね。
以前、阪神にヒーローインタビュー時のお約束で「僕は顔しか取り柄がありません」が決め台詞だった選手がいましたが、このままでは本当にイケメン5投票だけの戦力になってしまいそうです、田村に続く2番手なら吉田より柿沼を見てみたいというのが私も本音です。
捕手は求められるタスクが多く大変だと思いますが、里崎氏の著書にもあるように自分の武器を見つけてそれを磨くことでアピールして行って欲しいのです、もちろんそれはファッションとか眉毛の手入れじゃなしに。
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Unknown (mihimarines)
2017-11-30 21:25:01
守備については成長したんじゃないかなぁと感じています。今年は田村がマスクを被った時にボコられて次の試合スタメンだった時など、それなりに抑えていた印象がありますので。

ただ、田村と比べるとすべてが下位互換だと感じますし、何よりピンチ時の守備が不安で仕方ありません。

良くも悪くも吉田は正統派なタイプだと思っているので、バッティングが売りではなくて堅実な守備を売りに生き残りを図ったほうがいいような気がします。
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お返事 (オリオン)
2017-12-01 00:38:17
>ごっつさん
難しいところではあります、捕手はまず捕手たれ、なんてのもありますし・・・
ただ出番を得るためには得意分野でのアピールは必要でしょう。
打席での粘り、はそうですね、打てずとも球数を投げさせることによる貢献、をチームとしてもっと評価、奨励すれば雰囲気も変わってくるはず。

>頑張れ福浦さん
プロに入ってくる選手は素質があるからこそで、それをどう活かせるかがレギュラーになれるかどうかの境界線です。
吉田のルーキーイヤーは石川とのバッテリーを含めてレギュラー目前といった雰囲気があったところで、故障離脱が痛かった・・・
とにかく掴んだ旦那を手放さないよう、恋女房としてのスキルアップですね。

>成増ロッテさん
まあドラ2であっても3年程度で戦力外となる選手もいるわけで、アマチュアとしての評価がプロの結果に直結をするわけではない・・・と、ここは嘆くべきなのかしら。

>鴎オヤジ ファン歴44年さん
ロボットですか、上手い表現ですね。
動きが直線的だからこそ、変化球を苦手とし、またなかなかファールで粘れないのでしょう。
バントが不得手なのも、それに近しいような。
あの年の捕手では、結果的に吉田で正解だったような気がしますが、それも巡目との兼ね合いなのか。
地元バイアス、がかかった可能性も否定できず・・・

>うみうみさん
そのライバル関係に戻れるよう頑張ってくれ、としか言いようがなく。
田村のバットが低空飛行をしているうちはよかったですが、今やそこも抜かれちゃいましたからね。
.270ぐらい打てないと、そもそも土俵にも上がれないかも。

>ノアさん
まさに度胸ですね、リードにもキャッチングにも打撃にもバントにも、どれにも通ずるところだと思います。
胆力、と言った方がよいのか、プレーに迷いが見て取れるうちは吉田の浮上は厳しいでしょう。
ただことリードについては多少なりとも吹っ切れたような気がしないでもなく、はい、田村よりは吉田推しだったので(笑)

>ジョニー小坂さん
女性の人気は高いようで、キャッチャーマスクを被るのがもったいない、なんて話も聞いたことがあります。
でもなぁ、捕手として出てなんぼだからなぁ。
田村、と言うよりは江村、柿沼、宗接を意識しなければならないのでしょうが、そうではなくひたすら田村をターゲットにすることこそが道を切り開く鍵だと考えます。

>mihimarinesさん
あんぐり、するようなパスボールとかは目立たなくなったような気はしますね、イメージ的なところではありますが。
打撃でも守備でも一つでいいから突き抜けた武器があればいいのですが、どこか平均的なところにまとまりつつあるような雰囲気が。
二番手、三番手であればそれはそれでベンチからして重宝なのかもしれませんが、さてさて、このまま落ち着いてしまうのかしら・・・
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マクレ (吉田の応援隊)
2018-04-02 17:35:33
今年2018年がラストチャンスだ。監督が井口に替わって田村と横一線の勝負の機会を得たと思っていた。昨年9月の打撃は見違えるような形になっており開眼したと思われました。投手に向かっていく。構え遅れが目立つので余裕がない。去年の9月の形を思い出して頑張れ!!今年がラストチャンス
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