機種変更

 

携帯電話の機種変更をしました。
別に今までのものに大きな不満があったわけではありませんが、2年縛りが昨年の10月で切れたこともあって年末からいろいろと物色をしていました。
そして選んだのはシャープの932SHで、今までの912SHの正当な後継機ですから私らしい無難な選択だとも言えます。

912SHはAQUOSケータイらしく液晶がきれいで、なかなか評判のよい機種です。
ですから機種変更を以前は考えていなかったのですが、昨年に一つの壁にぶつかりました。
おサイフケータイをインストールするために必要なエリア領域、これが不足をしてモバイルsuicaを使えないことが発覚したことで、これは電子マネー好きな私としては我慢のならない壁であり、まさにこれだけのために機種変更をしたと言っても過言ではありません。
912SHの320ブロックに対して932SHは999ブロックと約3倍、これで念願のモバイルsuicaユーザーになりました。

機種変更に際してシャープを選んだことにさほどの迷いはなく、これはデジカメはパナソニック、HDDレコーダーは東芝と決めているのと同様にマニュアルを斜め読みで済むことが最大の理由であり、今回もほとんど違和感なく乗り換えることができました。
写真の手前が912SHで奥が932SHですが、大きさはほとんど同じながらも天板に段差がないサイクロイドになったために厚みが薄くなっています。
液晶は3インチから3.3インチに大きくなりましたが、解像度が480X800ドットから480X854ドットと微妙な増え方をしたために違和感が強く、それよりも26万色から1677万色と表示色数が増えたことで鮮やかさが増したことの方が嬉しかったりします。
カメラはほとんど使わないので320万画素から800万画素に増えても興味はありませんし、最大の売りらしいWワンセグも球場で試合を見ながら千葉テレビの中継を見るぐらいにしか使わない私としては何の魅力も感じず、やはりモバイルsuicaを使えるようになったことが一番です。

もちろん不満もあります。
なぜか液晶側の方が重いために長時間使っていると手首が疲れること、今まで終話ボタンがあった位置にワンセグボタンが配置をされたために間違ってワンセグを起動してしまうこと、そして世間で言われている通りにバッテリーの持ちが異様に悪いことが最大のマイナスポイントです。
バッテリーの残量が%で表示をされるのですが、これがみるみるうちに減っていき、今の使い方ですと毎日充電をしなければなりません。
これは普段使いであればたいした問題ではないのですが、旅先などでケータイ国盗り合戦をする際には切実な問題となり、予備の電池パックを複数持ち歩く必要がでてきそうです。

実のところiPhoneに心揺れたもののおサイフケータイに未対応で却下、最新の4インチの液晶を誇る941SHは高価すぎて手が出ず、無難に2009年春モデルに落ち着いたのが真相だったりもするのですが、手にしてみてば充分に所有感を満たしてくれます。
マーくんの蒔絵シールにワンピースのストラップから卒業をして、これからは七つ酢漿草にジョニーが私の相棒です。