先頭打者を四球で歩かせて、前のイニングで強肩を見せた田村のフィルダースチョイス、見習いたいスリーバント、敬遠、そして押し出し四球でのサヨナラ負けは、オリックスからすればノーヒットでのそれですから笑いが止まらないでしょうし、大阪での今季最終ゲームはあまりに不細工な幕切れでした。
しかしそれよりも何よりも、なぜに八回に内だったのか、そもそもこれまでの涌井であれば96球での交代は考えられないのですがここのところの早めの継投はそれはそれでよいとしても、勝ちパターンにバトンを渡すのであれば南、そして益田の方程式でなければ悔いが残ります。
先日も同じようなケースで内で失敗をして、南も調子がいいとは言えませんが内がそれに代わる状態とも思えず、なぜなぜなぜ、自分の嗜好からすれば納得のできない継投でした。
あるいはCSをにらんでの深慮遠謀なのか、短期決戦を勝ち抜くには中継ぎ陣の起用が鍵を握りますので、藤岡なんかもそうですが実戦で調子を見ようとしているのかもしれません。
この期に及んで石川を中5日で使うつもりだったのか、と愕然としましたがCS圏内を確実にするために眼下の敵を叩くべく方針を変更したようですし、今日の継投もその一環だったと思いたい、思わせてくれ、そうでなければ涌井にしても南にしてもどこかしこりが残ってしまいます。
そもそもその涌井が全体としては手堅くまとめはしましたが、またしても立ち上がりにあっさりと失点をしたのが躓きの始まり、そこは伊東監督の苦言に同意です。
打線はもう竹槍担いで本土決戦、そんな悲壮な雰囲気になってきました。
デスパイネが左手首痛、ここまで我慢をしてきたことで症状が悪化をしたようで、これ以上はポストシーズンに影響が出るので思い切っての登録抹消は妥当な判断です。
ただ角中の四番はさすがに軽い、二桁アーチがデスパイネの24本、ナバーロの10本でいずれも一軍にはいませんから、相手からすれば怖さもなく楽なものでしょう。
岡田が技ありのセーフティーバントで口火を切っての逆転劇は見事でしたが、そこだけ、ディクソンのカーブにくるくる回る打線では空模様と同じく湿っぽさが続きそうです。
それであればとんでもないボールに手を出したり、ストライクのボールを唖然と見送ったり、やはり引っ張り上げるのが早すぎた中村ではなく井上なり青松なり香月一なりパンチ力の可能性を秘めた選手にチャンスを与える思い切りが欲しく、やけっぱち、ぐらいの方がむしろ好結果を望めるのではないかと伊東監督に語りかけておきます。
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◆9月11日(日) オリックス−千葉ロッテ23回戦(ロッテ13勝10敗、14時、京セラドーム大阪、32,879人)
▽勝 平野 52試合4勝4敗28S
▽敗 益田 59試合3勝2敗13S
▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、内、益田—田村
オリックス ディクソン、平野—若月、伊藤
ファーストは井上でDHは青松、サード香月で、レフト肘井をスタメンで使いましょ、ホームラン無い打線及びロングヒットも期待出来ない、デスパイネ居ないんだから思いきった入替え必要、中村身長より打率低くなります、300打席近く立つのに酷過ぎます、7月7日から打点すら無かったんじゃ?中村と根元のスタメン見たくない。
本当に「竹槍打線」ですね。日本人2桁本塁打なしはロッテだけ、、デスパが去り他の外国人が使えないハズレだと、来季のスタメンもあまり変わり映えせず、相手が楽な貧打線、、考えたくないですがあり得る話で、、吉田正が隣の芝生です。
結局10人野球で井口も荻野も出番なし、数少ない戦力使わず負けが多い気がします。
普通に荻野スタメン、サード細谷でなく中村なのは何故???勝利より中村の育成(出番)を優先してるとしか思えないです。中村への投資はハンパないですが、今の状態ではムダにしか見えず、本人のためにもならず単なる苦行にすら見えます。これで後2年位でモノにならないと本当のムダで、他の選手使っておけば、、と後悔先に立たずになりそうな。肘井は何時使うのでしょうか?まさか出番なしで清田と入替じゃないでしょうね、伊東監督。
結果に一喜一憂できませんね。
涌井は力をセーブしながら8割程度しか出していないでしょう。
デスパは休ませてパワーを蓄積させる方向。
調整ムードが充満する中で緊張感はなく、
益田もどこか弛緩しているんじゃないですか。
こんなところで心身フルパワーでやっていたら、肝心なところで息切れします。
シーズンの疲れを取るべき人は無理しなくてもいいですし。
適当に流し、本気モードは封印という指示が発令されているのでは。
露骨に控えメンバーでやるわけにもいきませんが、
今は負けても多少割り切って見ています。
そしてみんな、CSで神になる。
守っている野手以上に見ているほうも最後はいやになってくる試合でした。
しかしストライク入らないのに敬遠ですか。中村への「巨額投資」といい伊東監督の歯車が乱れていなければいいのですか。このままだとたとえ続投でも来季は最低の結果でロッテを去ることになりそうな気がします。
それに比べオリックスさんはうらやましい。1,2年生がすでに躍動して来季にむけ強い光を放っています。そのオリックスと競合してとった伊志嶺、松永。しっかりやれよ!
中村は浦和で打撃を作り直さないとダメ。
肘井を使いましょうよ。せっかく二軍で好調だったのに。早く打席に立たせないと調子は下り坂になります。
気持ちも伝わらない。
チームとしての問題よね。
残り試合、どこを目指して行くんでしょう。
監督、首脳陣の来季陣容については、シーズン終わってから考えましょう。
相手先発の名物ナックルカーブを先生も打てません。従って大嶺(小)や中村レベルだと同じ配球であっさり三振となってしまう。大チャンスの4回、角中と鈴木が頑張ってくれました。結局まともに球を捉えることができたのはこの二人と田村だけでは勝てません。
先発涌井は初回から苦しみましたが、あの場面で本来の球を投げられない内を使ったのは監督のミス、最後は益田までがあの投球となり現地の方はため息でしょう。
デスパイネ離脱で今後も4番は角中、またはDHで井口なのか、その答えは14日。
勝利よりも三振王子を愛した捨てゲームでした。
ここ数試合続けていたオールドスタイルをこの日やめていたのは、何か自分を変えたいと思っていたはず。
でも、やはり、初回に失点しまいました。
交代を告げられた時は、かなり怒りが見てとれました。
次の投手が出てくるまで、マウンドで待って交代するのはいつもどおりでしたが、ムッとした表情でベンチに帰ってそのままロッカーに向かおうとし、監督が追いかけたのが見えました。
オリックスは、最下位ですが、いい若手も多くちょっとうらやましかったですね。
スリーバントを冷静に決めたルーキーの鈴木、高濱と登場曲が同じで、まだ別メニューの高濱を思い出してしまったじゃないですか。
あと、4月に腰痛離脱して、3,4か月かけてじっくりと治し、大活躍の吉田・・・。
思い切りのいい振りが、うらやましかったです。
失礼しました。