CS進出も決まった後の地元開催がかかったソフトバンクとの2連戦、初戦を成瀬がきっちりとものにしました。
おそらくはCSの第1ステージでぶつかる相手に快勝したことは、いろいろな意味で価値があったと思います。
それにしても成瀬は凄すぎます。
これで10連勝、左腕では小野正一以来とのことで、これで荒巻淳と並んでロッテ左腕の伝説となりました。
16勝というのも1985年の村田兆治の17勝5敗から22年ぶりの快挙です。
前回11安打された同じ相手に5安打で二塁も踏ませぬ快投、何かが憑いているとしか思えないぐらいのピッチングでした。
前日に防御率争いをしているダルビッシュに僅か0.01差まで迫られて「プレッシャーをかけることができた」と言われた中で、また負ければ地元でのCS開催がほぼなくなるといった状況の中で、これらの重圧をものともせずに完封してしまうとは恐れ入ります。
被安打の少なさ、走者を出しても併殺で切り抜ける投球術、目指している「負けないピッチング」が完成の域に近づいている感じがします。
こんな素晴らしい投手がCSに登板することなく、チームが敗退するなんて考えられないでしょ？
やはり成瀬は絶対に第2戦までに起用するべきだと思います。
そんな成瀬よりも試合の流れを作ったのは、竹原の2打席連続アーチです。
相性もここまでくれば神懸かり的な感さえあり、オープン戦を入れたら和田から5本目、和田から見たら公式戦での15被弾のうち4本が竹原という天敵ぶりです。
確率がまだ低いものの、あの広い球場での2打席連続は誰以来？ぐらいのビッグニュースだと思います。
特に右へのアーチは彼の成長の証であり、この打撃を心がけていけば自然と打率も上がってくるでしょう。
和田、杉内、武田勝と打ち崩していかなければならない左腕に対して、大きな武器が自信をつけたと思われ、今日の1番の収穫だったと思います。
これで明日の小野が踏ん張れば、一気に地元開催が見えてきます。
それはそれで私のCSローテーション構想が苦しくなってくるので複雑な心境ではありますが、やるならとことんポリシーを突き詰めるのもよいと思います。
小野自身からしてもポストシーズンで先発の座を与えられるかどうかの瀬戸際にいる認識はあるでしょうから、明日ダメなら中継ぎ降格の覚悟をもって投げてくれると思います。
千葉マリンでの日本ハムの胴上げを阻止するためにも、勝って勢いをつけて週末の直接対決に臨みたいところです。
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それぐらい今日の川崎は見事でしたし、ここ最近の活躍はMVP級です。
どうも今年は抑え投手が厄難の年のようで、各球団の抑えがメロメロになっています。
ずっと抑えていた馬原や藤川が最近はダメですし、そういう意味では小林雅は流行の先端をいっていたのですね（苦笑）
小野は残念でした。まさか、あんなに早く変わるとは思わなかったし川崎を酷使する原因になったので今日は不合格です。ただ、川崎はよく投げてくれたと思いますがまた明日も出てくることを考えると心配です。
今日はついに馬原を打ちました。早川は今日は本当に打ってくれました。非常に価値ある打撃を見せてくれました。２番が一番いいということを確認しました。
さて、明日明後日は絶対に負けられません。一回でも負けたら胴上げですから何がなんでも阻止して欲しいです。まずは先発が試合をつくることが大事になりそうです。
ロッテファンならずとも、ロッテでは成瀬が最大の貢献をしていると評価していると思います。
もう来年が怖いぐらいの活躍です。
成瀬がスピードがないのに抑えられる理由、どうもボールの回転がいいために伸びがあることが1番らしいです。
雑誌の特集などでも本人が語っていますが、高校時代からボールの回転だけは常に意識してキャッチボールをしているらしいです。
何でも涌井が入ってきたことでスピードでは勝てない、ではどうするかと考えた末らしいです。
要は初速と終速の差がないと思われ、打者から見ると数値以上の体感速度になるとのことです。
何せ130キロ台後半の成瀬のストレートが、彼にとっての最大の武器ですから驚きです。
バックネット裏から観戦した時に感じたのは、非常にボールの出所が見づらい投手だと言うことです。
ニックネームの元になっている左手の出方が遅く、打者からすると突然ボールがでてくるように見えます。
その上にボールの伸びを感じられるストレートがくるわけですから、打者が振り遅れるのもわかるような気がします。
＞コヤマリンさん
小野は今日は久しぶりにらしい投球を見せてくれました。
予想外の降板、本人もかなり不満だったようですが、今日は合格だと思います。
＞しろーさん
内、すっかり成瀬に差をつけられてしまいましたね。
何でもウィンターリーグに派遣されるらしいですから、一皮むけて帰ってきて欲しいです。
やはり次代の抑えは内で、そう期待しています。
＞けとるさん
川崎、投げさせ過ぎですよね。
確かに今の中継ぎでは1番の安定感を持っている投手ですが、こんなところで酷使している場合ではないと思います。
ご指摘の通り藪田や荻野らを信じられないのであれば今後は戦い抜けないことと同義、この監督は投手起用に関してはセンスが無さ過ぎると思います。
本人が謙虚なのもこれまた好感が持てます。同期のドラ１、同じ神奈川県の高校出身ということで、来季は内にも頑張って欲しいところですね。
竹原に関しても、あそこまでうまくいくものか。と味方ながらも唖然としてしまいました。
今年は、土台作りの１年として、来季はやってくれそうです。
成瀬は２戦目までに先発で確実に取れますね。
小野は”絶対に勝たなければならない理由”があるので、調子がどうあれ、見た目は静かながらももの凄く気迫のこもった投球を見せてくれると思います。
あとは打線が小野の気迫に応えられるか、ですね。
今年のロッテ内では、文句なしの最優秀選手でしょう。このまま防御率＆勝率のタイトルを勝ち取って欲しいです。
でも、どうして最高130キロ台後半の球があれほど打たれないのでしょうか？（三振を奪うというより、打ち損なわせる球なのでしょうが、手元で微妙に変化するのかな？）
小野、正念場と何度も言いながらズルズルときてしまいました。
ただ一時期に比べて調子は上がっていますし、何より気合いが感じられますので期待したいです。
＞ポンタさん
今日はまさに王道とでも言いますか、王者の戦いとでも言いますか、素晴らしい試合だったと思います。
数年前までは恥ずかしくて仕方がなかった「王者はおごらず勝ち進む♪」というフレーズが、自然と口ずさんでしまうほど板に付いてきました。
いい感じですね。
＞なお★さん
落合の例を出すまでもなく、右への長打が長距離砲の証だと思っていますので、今日のアーチはとても価値がありますね。
ホームランアーチストらしい美しい弾道も竹原の代名詞ですから、何とか今季2桁アーチを記録して来年に繋げて欲しいと思います。
明日も左なので、勢い続けてほしいです!!
和製大砲の存在には微妙な気持ちの私ですが，改めてビデオを見て，あの右方向へのバッティングには素直に感心しました。
こうなったら明日も勝ってほしいですね（できれば，あさっても，しあさっても・・・）。