鮮やかな逆転勝ちでした。
ワンチャンスを活かしての逆転と完璧な継投での勝利ですので、ベンチには充実感に笑みがこぼれていることでしょう。
逆に中日からすれば早めの継投が失敗をした上に微妙な判定がプラスからマイナスに転じましたので、中日ファンには怒りと怨嗟の声が充ち満ちているのではないかと思います。
危うくパシフィックではロッテだけが負けるという最悪のシナリオから辛うじて抜け出しましたので、この勢いで明日も中日をうっちゃってもらいたいです。
先発の西野は4回を4安打2失点と先発としての責任を果たしたとは言えませんが、それでもしっかりとしたピッチングを見せてくれました。
ストレートに伸びがあり打者が前のめりになってスイングをするような落差も緩急もあるカーブやフォークで翻弄をしていましたし、数字は伴いませんでしたが悪くもありませんでした。
強いて挙げればそのストレートを過信しすぎたのか安易にストライクを取りにいった嫌いはありましたが、その攻めの姿勢は買いたいです。
それだけに四回での交代、しかも打席に立って四球を選んでからの代走にどういった意図があったのか、あるいは走者として走ることで息が上がることを懸念したのかもしれませんが、それであれば最初から代打を出せばいい話ですし、やや不可解な感じは残ります。
ただ前回が球数を投げていましたので、結果論ではありますが試合には勝ちましたからいい休養になったと思えないこともありません。
伊東監督が西野もそろそろとのコメントをしていたようですので今後に無理な起用はしないでしょうから、次の登板では体調万全でピシャリと抑えてくれることを期待します。
西野を継いだ藤岡はプロ初の中継ぎでの登板で、2回を無失点に抑えての3勝目です。
ナゴヤドームの性向は分かりませんが他の投手の数字もさしておかしくはありませんでしたので、MAX146キロのストレートが最大の収穫でしょう。
そうなると不思議なものでフォロースルーも服部のような躍動感が感じられましたし、やはり課題は気持ちの弱さなのかもしれません。
味方が逆転をしてくれた次の回になると下位打線と上位打線との違いはありますがピッチングが小さく、鎌ヶ谷で見たそれと似たようなものになってしまいました。
五回はストレートオンリーだったのに対して六回は変化球を交えたことで腕の振りが緩んだのであれば、そのあたりに解が潜んでいるような気がします。
何はともあれ藤岡が中盤を抑えたことが勝利の要因の一つですから、交流戦が明けたときに先発に復帰できるような実績作りを願います。
勝利の方程式は中郷、服部、松永、益田で、ようやくに服部が中15日でのご無沙汰ピッチングです。
僅か1球でちょっとヒヤッとした打球の飛び方ではありましたが、とにかく無事な姿を見せてくれたことだけで充分でしょう。
これが交流戦ではプロ初登板となった服部ですが、折り返しての後半戦でも貴重な左腕としての活躍を期待します。
ヒット1本を許したものの中郷も力強いピッチングでしたし、松永も糸を引くようなストレートで一週間ぶりのホールドを、そしてややスピード不足ながらも益田も久しぶりのセーブを手にしましたので、この1点差を守りきったことでロサが復調をしてきたことと合わせてリリーフ陣は底を打ったと思うことにします。
打線はカブレラのストレートに力負けをしていたところでの二死からの逆転劇ですから、やはり勢いがあるのでしょう。
相変わらずに四番の今江が打線を引っ張っており、和製クリーンアップは元気いっぱいです。
後輩の藤岡に白星をプレゼントする口火を切った清田のタイムリーは先輩としての面目躍如でしょうし、同期の鈴木のリーグトップの5本目の三塁打は見事でした。
そもそも一昨日に今季初勝利を挙げたものの自らのピッチングとしては2四球の押し出しと散々だった田島を、ボールがばらけてきたとは言いながらもロッテ打線をねじ伏せていたカブレラに代えたことはロッテからすればラッキーな交代だったのではないかと思います。
あっさりと荻野貴に死球を与えて逆転のランナーを出した挙げ句の鈴木の逆転スリーベースですから、ナゴヤドームに詰めかけた中日ファンの怒号が聞こえるかのようです。
ハーフスイングの判定を見返すかのような鈴木の殊勲打は以前にも死球を取ってもらえなかった直後のヒットを思い出させましたので、何くそ魂といったところでしょう。
何はともあれ粘っていれば逆転ができるとベンチも選手たちも思い込んでいる、そのことが逆転のロッテの原動力です。
ルナのファインプレーで得点機を潰されるなど流れとしては完全に中日の逃げ切りモードでしたから、あの継投が全てだったように思えます。
田島の壊れっぷりもそうですし、いろいろな意味で反面教師となる試合でした。
中日はベンチ内も揉めているようですし弱っているうちに叩いておきたいですから、是非とも明日も勝たせてもらいましょう。
中5日の唐川ではなく中6日で準備万端の阿部ですので、今度こそ次に繋がるピッチングを見せてもらいたいです。
そして打線も不平不満気味の山井が口をへの字に曲げるような、そんな猛攻を期待します。
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ストレートに力強さはありましたが変化球でなかなかストライクが取れませんし、仰せのように先発に戻ればこれまでの藤岡になってしまう不安があります。
ワインドアップにして腕をしっかりと振ることを体にすり込ませる、そんな交流戦でよいと思います。
ただ1イニングだけなら素晴らしかったのですが2イニング目から明らかに球速・コントロール共に少し落ちましたね。これでは先発させてもまたいつもの藤岡に戻るだけです。
それに一番克服しなければいけないカーブ以外の変化球でストライク・空振りが取れないので先発より1イニング限定のリリーフそれこそセットアッパーや益田が疲れている時・点差が離れている時はクローザーでも面白いかなと思っています。
ようやくの服部でホッとしましたが、ご指摘のようなワンポイントの起用でしか使うつもりがベンチにはないのかもしれません。
そういったポジションの中継ぎも確かに必要ではありますが、ちょっともったいないような気もします。
ただ松永も少しは落ち着きましたので、暫くは様子見でしょうか。
あの西野の継投は伊東監督のひらめきでしたか。
まさにやることなすこと上手くいく、といった確変状態なんですかね。
ルナのファインプレーが無ければ一気に同点になったかもしれませんし、その流れが六回の逆転劇に繋がったのかもしれません。
全員野球で勝てている感じがありますから、同じように交流戦で好調だった昨年よりも地に足がついている安心感があります。
藤岡は今日もストレート押しで抑えましたが、それでもまだ個人的には懐疑のスタンスを崩していません。
やや抜け気味にも見えるストレートには勢いがありますが、どこまで藤岡が割り切っているかをもう少し様子を見たいです。
ちょっとでも弱気になればボール先行で崩れていくパターンにはまるでしょうし、来月末の連戦までは中継ぎで使い倒すぐらいでよいかなと。
ちなみに高木監督は球団の思惑どおりの采配ではないかと見ています。
プリンス立浪を監督にするためには、前任者が偉大であってはなりません。
だからこそ落合を追い払ったのでしょうし、大成功ではないかと。
西野の交代についてはチームの空気が重かったので勝負に出たとラジオのインタビューに答えていたそうですので、結果的には点が入りませんでしたが根元の一打で一気に逆転を期待できる状況にしてチームの空気を変えたかったのでしょう。西野には悪いことをしたとも言っていたようですので、ちゃんと西野に対してもフォローをしているでしょうから、たまにはこのような采配もありかなと個人的には思います。
こんなんならエースナンバーは重すぎる。
その岡田ですが、打撃が上向き、またスタメンを張れるようになってほしいものです。
①思いがけない投手四球でのチャンスはゲームの分かれ目。特に二盗フリーパス状態では一気に勝負をかけたい。ルナの好プレーに遮られたけど、あの代走策はあたっていたんじゃないでしょうか。1点ねらいで西野に代打を出すシーンではなかったと思います。
②藤岡起用のチャンス。西野の調子から言って、1イニング早いとは思いつつ、かねてからの藤岡再生プログラム発動が頭にあったからこそ、思い切った策をとれたんでしょうね。ただし藤岡にはもう1イニング行ってもらいたかったんですがね。ひょっとして今日の阿部先発を考えると、藤岡の連投もありでしょうか。ひ弱さを拭いきれない彼には、そのくらいの背中押しがあってもいいかもしれないと思います。
昨シーズンの序盤はあまり映像を見られる機会が無かったのでよく分かりませんが、あの躍動感は初めて見ました。
僅差で負けているという状況も、プレッシャーが掛かり過ぎず、楽過ぎず、ちょうど良かったんでしょうね。
先発だと、どうしてもペース配分とか有るんでしょうけど、何かきっかけになるといいですね。
いっそ唐川も、一度リリーフで投げさせてみますか?
伊藤監督は随分積極的な采配で動いてきました。
多少の不満はあるがこの采配もありかなと納得しました。
僅差のゲームでしたが早い展開、結構安心して見ていた印象でした。中日が弱いから?なぜか元気がなさすぎですね高木ドラゴンズは。
今日もロッテにとって好ゲームを期待しています。
ワインドアップで重心位置をわずかに上げ反動を得ての146キロ。
課題はまだあるんでしょうが交流戦中に先発復帰してくれたらいーですね。
マリンでどんなピッチングをするかも楽しみです。
西野の降板は驚きと残念さが残りましたが、監督の勝負師気質が見れて少し興奮しました。何度もやることじゃないだろうけど。
中継ぎフルコースでチーム力の違いも見せれましたし、阿部がローテ生き残りをかけて前回の反省をどれだけ活かせるか見ものです。
今日も田島に投げさせましょう。
金やんから村山と比較されたぐらいの素質があるのですから、少しずつでも藤岡らしさが戻って来て欲しいですね。
服部は左のワンポイントとして確立して欲しいです。職人的な投手は、個人的には大好きですね。
セの本拠地でパが全勝なんて気持ちがいいです。
やり返されないようにお願いします。
今年、入団してきたコーチですけど経歴を見るとパリーグは初のようですが、これだけ名前が出てくると実力は相当すごいコーチなのでしょうかね。
復活したら小谷コーチのお陰か~。
これからも迷える選手を導いてほしいですね。
家人共々「この人、どこの大リーガー!?」と、大興奮しました!
それが6回になると、オリオンさんの言われる通りのいつもの藤岡で、その落差に驚きました。
やはり、記事にもあるように「とにかく腕を振る!」が藤岡の課題なんでしょうね。
あのダイナミックな藤岡、別人18号、大リーガー、の藤岡に生まれ変われたなら、小谷コーチに感謝感激ですよ。
最近イマイチな「クローザー=益田」くんも、小谷塾に入校させて欲しい位です。
タイガースのクローザー久保ちゃんの近況を見るにつけ、小谷塾のありがたさが、しみじみと感じる今日この頃です。
小谷コーチはどんな指導をしたのか、監督や斉藤コーチとの間にどんなやり取りがあったのか、大変興味があります。報道では、いいときのビデオと見比べたり、大嶺が言っていたのと同様、打たれてもいいんだという話しをしたりということのようですが、それだけでは、どんなコーチでもやっているであろうことに過ぎません。理解して、信頼して、納得して、実行してと、少し考えただけでも簡単なことではないはず。ピッチャーとしての技術や経験もさることながら、小谷コーチはメンターとしてのレベルも相当高いのだと想像します。
大嶺と藤岡は、優れた素質を持ちながら、気持ちの優しさが出て伸び悩んでいた点では共通しています。もしこの2人がこのまま活躍してくれるのであれば、同じ傾向でくすぶっている選手をほかのチームから獲得して、小谷コーチに預けて再生してもらうという戦略が成立するかもしれません。あまりコストもかからない、有効な補強になる可能性があります。
東洋大組はベンチ内では固まって座らないように気を配っているようですが、福岡のSB戦で連続押し出しをして茫然自失の表情でマウンドを降りる上野に対して一番前で出迎えたのが清田で同窓の絆を感じました。
昨日はひとり蚊帳の外でした上野が今夜は登板があるような気がしますので、「俺もいるぞ!」と存在をアピールしてもらいたいものです。
さて。大垣のロッテファンさんの情報は苦笑いですね。おそらく江村はいっぱいいっぱいの中でやっているのでしょうし、日々監督コーチから沢山の指導を受けているのでしょうから全てをできるようにいきなりなれ、というのは無理でしょう。”江村で行く”と首脳陣が腹をくくったようですから一歩一歩成長してくれれば暖かく見守りたいと思います。
向こうとしては負けた気がしていないと思われ、こういう試合を拾っていけると地力が付いて行きますね。
今日は防御率18.9?の山井先発、序盤から畳み掛けてさっさと降ろしましょう。
先発が阿部ですから打撃戦になると思いますが、山井を降ろせば俄然有利になるはず。
去年の後半から気にしてみていましたがずっと130キロ後半がやっとというストレートで、変化球で討ち取ろうとしている感じが、大学時代と違うと感じていました。
昨日は村長がおっしゃるとおり、140キロ台のストレートで討ち取っていたのが最大の収穫でしょう。
もしかすると、スタミナの問題なのかもしれませんが、これが本来の姿だと自覚してほしいですね。
シーズン途中からスタミナをつけろというのは難しいのかもしれませんけど、走り込むとかすることは出来ると思うので、先発復活までにこのスタイルを確立してほしいです。
阿部は今のままなら何の特徴もない選手だと思うので、先発として育てるなら二軍で新球でも取得してきてほしいです。まぁこのままいけば一軍の厳しさを身をもって経験した状態で二軍に行くと思いますからいいのかもしれませんが。
色々と考えていくと、ここ数年の育成方針は結局投手の特長を悉く潰してきたんだなぁと思ってしまいます。やはり指導者は大事だということでしょう。誰が主導したかはさておき、今年最大の補強は一見寄せ集めに見えたコーチ陣だと思います。気が早いですが、正直来季には生え抜き選手の入閣は極力避けてほしいです。ハムのジョニーを見ていると特にその思いが強くなります・・・
ゴリの4番で打順に意味を持たせたり、ファーストに大砲とか、
守備の要ショートには名手を置くとか、BV氏やら西村氏にはない、野球の原則に立ち返ったような采配で、
マリーンズにとっては財産となるでしょう。
中日は落合が築き上げた財産を守道が食いつぶしている状況で、
傍から見ていて「もったいない」の極みです。
マリーンズだけはこうならないようにしてほしいと中日を見ていて思います。
阻まれただけに苦しい展開を予想しましたが
1チャンスをいかした逆転勝ちは痛快です!
鈴木の粘り強さは雰囲気的に何かをやってくれそうな感が
すごく伝わりますし開幕からの活躍は野手のMVP級の活躍ですね
CSプロ野球ニュースでは鈴木の先輩達川氏が
伊東監督が鈴木を絶賛しているコメントを紹介していました
開幕から疲れ知らずでフル出場の鈴木の体の強さが
素晴らしいとのことです
鈴木のおかげで井口をコンバート出来たので
春井口が好調を持続する影の貢献者ですね
守備の不安がなくなった根元の好調にも一役買っているといえます
それにしても今季25試合登板でフル回転している田島を
試合後あの場面で抑えないと意味がないと苦言を呈する高木監督に
前監督のやってもらわないとのコメントを思い出しました(苦笑)
中日は、今後、個の力で勝つ試合はあっても、組織としてはすでに破綻しているのかもしれません・・・打たれた投手だけを責めた監督コメントを聞いたときは、これも唖然としました。
伊東監督は競輪好きで有名ですが、西野に代走の、ああいった勝負勘というか閃きは、同類として共感できました・・・結果、紙一重でしたし。
西野もあの3連打だけで他は安定していましたし、これで無理なく次は中5日で登板できるのではないでしょうか。
藤岡が躍動し、推しの大地が決めてくれて貯金10、今一度気を引き締めて更に飛躍して欲しいです。
最初に投げた方のイニングですが、力いっぱい投げるとあんなにいい球が投げられるじゃないですか!私はてっきり、昨年あたりに肩をやってしまったのでは…なんて思いこんでましたけど。まぁ、そのかわり目いっぱい投げると制御がおぼつかなくなるのも同時に見さしてもらいましたが(笑)という事で、去年みたいなスタイルにしちゃったのかなぁ~などと思っちゃいました。
またまた観戦の楽しみが増えてしまいました。「中継ぎの藤岡」、ここからもう一回作り直しましょう。やはり稀有な素材でした。マウンドでは猛々しい「ワイルド」で行こうぜ!ワイルドふじちゃんで。(本家が消えはじめましたしね)
ロッテの投手は、走塁で怪我をしたり、次の回に影響出たりするイメージなので、まあ悪くないかなと思っていました。
結果は残念でしたが、試合を動かしましたね。
藤岡は2イニング目に球速が落ちました。
スタミナか、逆転したからか、上位打線だからか、とにかく何かをつかんで先発復帰を待ちたいです。
地元では順位はどうでもいいからはよ解任させろの声が多いです。
今日も遠慮なく勝ちを頂きましょう。
今日は現地観戦します。試合開始より到着が少し遅れると思いますが、到着時にくれぐれも阿部がマウンドにいないということのないよう願います。
打線もこれまた守道のおかげで不調の山井を早々と攻略しましょう。
最近、投手が連打される理由のひとつがわかったような気がします。
やはり江村の勉強は続いているようですね。
まあ、伊藤監督もその辺は…ご存知だと思いますので、大きく育ててもらいたいです。
しっかりしないと。それもそうですが、早く第二のストッパーを育てて益田の負担を軽減しましょう。
重苦しい雰囲気だったから西野に代走で勝負に出た、結果、西野には悪いことした 。藤岡がいい流れを持ってきてくれた
だそうです。
最近は、2点くらい先行されても慌てません。
西野への代走は、グティさんの仰るように、とっさの思いつきだったのでしょう。
あの回はアンラッキーで点にはなりませんでしたが、
結局逆転しちゃうんですから、たいしたものです。
服部はああいうケース限定なんでしょうか。
もったいない。