5 堀幸一 内野手 40歳 年俸4500万円
【2009年成績】 56試合 112打数 13得点 29安打 打率.259 7二塁打 0三塁打 4本塁打 17打点 0盗塁 6四死球 31三振 得点圏打率.423
昨年に引退勧告をした堀が、ここまでやるとは思ってもいませんでした。
打撃不振のみならず肩の衰えから守るところがなく、かと言ってDHの候補は他にたくさんいますし、居場所がなく寂しいシーズンとなることが見えていたからこその勧告であり、実際に開幕をして暫くは2軍で若手と汗を流す日々を過ごしていました。
そんな堀に光が差したのは福浦の不調と左対左病を克服できなかったベンチの選手起用によるニーズであり、他に右の内野手がいれば堀に声がかかることはなかったでしょう。
しかし堀は2軍で腐ることなく、小宮山のように特別待遇を受けるわけでもなく、必死に生き残りを賭けて一塁守備を磨く毎日が実を結びました。
与えられたチャンスに.423の得点圏打率が示すように結果を残し、最後まで1軍で走り抜いたことは評価に値します。
単に数字として見れば物足りないところはありますが、一時代を築いた40歳のベテランが歯を食いしばって2軍から這い上がってきたことはチームに好影響を与えたはずです。
バッティングとしてはかつての天才的な右打ちは影を潜め、バントなどの小技もミスをするなど衰えは隠せませんし、ストレートについて行けない姿も目につきました。
それでも決め打ちにせよ高めの力のあるストレートを弾き返すヒットも見せてくれましたし、本人はまだまだやる気満々でしょう。
福浦の調子にもよりますが、西村監督となって堀の出番が減ることはあっても増えることはないと考えた方がよいと思います。
しかし堀はそんな中で生き残るための前例を、過去に自分の目でしっかりと見ています。
そう、来季に堀が目指すべきは2003年以降に代打の神様として君臨をした初芝であり、切り札としてここぞという場面で登場をする堀に期待をしたいですし、最後のオリオンズ戦士として奮闘をするその姿を目に焼き付ける2010年であってもらいたいです。
【オリオン村査定】 4500万円 → 4000万円 (▼11%)
試合前の練習でも手抜きをしていませんでしたし、まだ頑張って1軍に戻るんだとの意欲が見て取れました。
それでもダメだろうな、とは思っていましたが、80打数30安打の4本塁打ですから堂々の復活です。
まあ今江の代わりに三塁は冗談としておきますが、これだけの活躍をするための2軍であれば来季も浦和スタートでもいいかなと、そんなことすら思っています。
>まるさん
また春季キャンプの休暇で好きな釣りをやって、西村監督に太公望と言われればいいのですが(笑)
球界で一番若い四番と言われた堀も来季で41歳、23年目のシーズンに期待をしましょう。
当時主軸打者として注目されていたのが細身ながらも器用でパンチ力もあるやっかいな打者の堀でした。その選手がいまだに第一線で、そしてファンの皆さんにここまで愛される選手になってくれたことがいち同県人としてとてもうれしく思います。
あと、1年、2年?思う存分、でも最後は記憶に残る大きな花を咲かせてほしい(魚ではなく)。最後まで応援します。
普通ならベテランが下に落ちれば腐っておしまいだが
見事に返り咲いた。二軍の選手にも見習わせてほしいくらいだ
個人的には3塁ランナーが無死、1塁にいる状態で
里崎やら今江がいるなら堀の場面の方が確実に得点させて
くれそうな気がした。実際上記の二人じゃ三振か内野フライ
だったろう
来季もここぞの代打、左殺しとしてがんばってもらいたい
でも2000本安打はさすがに厳しそうだ あと170本安打か
悪いが今年の今江なら幸一が相当でても良かったな w
引導を渡す、そのフレーズは小宮山にも使いました(笑)
ベテランとしては若い選手の活躍でユニフォームを脱ぐことになるのは、悪い気分ではないのではないかと勝手に思っています。
コーチとしてチームを支えるであろう人材であれば尚更です。
>ティックさん
あのバックスクリーンには驚きました。
ツボにはまれば飛距離はまだ出る40歳、来季のアラフォーの戦いが続きます。
ミスをした選手に「そんなことをやってると俺が出るぞ」と声をかける、そんな堀が見てみたいです。
>関西人さん
さすがに工藤は厳しいかなと、そんな気がしています。
仁志はメジャー挑戦だそうで、日本のレベルが高いのか低いのかよく分かりません(笑)
>YOさん
そうなんですよね。
福浦と同じで堀も声を出して引っぱっていくタイプではないのが惜しいところです。
プレーで引っぱるとはよく言いますが、そこをきっちりと見ている若手なのかと、ちょっと疑問に思っています。
最近の若い者には分かるように声だしをしなければ、心は通じないような気がします。
>ちょろさん
ホリゴリ事件ですね。
あれで西村コーチとの間に溝があることが分かってしまいましたし、昇格人事も納得をしたりもしています。
チャンスに堀、神様堀様コーイチ様、そんなフレーズを書ける来季に期待です。
>放浪カモメさん
さすがに2000本安打は厳しいですが、その堀を越えようとする福浦の壁として頑張ってもらいたいです。
悔しければ俺を越えてみろ、堀と福浦のデッドヒートが見てみたい2010年です。
>富山マリンさん
年俸ダウンは避けられないと思いますが、気持ちよく来季を迎えられる交渉となってくれればと思います。
小宮山にあぶさんぐらいまで、と軽口を叩いた瀬戸山球団社長ですから、そのぐらいのことはわきまえているでしょう。
来年も現役で頑張ってもらいましょう。
私がロッテファンになった当時からの現役選手は掘だけですから一年でも長く、ですね。
特にホームランは印象的です。
あとは今江と堀のスタメンを間違えた時もしっかり犠牲フライを打つとか仕事はきっちりこなした姿も。
最終戦でも貴重なタイムリーを放つし、まだまだ健在だなと思います。
されど、来季も1軍かと言えませんけど今季同様コツコツと若い選手にとっては見本となる姿を見せるでしょうね。
得点圏打率が高いようにここ一番の勝負強さは捨てがたい。
言葉よりも背中で語るタイプっぽい感じがするので、黙々とプレーする姿を若手も感じ取ってほしいですね。
もはやホームランを打つ力はないと思っていたので、4本もしかもバックスクリーンにもっていったりまだまだ衰えていないんじゃないかと思わせるものでした。
福浦選手が不調ならばいつでもレギュラー獲ってやるくらいのギラギラ感があれば、両者にとっていいものになるんじゃないでしょうか?
もともとあんまりギラついた選手ではなく、黙々と仕事をこなすタイプですが、ベテラン選手のギラついた姿があるとチームは活性化するんじゃないかと思ってます。
言葉に出して「俺はまだレギュラーを諦めてない」的な事を言ってくれるだけでかなり引き締まる気がします。
しかし、競った試合のここぞの場面で登場するジョーカーの役割を期待しています。
ないしは、残酷な意見ではありますが、そんな堀に引導を渡せるくらい活躍する若手の出現を期待しています。