荒療治とは物事を立て直すための思い切った処置や改革を行うこと、ですのでどういった動きがあるかと期待をしていたのですが、今回も言葉が踊っただけでした。
目に付いたのはショートに細谷を起用したところぐらいで、しかしこれは荒療治ではなく無謀ではないかと、そんな不安が的中の逆転負けです。
江村の悪送球もベースからあれだけ外れれば止めることを第一に考えなければならないはずですので実質的には細谷のエラーではないかと、また決勝点となったお手玉も後ろに下がってバウンドを合わせ損なったものですから、これは本人には申し訳ないながらもショートで使った方が悪いとしか言いようがありません。
先日もロサが投げているところでエラーをやらかした細谷ですから、ロサに「ホソヤサン、キライ」と思われているのではないかと心配にもなります。
成瀬の一軍復帰が決まったからなのでしょうが松永を先発から中2日で中継ぎに起用したのも荒療治ではなく無鉄砲ではないかと、また試合後のブーイングが心に痛みます。
辛うじて今のポジションにいるのは日本ハムに大きく勝ち越していたからですが、その日本ハムを相手に2戦2敗、6失策ですのどうにもなりません。
初芝はいましたが日曜の夜に空席の目立つライトスタンド、緊急事態です。
涌井は今日もQVCマリンで勝てませんでした。
6回6安打3失点、自責点は2ですので先発としての仕事はしてくれましたが、やはり点の取られ方が悪すぎます。
下位打線に打たれての先制点に味方が逆転をしてくれた直後の失点と、ここぞというところで踏ん張りきれないピッチングが続いています。
五回の失点は今江のエラーがきっかけですので気の毒ではありましたがまたしても四球が絡みましたし、その立ち上がりも大事にいこうとする意識が強すぎるのか攻めるのではなくかわすような投球になってしまっているようで、左打者へのシュートがことごとくと言っていいほどに外れてしまったのが今日の全てだったような気がします。
6回で105球もそれがスタイルであるにしても多すぎますし、千葉の涌井になれる日はいつくるのか、そろそろ足が痺れてきました。
リリーフ陣は5回を1安打に抑えてくれましたので、今日はノープロブレムです。
その中でも大谷が秀逸で、スピード、コントロール、キレともに二重丸、このピッチングを見るとまた先発に、との色気も出てしまいますが、大谷を活かすには中継ぎであるべきだと思いますし、ここのところは益田が不安定ですので役割を入れ替えるのもありでしょう。
松永も便利使いですり減らすのは勘弁で、台所事情が苦しいのも分かりますが、目先に囚われすぎると結局は自分の首が絞まります。
先発、中継ぎともに結果が出ないのであればその役割のままに二軍と入れ替える、そうあって欲しいです。
打線は華々しくアーチが飛び出しましたが、結局は見所はそこだけでした。
井口も今江も真ん中の甘いボールを見逃さずに打った瞬間にそれと分かる見事なホームランでしたが、失投がなければなかなか長打は望めません。
三回、五回、七回、九回と得点圏に走者を進めながらもあと一本が出ず、だからこそ気がつけば最下位まで3ゲーム差というところにいるのでしょう。
その七回に吉田のところではなく伊志嶺のところに福浦を使ったのが引っ掛かりましたし、九回のサヨナラのチャンスで初球を打ち上げた清田はまた暫くは出番を失うのではないかと、何にせよ同じメンバーで同じ野球をやっていれば同じ結果になるのは必然と言えば必然です。
とりあえずは伊東監督に広辞苑でも贈ろうかなと、そんなことを考える初夏の夜です。
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◆7月6日（日） 千葉ロッテ－日本ハム11回戦（ロッテ7勝4敗、17時、QVCマリン、16,579人） |
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細谷がどうしてもヤリ玉になってしまいますが、他にも問題はありましたよね。
初球からスライダーに泳いでしまう清田とかね。
ロサも制球力がない。
伊東監督には同情します。
笛吹けど踊らないんじゃ会見拒否でもいいぐらいですよ。
「荒療治」とかいう言葉を使ったくせに実行してないじゃないか。辞書を読めーーという管理人氏のイチャモンも出ているんですが、
「荒療治」ぐらい使わないと監督語録としても収まりがつかない雰囲気ですしね。
クルーズがいなかったのはなぜ？
その辺が「荒療治」なんですかね。
細谷は打席で大きい当たりが出ないんで、
それなら同じ右打者で三木でも大嶺弟でも変わらんのではないですか。
ちょっと細谷寵愛が過ぎるきらいがありましたが、
今回ばかりはさすがに抹消でしょうか。
結果論ではなく細谷がショートは無理ですよ。あの場面で2つもやらかすとは。一軍には必要ありません。二軍で生まれ変わらないとダメです。久々に投手陣が頑張ったのに今江細谷が守備で足を引っ張る。弱すぎます。守れる選手を浦和から上げましょう。候補は三木でしょうか。細谷を一軍に置いておくくらいならば一度は大嶺翔太を上げてみましょうよ。不憫です。
清田もいけませんね。せっかくおいしい場面に回ってきたのに初球のボール球に手を出して・・・。追い込まれてから打たされたようなスイングは評価は下がる一方です。
最下位間近ですね。キューバの至宝が3人くらい必要です。
試合後のブーイングはいけません。弱すぎる試合内容に腹も立ちますがブーイングは止めましょう。負け試合でも首脳陣や選手が整列するのはおそらくロッテだけです。昨日はお詫びの整列だと理解します。それにブーイングを浴びせるのはいただけません。
ところで負け試合の整列は毎試合やっているかどうか分かりません。知っている方教えてください。ビジターゲームを含めて。
バウンドに合わせられなかったエラーの２つのミスで負けてしまいました。
新暗黒王子の称号を贈りたいです。
ショートに起用した伊東監督も反省すべきですね。
ただいろいろ試しているようにも見えなくもないですのですが、選手の個の力が足りないので、伊東監督としても八方塞がりだとは思います。
打撃に関しては井口、今江のベテランだけが奮闘しており、あとは角中、鈴木が頑張っているぐらいですかね。
投手は涌井はまあまあでしたが、それ以上でも以下でもなく、ロサも150km/hを超えません。
成瀬は肩が痛かったはずなのに浦和で投げているのは何なのか？
なんだかチーム事情がよくわかりません。
今週は自分より下位チームとの連戦・・・順位が変わる可能性があるが、なんとか意地を見せてもらいたい・・・でないと、ファンが更に遠のく。
その時は先発起用するからかな？と思いましたが違ったようですし。
複数のポジションができるんでしょうが、人だからミスをするとか何とかでなく、全般的に負のオーラを撒き散らす、そんなネガティブな見方になるんですよね。
出られない選手の為にもガムシャラにおもいっきりな、チャンスに強いプレーを望みます。
昨日のブーイングは自分も反対です。檄なんでしょうが大谷、松永、西野はよくやってくれましたし、土曜日ならブーイングも納得します。
松永がライト側ににらみ返してたのが印象的でした。
キューバの大砲よりも投手が1枚必要。
ハフマンでは外野が締まらない。先発は岡田。一塁は、出会い頭の井口じゃなく、好調福浦。捕手は、旬の金澤を使い倒す。
江村は下手だったけど細谷もあんなに下手だったかなと。細谷を下げたら根元が上がりそうだし、内野2人は月夜の千本ノックを受けること。今江や井口も何気にエラー多いし。
首脳陣。円陣ではどうせ『月に向かって打て』とか適当な事しか言ってないだろうけど、狙い玉とかちゃんと指導してください。
期待された打撃がイマイチな上、内野ユーティリティになった上で肝心な所でミス・・・。
このデジャビュ的な軌跡を見ていても思うんですが、恐らく球団全体の体制に問題ありなんでしょう。
誰が監督・コーチをしても、第二第三の細谷が生まれるだけ。
ルーキーイヤーが一番の輝きの選手が多いのも、上澄みを作れる環境がないから。
「育成」というものを、本気で考えてもらわないと、「ただ試合に出るだけ」で終わります。
恐らく、大嶺（弟）や三木を出しても、今の環境じゃ同じ軌跡を辿るだけだと思います。
今江・西岡からの失われた10年。この代償はかなり大きいです。
そんなことを思うんで、最近は首脳陣や選手個人を責める気になれんのですよね。
どんなに頑張っても、機能している組織には、個人だけの力じゃ勝てません。
もちろん、個人で出来る範囲での努力は見せて欲しいところですが。
伊東さんにも、基本的には黙って見ようと思うんですが。
１点だけ気になるのは、最近「判を押したようにバント」のケースが目立つこと。
「お前らバント一つロクに出来ないんだから、とにかく実戦で練習」
くらいの長い目で見てくれてれば、まだいいですが、実際はどうなんでしょうね。
どうにも西村政権末期とダブって見えてしまいます。
試合後の整列は、私が観る限り（ホームだけですが）、毎回やってますね。
伊東ロッテになって、最初に好感を持ったポイントです。
私、昨日現場にいたらブーイングしてたと思いますが、確かに柏さんの言われる通りですね。
気に留めて、次回以降の観戦の際、ぐっと気持ちを飲み込もうと思います
長文失礼しました。