入団が既定路線であるとは言っても、やはり正式に決定をするとホッとします。
飲酒で補導をされた大嶺弟と正式契約を結ぶことを面談後の瀬戸山球団社長が明言をし、ようやくプロ野球選手としてスタートを切ることになります。
飲酒補導のロッテD3・大嶺翔の入団が決定 (1/17 サンケイスポーツ)
ロッテの瀬戸山隆三球団社長は17日、昨秋のドラフト会議で指名した大嶺翔(八重山商工高)と同県石垣市内で面談し、正式契約を結ぶことを明言した。
大嶺は昨年12月上旬に飲酒で補導され、球団はその後の経過を見て契約の可否を判断するとしていた。
瀬戸山社長は「(反省を)十分に感じた。新しいスタートをロッテで切ってもらう。今回の件を今後の人生に生かしてくれれば」と話した。
仮契約で合意していた契約金、年俸は減額し、22日にも正式契約を結ぶ。
大嶺は面談後に会見に応じ「自覚のなさを痛感した。自分を見つめ直そうと思って、生活習慣も変えた。迷惑を掛けた方に恩返ししたい」と神妙な表情だった。
せっかくと言っては語弊がありますが、やんちゃ坊主にとっては早い段階で社会の厳しい風に当たったことを前向きに捉えて欲しいと思います。
やってしまったことは真摯に反省をしてもらわなければなりませんが、この時期に自らがどういう立場にあるかを身をもって知ったことは大嶺弟にとっては悪いことではないでしょう。
あとは周りがしっかりとサポートをして、落ち込みすぎないよう、しかし喉元を過ぎてといったことにもならないよう、優しさと厳しさの両面で接してもらいたいです。
その点では元祖やんちゃ坊主で、かつ練習の虫でもあった高橋監督の存在は非常に大きく、まさに大嶺弟が目指す西岡の弟弟子となれば一石二鳥です。
これで春季キャンプにも出遅れることなく合流ができそうですし、野球一筋に頑張ってもらいましょう。
ロッテ・大嶺は走り込み重点「ピッチ上げる」 (1/17 サンケイスポーツ)
ロッテの大嶺が17日、沖縄県石垣市で行っている練習を公開した。一方の大嶺兄も順調に体作りが進んでいるようです。
西村監督に唐川とともに期待されている若手は「裏切らないような投球をしたい」と誓った。
重点的に走り込んでいる。
午前中は長距離を走り、午後は砂浜でダッシュ走を繰り返す。
先発ローテーションを1年間守ることが目標。
「そのために今、一生懸命走っている。肩の仕上がりもいいし、ピッチを上げていきたい」と意欲的だった。
何より嬉しいのが走り込みを重点的にやっていることで、とにかくプロ野球選手は走り込みで下半身を作ることが基本とのカネヤン流を強烈に支持をしていますので、きっと来季の大嶺兄はローテーションの軸として活躍をしてくれるだろうとの期待を抑えきれません。
それほど単純なことでないのは分かってはいますが、大嶺兄にはそれを期待させるだけの資質がありますから、土台さえしっかりとすれば充分に力を発揮してくれるはずです。
弟が入団をしたことで家長としての自覚が高まったこともいい方向に働くと思いますし、今オフに球団がドラフト1巡目の入札を発表した斎藤への対抗意識もあるでしょう。
余裕の気持ちでゴールデンルーキーを迎えることができるよう、大嶺兄には10勝を目指して奮起をしてくれることに期待をします。
大嶺兄には大人への脱皮を、大嶺弟にはきかん気の強い暴れっぷりを、そんな姿を見せてくれることに期待をします。
対照的に兄の方は、しっかりと調整に励み、自覚と貫禄が出てきた感じがします。なんだかんだ言って、清水直が出て、小林宏が後に回る事で経験、実績のある先発が減ったのは事実ですので、大嶺兄と唐川にかかる期待は大きいものがあります。二人の成長無しには、チームの上昇もあり得ませんので、怪我なく1年過ごせる体作りをしっかりとして欲しいものです。
それ、頼もしいですね。
「プロは厳しいぞ、頑張れよな」なんて言いたいだろうなぁ・・・
>774さん
見事な三者三振だったようですね。
ただそのピッチングに本人は満足をしていないようで、150キロを取り戻すと言っていることが吉と出るか凶と出るか、注目の来季となります。
その心意気は買いたいですし、期待もしているのですが、果たしてフォームは固まったのかとの不安もあります。
>パンテーラさん
理由は分かりませんが、カーブを投げる投手が少なくなりましたね。
だからこそ荻野忠の縦のカーブは有効な武器のはずだったのですが・・・
カネヤンの監督ぶりは嫌いでしたが、村田も含めた走り込みに対する考え方は支持をしています。
仰せのように走り込みをすることで力をつけた投手も多かったですし、あれでなければならないと思います。
惜しむべくは肩肘に対する配慮が欠けたことで、木樽には残念なことになりました。
ラフィーバーは猛反発していましたが(笑)
ロッテは讀賣と違い、ドラフトの目玉を取れるわけではないし、FAで大物を獲得することもないわけですから、
猛練習で野球エリートに対抗するしかないのです。
「ロッテの練習はきつい」と言われた
1970年代に戻ってもらいたいものです。
カネやんの文字に郷愁を覚え、つい反応してしまいました。
何にせよ、カーブがいつの間にか希少価値の時代になりましたので、
いいんじゃないでしょうか。
大嶺弟が大化けしてセカンドあるいはショートが出来たら、
内野の層は一気に厚くなりますね。
左打ちの根元よ、頑張れ!
150キロの荒れ球とスライダー、チェンジアップがメインだと思っていたのですが、140キロで固定した制球重視の直球とカーブの2つだけで三者三振に討ち取ったピッチングはこれまでの大嶺からは想像出来ないものでした
オールスターと同じで1イニング限定だったこととキャンプ後で疲労を考慮したものだったのかもしれませんが、来季の大嶺に今までとは違う変化を期待したいと思います
唐川もU-26の時のピッチングにはあまり変化がなかったように思うのですが、来季は何か変わるのでしょうか
左打者に比べて右打者が苦手ということから、西本さんがコーチに就任したことでシュートの習得もあるのではないか、と個人的には妄想が膨らむばかりなのですが…