成瀬が10勝目を挙げる

今日の欠席で60試合観戦が達成できないことが決まり、ちょっと凹み気味です。
それどころか連日の午前様で録画を見る気力すら薄れつつあり、何とかシルバーウィークで持ち直しを図りたいところです。

成瀬が2年ぶりの10勝目を挙げたことはチームにとっては非常に喜ばしいことで、ミリオンダラーズが総崩れの中での成瀬の躍進は、世代交代の旗手としての意味合いがあります。
8勝目の時点で残り3試合で2勝は楽勝だとは思っていましたが、ここ2試合ほどを見た感じでは調子がやや下がり気味だっただけに、逆にそういった状態で勝ったことは大きく、また成長への一歩を踏み出したと言ってもいいでしょう。
今日はストライクとボールがはっきりとしていた感があり、かなり組み立てに苦労をしていたようですが、それでもストレートにチェンジアップ、スライダーの王道は健在で、西武打線の決定力不足に助けられはしましたが、先発としてはぎりぎり及第点はあげられます。
もちろん成瀬としては満足のいく内容ではありませんので、今季最終登板になるであろう次の登板はピシャリと抑えて完投勝利で終わってもらいたいです。

打線は昨日の死球の影響か井口が欠場をして、塀内が本来の二塁で登場をしました。
しかしそれ以外では南も角中もスタメンに名を連ねることができず、何とも面白みのない打線となりましたが、生き残りをかける早川がマルチヒットを放ったのは嬉しいですし、福浦が3番で活躍をする姿には感動すらしてしまいます。
ベテランと若手が上手く融合をしたチームが理想ですので、彼らにはもう一踏ん張りをお願いしたいですし、若手にはどんどんとプレッシャーをかけてもらいましょう。
そんな中で面白くない報道があったベニーは、それがゲンダイであったとは言っても信憑性がありすぎで、好きな選手だけに複雑な心境に陥っています。

さて明日はエース清水が田中を相手にどんなピッチングを見せるのか、2億4000万の意地を見せてもらいましょう。
週末はビジター応援デーのようですから、仙台まで足を運ばれたファンが失望をしないような、そんな試合になってくれることを願っています。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失 西武 0 0 0 0 2 1 0 0 0 3 11 0 千葉ロッテ 0 0 2 0 0 3 0 1 X 6 10 0

◆9月17日（木）　千葉ロッテ－西武21回戦（ロッテ12勝9敗、18時15分、千葉マリン、12,938人） ▽勝　成瀬　21試合10勝5敗 ▽S　シコースキー　50試合8勝5敗13S ▽敗　松永　14試合1勝1敗1S ▽バッテリー 千葉ロッテ　成瀬、内、シコースキー―橋本将 西武　西口、松永、野上―銀仁朗