どこまで本気かは知りませんが、荻野がロッテファンを不安の底に突き落とすような発言をしたようです。
球速アップという渡辺俊、成瀬が陥ったスランプへの道を、荻野が歩まないことを願っています。
クルーン超える?荻野、来季目標147キロ (12/7 スポーツニッポン)
今季30セーブをマークしたロッテの守護神・荻野が“クルーン超え”を宣言した。
千葉・稲毛の室内練習場で野球教室に参加した2年目右腕の自己最速は145キロ。
プロ入り後、毎年2キロずつ球速はアップしており「来季も2キロ上げる。このペースでいけば10年後には巨人のクルーンを抜けますね」と日本最速162キロの更新を見据えた。
来季へ向けて既にランニングを開始しており「継続して活躍することが大事」と飛躍を誓った。
クルーンがどうのというのは話題作りのリップサービスでしょうから構いませんが、荻野が目指すべきはスピードアップではなく縦のカーブの復活でしょう。
そもそもMAX145キロが眉唾ですし、140キロ前後のストレートにカーブ、スライダー、カットボールのコンビネーションというのが荻野のピッチングスタイルのはずです。
もちろんストレートは速いに越したことはありませんし、それを求めたくなる投手の習性もわからないでもないのですが、そのために本来の持ち味を失ってしまっては本末転倒です。
確かに昨年よりは微妙にスピードは上がってはいるのですが、それが投球内容に大きなプラスをもたらしたとは思えません。
昨年に比べてストレートの比率が高くなり、またそのストレートで打ち取るケースが多かったことで勘違いをしていないことを願いたいです。
それはスピードが上がったからではなく、打者の膝元にコントロールできるようになったことと、テンポのいい攻めのピッチングによるものだと私は見ています。
無理にスピードアップを目指すことでボールが高めに浮くことの方が恐ろしく、二度あることは三度あるということにならないようにしてもらいたいものです。
去年成瀬が五輪の予選のときの藤川の直球の回転数に魅了されてスピードアップを目指して今年の結果ですし、渡辺俊のときもそうでしたのでもうスピードアップの呪いと呼んで良いのでは?笑
今年の荻野を見ていてあの縦に大きく割れるカーブを投げる比率が低かったように思いますので、来年は直球だけでなくカーブにも磨きをかけてもらいたいですね。
球速よりも、コントロールでしょう。荻野の課題は。コントロールが悪い投手ではないと思うのですが・・・。
シーズン中も抑えとして出てきた場面で初球が抜けて高めに外れる姿をみると「またか・・・」と不安になっていたものです
某雑誌の記事で、中継ぎから抑えに変わった事で変えた事を問われ、「昨季使ってなかったチェンジアップ系のボールと、スライダーを投げ、良く使ってたカーブはほとんど投げませんでした。」「バッターが僕のカーブを結構イメージしながら待ってたと思うので、それならバッターの頭にないボールを投げた方が抑えられる確率も高いんじゃないかと」「成績も上がってるので、それが成功したんじゃないかと・・・」「来季は来季で、また今季とは違うピッチャーが投げてるようなイメージでいきたい」ですって(苦笑)
その一環がスピードアップ?「カーブ投げようよ荻野、あの大きなカーブは狙ってても簡単には打たれないよ」って言いたくなりませんか?
自分としては、早く伊藤にクローザーとして覚醒してもらって、荻野をセットアッパーに戻して欲しいと思います。タイプ的に・・・(笑)
俊介や成瀬のように深く考えるタイプではないだけに、あくまで冗談で球速にそこまでこだわることはないと思われます。
記者「球速毎年上がってますよね」
荻野「このままならクルーン抜けますね(笑)」
くらい会話を誇張してるだけ…のはず。
彼がプロで生き残っていくには、クルーン型ではなく、技巧派でなければやっていけません。
直球が140キロ程度出ればば、緩急を活かしてスライダー、カット、カーブで十分でしょう。特にあの縦のカーブ(いわゆるドロップ)は、絶品ですから。
メンタルも弱いわけではなく、里崎の強気のリードに対してインコースへ直球を投げ込むだけの度胸もあります。
内外高低緩急の全体的なバランスは取れているのですから、それにコントロールの正確性・確実性などの磨きをかけていくのがベストだと思いますが。
確かに、プロで通年活躍するようになるには、アマとは違うトレーニングによって全体的な筋力が上がり、足腰に粘りが出てくるので、若干スピードも上がるでしょう。しかし、それも最初数年だけであり、もし自分のスタイルとは別に、過信してストレートを真ん中に放り込んだら…。
まぁ、プロで活躍している投手ですし、自分の力量も分かっているはず(そうでなければ、困りますが)なので、心配はしていません。優秀な捕手陣もうまくリードしてくれることでしょうし。もし、サインに首を振り、ストレートにこだわるようでしたら、かなり危険信号ですが。その辺も含めて、来季以降の彼の明暗が分かれるでしょう。
ジョークでしょう(笑)
マスコミが表現がおかしいのはいつもの事
荻野投手がなぜカーブを使う率が減った理由は
分かりませんが、まぁ狙われていると
感じていたのならそれはそれで結果を残したのだからいいのでは、
残せなかったら言えばいい事で
もっとも本気で球速にこだわったら困りますが
ちなみに個人的には荻野投手に一番望む事は
もちろんストレートの球速でもなく、
皆さんがよく言うカーブをもっと使えでもなく
コントロールを良くしてなのですが・・・
そして唯一特徴のあるカーブで30SPあげた
過去のリリーフ投手では異質な投手。ちかいと
いえばマイケルだけどやつのほうがまだ速い
しかもこういっちゃなんだけど野球脳は高いと
思う。これはまあ釣りだ。一瞬タイトルから
ロッテにメジャー要求でも伊良部のようにしたかと思ったよ W
球速・コントロール・変化球、どれを取ってもものすごい武器があるようには何度見ても思えませんが、それでも30セーブ挙げられたのは、「頭が良い」からだろうと思っています。
それこそが荻野の最大の武器であるはずで、荻野自身がそのことを理解していれば、スピード勝負に走るなんてことは有り得ないと信じたいです。
あくまで、『変化球のコンビネーション・内外角の出し入れなどの総合力で勝負する典型的な技巧派投手』という枠ははみ出さないと思います。
とはいうものの、俊介にしても成瀬にしてもこの「スピード」という要素で失敗した実績が確かにあるので、ネガティブになるのも十分わかります。。
たぶん入団するだろうとタカをくくっていた長野も結局拒否でしたし、あまり楽観的な見方をし過ぎない方がいいのかなぁなどと考えてしまう今日この頃です。
弁当の呪い、開幕投手の呪いに続く、スピードアップの呪いですか(苦笑)
ありがたくもない呪い御三家などは早々に退場願いたいものです。
>YOさん
クルーン云々はリップサービスでしょうから気にはしていませんが、球速を話題にすること自体が方向性が間違っているのではないかと心配になります。
仰るような初球のすっぽ抜けはそのストレートが多かったような気がしますが、スピードを求めると更にすっぽ抜けが増えそうで恐ろしいです。
>幻の侍ジャージーさん
ああ、もちろん言いたいです(笑)
あの落差があれば打者を惑わすことができますし、それこそストレートが活きてくるはずです。
まあその言葉を信ずればカーブを投げられなくなったのではなく投げなかっただけのようですから、来季は今年とはまた違った配球になるのかもしれませんし、なって欲しいと思います。
>伊予カモメさん
そんな感じだったらいいんですけどね。
スピードを話題にしたのが本人からなのか記者からなのか、ちょっと気になります。
また記者からであっても、それが呼び水となって本人がその気になったりして・・・と、いろいろと気に病んでしまうのもオフの風物詩であったりします(笑)
>放浪カモメさん
かなり順調にきた2年間ですから、仰るように3年目の来季はかなり重要なシーズンになりそうです。
ここを乗りきれば主力として長く活躍できるようになるでしょうし、躓くと一気に転げ落ちる危険性を秘めています。
そうならないためにも自分のスタイルを確立すること、相手を気にして目先を変えることも必要ではありますが、自分主体で物事を考えることも大事なことです。
里崎や橋本とよく話し合って、自分の色を出して欲しいと思います。
>マッサンさん
コントロールですか。
あまり悪いという印象はないのですが、ストライクとボールがはっきりとしてしまうケースもあったことは確かです。
こうなると全くダメなのが荻野で、だからこそ彼のクローザーには及び腰なのですが、このあたりの悪いなりのピッチングができるようになることが来季への課題でしょう。
>マー君さん
荻野はある意味、若い頃の藪田に似ていると思います。
藪田もセットアッパーとして大成するまでは、速いボールがあるわけでもなく、抜群の変化球があるわけでもなく、何で抑えられるのだろうという不思議な投手でした。
荻野もその不思議くんパワーを磨くことを目指して欲しく、一芸に秀でることを目論むには年齢的に遅すぎるように思います。
>JFさん
本質がネガティブなもので(苦笑)
もっともこういった悪い予想が当たってしまうのがロッテファンの辛いところだったりします。
初芝の併殺、落球を何度当てたことか・・・
成瀬についてはキャンプ、オープン戦で暗澹たる気持ちにさせられましたが、荻野がそうならないよう願いたいですし、きっちりとチェックしていきたいと思います。