朝っぱらから驚くようなニュースでした。
藪田が先行しているように思えたメジャー移籍交渉ですが、小林雅があっさりとインディアンス移籍を決めてくれました。
小林雅、インディアンスと2年契約 (11/21 スポーツニッポン)
米大リーグ、インディアンスは20日、ロッテからフリーエージェント(FA)となった小林雅英投手(33)と2年契約を結んだと発表した。
3年目の2010年の契約は球団が選択権を持つ。
AP通信によると、年俸は2年総額で625万ドル(約6億8750万円)。
背番号はロッテ時代と同じ「30」。
本拠地のクリーブランドで記者会見した小林雅は「自分がレベルの高いアメリカの野球でプレーしたいと思っていたときに、いいチームからオファーをもらった。すごくうれしい」などと抱負を語った。
インディアンスは今季のア・リーグ中地区優勝チーム。
抑えには今季45セーブの右腕ボロースキがいるため、小林雅はレッドソックスの岡島秀樹投手と同様に、抑えの直前に投げるセットアッパーを任されるとみられる。
小林雅は山梨・都留高から日体大に進み、東京ガスをへて1999年にドラフト1位でロッテ入団。
2001年から今季まで7年連続20セーブ以上を記録するなど通算227セーブ(36勝34敗)を挙げている。
▼インディアンス・シャピロ・ゼネラルマネジャーの話
ここ3、4年、日本でのスカウティングを積極的に行ってきた。
小林は日本で長く抑えを務めた実績を評価した。
これで、このオフの大きな課題の一つだった終盤の救援陣を充実させることができた。
小林雅に625万ドルを出せるところは、さすがにメジャーですね。
しかしメジャー球団は球団単体で利益を出せているのかどうか、こういったインフレとも思える契約を見ると他人事ながら心配になってきます。
日本の球団と違って親会社の広告塔というわけでもないでしょうし、どこに収益源があるのか不思議に思えます。
インディアンスにはリーグ最多セーブをマークしたボロースキがいるようですが、まさに名前の通りボロの様で、防御率が5点台ですから小林雅も充分にクローザーを狙えるでしょう。
急転直下に決まったように見える今回の移籍も、こういったチャンスがある球団だからこそかもしれません。
9年間ロッテに貢献して得た権利を行使しての移籍ですから、頑張って欲しいと思います。
一方でドラフト1位の服部、今日も好投したようです。
1回戦に続き2回戦も1失点完投勝利、今日はわずか3安打に抑えたとのことです。
社会人野球も確か木のバットに変わったはずなので以前ほど打者有利ではないでしょうが、それにしても2試合連続の完投勝利は見事です。
まさに今が旬、中継ぎと見ていましたが調子を維持できれば先発陣に殴り込めるかもしれません。
そうすれば清水なりが抑えに転向しやすくなり、また先発に左が2枚という理想的なスタッフになりますので、来季のロッテの投手陣は服部次第になるのかもしれません。
今日は中4日での登板でしたが、今後は短い間隔での大車輪の活躍となるでしょうから、くれぐれも怪我のないようお願いしたいところです。
自分も朝っぱらからビックリしてしまいました。
全くオファーがないのではないかと思えるぐらい,何も出てこなかったですよね。
どうやら推薦人はあのミンチー氏のようで,以前から徹底マークをしていたとか。
活躍を期待しましょう。
そういえば銚子電鉄のサポーターも続けるみたいで,この辺りしっかりしてますね。さすがです。
今後ともよろしくお願いしますね。
スッキリしました。
FA宣言も速攻でしたけど移籍決定も速攻でしたね。(苦笑)
とりあえずは「セットアッパー」らしいですね。
オリオンさんが仰るとおり、セーブ王とはいっても抑えのボロウスキーは防御率5.07で来季37歳らしいですから、結果をだせば小林雅が抑えに抜擢される可能性は高いと思います。日米通算250セーブも夢ではありません。頑張ってほしいですね。
ただ一方で、日本での今季の状態を見ていると何か変わらない限り大丈夫なのか!?の不安もありますね…。
メジャーで活躍できるかはわかりませんが日本で積み上げた実績は十分あるので少しは期待します。それよりも、インディアンズのクローザーってそんなに使えなかったのが一番驚きです。それなら小林雅も抑えとしてのチャンスは十分あるでしょう。あとは、薮田がどこにいくかも注目したいです。
どこにそんなマネー出せる金庫があるのかな?
(私の残留時の評価は1.5億円と想像)
アメリカ国内は『サブプライムローン焦付き』なるもので、日本のバブル崩壊以上の
激震が襲っている様に報道されてるにも関わらず…。
これで経済悪化すれば、選手年俸下がってきて、またそれなりの『ビックネーム』が
日本上陸しだすのかなぁ?
なにかアッサリしてるなぁ。ビジネスライクなのか?
まぁFAは選手の権利。権利行使は『移籍ありき』を貫いただけでもヨシとしましょうか?
メジャー行った途端にチェンジアップ投げ出したりして?
契約上の決め事があった様ですが、どこがし『後ろ足で砂かけた』感のある
突然のニュースで、心から『頑張って』って言い切れない気分なのは、私だけですかね?
ご愛読いただき、ありがとうございます。
小林雅、驚きましたね。
どうやら極秘渡米したらしく、契約条件に黙っていることが入っていたとか。
そこまで隠密にする必要があったのでしょうか(笑)
優勝争いが出来るチームらしいので、また先発陣が強力らしいので、中継ぎとは言ってもプレッシャーは強いと思われます。
今までと同じ様なピッチングでは通用しないと思われますので、球種を増やすなりの変化が必要でしょう。
何にせよロッテの名を汚さぬよう、頑張って欲しいと思います。
>富山マリンさん
割と後腐れ無く「頑張れ」と言えるのは、一体何故なんでしょうか(笑)
行くからには頑張って欲しい、これは正直な気持ちです。
また日本のプライドから考えれば、何が何でもクローザーのポジションを奪い取ってもらわなければ困ります。
ただどこか、他人事なんですよね・・・
>ビタミンMさん
割とみなさん、あっさりされているようで(苦笑)
ここ数年の安定感の無さや、普段の言動に見放したファンがそれだけ多いということでしょうか。
せっかくメジャー挑戦の権利を掴んだわけですし、記録上は常に「元ロッテ」となるわけですから、小林雅には1年間メジャーでやりきれるような準備をした上で渡米して欲しいですね。
>HJMさん
33歳という年齢も年俸に上乗せされたのだとは思いますが、国内では考えられない金額ですね。
黒田に3年30億なんて話しもありますし、今後も有力選手のメジャー流出は止まらないでしょう。
ロッテで言えば次は小林宏、困った世の中になりましたね。
MLB各チームの収入ですが、まずは日本と格の違う放映権料をMLBが受け取ります。
これを「収益分配制度」に基づき各球団にバラ撒きます。ここがNPBとの最大の違いです。
(日テレ→読売ではなく、日テレ→NPB)
それに加え、球場使用料がタダ同然だったり、チケットの価格が(特にシーズンシート)大違いだったりといった日米の差はあるようですね。
球場は自治体が所有し、ネーミングライツでペイするようです。管理権は球団が持つケースがほとんどのようです。
収益分配制度があることによって年俸の安い選手を揃えて試合しているだけで球団は黒字になり、オーナーがチームへの投資を怠るといった弊害もあるようです。(モントリオールエクスポズのワシントンDC移転の背景etc.)
うろ覚えの知識なのでどこまで正確かわかりませんが・・・
最後になりましたが、これからも毎日読ませていただきます。更新頑張ってください!
巨人はとんでもないと反対していますが、機構で一括して管理するのが正しいとは思います。
とは言え確かアメリカは全国ネットのテレビ局はなかったはずで、放映権だけで潤うとも思えません。
ネーミングライツ権などもあるでしょうが、A・ロドリゲスの10年300億円など理解の外です・・・
球場使用料やグッズ販売など、日本とは違った制度になっているのでしょうね。
また3A以下は極貧といったことも、関係しているのかもしれません。
何にせよこのままではメジャーのやりたい放題でしょうが、どうにもならないであろうとの諦め感があるのもまた事実です。
今後ともご愛読いただければ幸いです。