難敵の山岡を早々に攻略しながらも後が続かず、そうこうしているうちに終盤3イニングで10安打も浴びてしまえばどうにもならない絵に描いたような逆転負けでした。
左対策で出てきたはずがあっさりと歩かせた松永がそれでもギリギリで凌いだのが精一杯で、その後は不運な打球もありましたが総崩れとなればどうにもなりません。
ここのところはワンポイント的な起用が増えている東條を1球で代えたのは登録はスイッチながらもなぜか左腕にも左打席のモヤに永野をぶつける試練と考えれば前向きにもなれますが、それであれば酒居ではなく阿部を使って欲しかったりもして、また延長12回までのプランニングができていたのかが気にはなります。
打たれたのがリードによるものと言うつもりもありませんが一部にある細川のそれが最後を締めくくるに相応しい巧みさ、でもないことも明らかになり、それ以前に大事な局面だからこそ田村や柿沼らの先のある捕手に任せないでどうするのか、経験を若手に伝授するのであればベンチでの講義で足りますし、そもそもそれは清水将コーチの仕事です。
そして西野は全体的にストレートを中心にボールが高めだったことよりもスライダーに頼りすぎていたのが懸念材料で、前回ほどにここぞでフォークを投げなかった、投げさせなかった理由が知りたくもあり、いずれにしても四球が絡んでの失点やピンチにベンチの印象はよくないでしょう。
打っては久しぶりのスタメンの三木がマルチヒットとアピールをしましたが最後まで平沢が出てこなかったのが気掛かりで、そもそも九番に落としてまで中村奨にこだわる必要がどこにあるのか、当然のことながら三木と平沢の二遊間という選択肢もあったはずですし、藤岡復帰に向けての地ならしでないことを願わずにはいられません。
さすがにタブロイド紙あたりが流している鳥谷の今岡コースがあるとは思っていませんが、井口ロッテにとってのショートの闇が深まりそうで怖いです。
マーティンもそろそろ解析完了なのか外のボールへの対策を急がなければしんどそうですし、あれほどのボール球に手を出したり全く手が出なかったりとレアードの不振も何があったのかと心配にもなりますが、基本は.240程度のアベレージですので分母が大きくなることでそこに収束をしてきているのでしょう。
なかなか井上と併走をしてくれないために打線としての爆発力がいまひとつになっていますが逆に言えば流出の可能性も下がっているとこちらも前向き、と言っていいのかは分かりませんが来季以降への材料と、どうしても上を向きがちですがこのカードで最下位に落ちることもありますので長いスパンで現実逃避に努めます。
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◆8月30日(金) 千葉ロッテ−オリックス19回戦(オリックス12勝7敗、18時30分、ZOZOマリン、29,264人)
▽勝 海田 45試合1勝2敗
▽敗 永野 5試合1敗
▽本塁打 小島4号(西野)
▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、松永、東條、永野、酒居、陳冠宇—田村、細川
オリックス 山岡、山田、吉田一、海田、増井、ディクソン—松井雅、若月
この試合の吉井コーチは冴えていませんでした。ここまでやり繰りしてきましたが、さすがに無理が溜まってきたか。結果論ですが、本拠地に戻ってきたタイミングでリリーフの入れ替えをしておくべきでしたね。永野、阿部の代わりに成田、田中靖、さらに酒居の代わりに唐川とか。彼らは出番を求めてウズウズしているはず。少なくとも、登板後に自分で夜通し運転して4時過ぎに帰宅したらしい永野に連投は普通に考えてさすがに無理がありました。おそらく、後にも先にも史上最大負荷の移動ゲーム。次の試合の前に動きはあるでしょうか。雰囲気変えないと、対オリックスのいやな流れが残りそう。
ちなみに8回のピンチでの守備位置の指示、結局根元コーチはブロックサインを出すだけで、決めているのは鳥越コーチだと見えました。伊東監督時代のピッチャーマウンドへの伝書鳩川越コーチを思い出します。強いチームを作るには、もっとそれぞれの立場で権限もって自立しないと。やっぱり吉井コーチ以外は監督のyesマンの集まりなのではと思います。勝手な想像ですが、いつも監督の隣でピリピリしている的場コーチは何を言われても "御意! おっしゃる通り!" って返しそうな雰囲気です。大敗するとそんなことまで考えてしまいます。
そんな試合でも三木がんばりました。期するものがあったでしょう。やはり競争させないと。ただそれが続くかは分からず、オリオンさんおっしゃるショートの闇にはまらないことを願います。結局のところ、結果を残した選手が残るという公正な競争という王道にしか解決はありません。
それでも打ちたがりのレアードがボール球でも振っていく、という悪循環に陥ってしまっているようです。
また披露からか足の踏ん張りがほぼ見えません。
休養日を設けたらまた打ち出すと思います。
マーチンは外角もそうですが、低めのボールをレベルスイングしているのでそりゃ当たりません。
低めはアッパースイングでないとボールにカスリもしないでしょう。
細川のリードはそんなに悪くないように見えましたが、松永といい、酒居といい、ボールが制御不能で、細川の構えから相当外れていました。
あれでは細川が浮かばれません。
岡は結果は出ませんでしたが、打球が伸びますね。
打率は低くても使いたくなるのはわかります。
田村の打撃は一向に開花せず、守備はいいけど打てないままでは、
ハムの清水、SBの栗原、オリの若月にすらあっさり抜かれてしまうのではないか、そう危惧して止みません。
リアル観戦でしたが、ションタイムもあり7回以降が良く理解できませんでした。
東條を1イニング投げさせなかったのは、なぜ?
永野、自家用車で昨日のPM11:30仙台を出て4:00着、10:30まで寝ての投球、休ませなかったのは、なぜ?
7回から潮目が変わったようで、細川に代えてから、キャッチャー変えたのは、なぜ?
(B's 小島にHR打たれたから、バッテリー交代?)
継投に関して、「抑えきることが出来ませんでした」との井口監督の弁。
継投が上手く行かなかったのは、誰の采配。
かたや、B'sのエース山岡を早くあきらめ、継投に入って、功を奏して大量得点でーす。
佐々木、相手は手ごわいぞ、心してかかれ。
ガンバ、ロッテ
オリックス相手にこの大差、好投手山岡を攻略出来て今日は勝てたと思ったんですけど、映像で観られなかったので西野の調子が今一つ分かりませんでしたが、オリオンさんのコメントで余り良くなかったんですか、今から先発の軸になって欲しい西野です、次回登板に期待してます。
三木亮が一人気を吐きましたから、今日は三木平沢の二遊間でお願いします。←無理か
マーティンはこの試合も守備で見せたので、使い方難しいですが、荻野、大地のチャンスメークをマーティンで返せないので、打順の組み替えもありかと思われます。
投手陣はこんな日もあるか、と割り切るしかありませんが、東條の1人交代はちょっと解せない。左打者へ悪いデータでもあるのか?
さて、今日はまず一つ取りましょう。
打線はレアードでぶち切られています。今日位は先発しなくていいです。
今日も中継ぎ総動員デーです。三連戦の途中ですが、唐川大谷を上げませんかね。監督!。
それはピッチャーにとってはプレッシャーが大きすぎます。
もういいでしょう、細川。
中継ぎは労働過多。
働き方改革が必要なんじゃないかな。
シンプルに、いまこの瞬間に一番結果を出してくれそうな選手を出場させれば良いと思います。それで結果が出ないなら仕方ない。
永野はどうやって帰ってきたんだろうと思ってましたが、まさかそんな状況で連投させたとは。。しかし、それでも益田の休養を優先するのは間違ってはいないと思います。
4連敗だけは避けないといけません。
そもそも今シーズンはどのチームも主力の移籍や怪我での離脱で、決め手を欠いており地盤沈下の中で戦力の差が少なくなっていることが混戦のひとつの理由と思います。ロッテとソフトバンクの組み合わせのように、オリックスはロッテを与しやすいと感じているのでしょう。何となく西武が着火した雰囲気になってきましたが、3位の椅子はどこになるか予想がつきません。