昨日の伊東監督の言葉を受けて、機関紙が植松を取り上げてくれました。
唐川と同期の植松は益田や藤岡らと同じ89年組ですのでチームの屋台骨を支える中心世代としての期待が高く、そうなれば是非とも来季は一軍で投げてくれなければ困ります。
そして機関紙にはロッテに偏った報道ではないものの先日の加藤もそうですが実績に乏しい選手をピックアップしてくれるのは有り難く、今年もよろしくお願いします。
高校時代は中田キラー…伊東監督 万年2軍左腕をキーマン指名 (1/22 スポーツニッポン)
ロッテの伊東監督が、今季の秘密兵器にプロ5年間で1軍登板がない左腕・植松優友投手(23)を指名した。
この日、千葉県の森田健作知事を表敬訪問。
「今年の期待の投手は誰ですか?」という知事の質問に対し、意外な名前を挙げた。
「植松という投手がいるんです。昨年(10月6日)のファーム日本選手権で好投したんですよ」
新生ロッテのキーマンは、同じ左腕の成瀬でも藤岡でもなく、6年目の植松だった。
プロでは無名かもしれないが、金光大阪時代は「中田キラー」として注目を浴びた。
当時から有名だった大阪桐蔭の主砲に対し、通算成績は13打数無安打。
07年夏の甲子園にも出場し、同年の高校生ドラフト3巡目でロッテ入り。
同期の唐川とともに期待を集めたが、左肩痛にも悩まされ、才能を発揮することができなかった。
斉藤1軍投手コーチも「素材は一級品。日本ハムの吉川のようになれる」と絶賛し、昨季大ブレークした左腕とダブらせる。
ソフトバンクとのファーム日本選手権では7回4安打無失点の快投。
11月の秋季キャンプでも紅白戦に先発し、伊東監督の目の前で3回無安打無失点と完璧な投球を披露した。
指揮官と知事のやりとりを聞いた植松は「先発ローテーション入りして監督の期待に応えたい。今年は1軍の舞台でまた中田を抑えてみせます」と言った。
初の1軍キャンプ同行は確実。
中田とと再び相まみえるためにも石垣島で猛アピールする。
その植松はどうしても中田キラーの二つ名がついて回りますが、今や球界を代表する強打者への階段を昇りつつある中田の名前を最大限に利用してくれればと思います。
中田からすれば「植松?いたなそんな奴」ぐらいの存在でしかないでしょうが、5年目にして一軍未経験の植松にとっては現時点での大きな財産です。
とにかく頭数だけは多いロッテの投手陣だけに肝心のピッチングはもちろんのこと目立たなければチャンスさえ手に入りませんので、来季はまたとないチャンスと言ってよいでしょう。
伊東監督、斉藤コーチが注目をしてくれることなどはそうは無いでしょうから、逆を言えばここを逃せばやばいことになるかもしれず、ロッテの流行語になりそうな正念場とも言えます。
しかし中田キラーにこだわりすぎて欲しくはないと、植松にはそう願っています。
あるいはドラフト候補となったのも中田を抑えたことが理由の一つなのでしょうが、あまり意識をしすぎても仕方がありません。
それこそ中田を抑えても他の打者に打たれれば意味が無く、中田に打たれても他の打者を抑えて勝てば植松に軍配が挙がります。
対戦の機会があるかどうかも分かりませんし、そもそも一足飛びで吉川を期待するのも酷な話ではあるのですが、ここでローテーションに入って期待に応えたいと言い放てるところが植松の最大の武器だと思いますので、後段の中田うんぬんはリップサービスだと受け止めます。
植松が中田キラーではなく植松と呼ばれるようになったときこそが植松にとっての第一歩だと、そう信じて唐川が焦るような植松の飛躍を心待ちにしています。
斉藤コーチがそこまで植松をしっかりと見てくれているのであれば、石垣島での指導が楽しみです。
マスコミも当然に注目をするでしょうから、植松にとっても大きなチャンスです。
逃さないよう、でもオーバーワークで壊れないよう、頑張ってくれればと。
一部に伊東監督は2年契約とのオチが載っていましたが、実際のところはどうなんでしょう・・・
>寿限無さん
オフは狸の狩りまくりですから(笑)
ご指摘のように西村ロッテも初年度の開幕ダッシュが長い目で見ればマイナスとなりましたから、伊東ロッテには地に足をつけた戦いぶりを期待しています。
その中で植松が台頭をしてくれればと、期待をしています!
>くろべえさん
石垣島に決まりましたね、植松。
ノーコンが許されるほどストレートが威力抜群というわけでもありませんから、しかしまとまりすぎても困りますし、なかなか悩ましいです(笑)
話題が先行をしていた藤谷は残念ながら薩摩川内でしたが、想定外の大嶺が石垣島ですので復活に期待です。
>在外Mファンさん
女性は見られると綺麗になる、なんてのもありますしね。
注目をされることで植松が上手く資質を伸ばせる春季キャンプになってくれればと思います。
故障者が出なければ上位を争える布陣だと思いますが、やはり全体的な層の薄さは否めません。
資質は期待されながらも実戦経験が無いための控えはあくまで控えという選手が多いだけに、植松に限らず次のステップに進める選手が増えることを願いましょう。
>けんぴんさん
球界初のバントコーチを導入したロッテですから、メンタルコーチも雇いましょう(笑)
とは言いながらも怪しげな宗教に走られても困りますし、経験を積むことで自信を持ってもらうしかないのかしら・・・
>宮崎オリオンズさん
藤谷、残念ながら薩摩川内でしたね。
話題が息切れをしてしまったようですが、オープン戦ぐらいに合流ができるよう頑張って欲しいです。
植松の情報は聞けば聞くほど楽しみで、またぞろ皮の置き場所に困りそうです(笑)
>なめこおろしさん
まさに仰せのとおりではないかと、伊東監督のマスコミ使いを買い被っています、とは先日に書いたとおりです。
どこまで意図的かは分かりませんが、ある程度は意識をしているのではないかと。
やはり若い選手や調子を落としている選手の名前を出してもらうと、自分が忘れられていないと思って頑張りますからね。
これでチームが上昇気流に乗れば、またオフに「部下を伸ばす」みたいな本でも書くようになるかもしれません。
>17naruseさん
あの故障は痛かったですし、その前に一軍で投げさせるべきでした。
そんな遠回りをした植松に巡ってきたチャンスですから、焦らずにしっかりとものにしてくれることを期待しています。
ドラフトで即戦力か育成かの選択は、いろいろと悩ましいです。
高校生を獲らないと20代前半にエアポケットができかねませんが、そこは大学生を獲れば埋めることはできます。
年齢構成も心配ですがポジション構成の是正が今は喫緊かなと、そういう意味での高校生野手の獲得は賛成します。
>ロッチさん
決まりましたね、まずは古谷と服部をひとっ飛びしてもらいましょう。
期待の若手ということに加えて左腕のアドバンテージがあるでしょうから、あるいは先行している阿部を追い越す石垣島であってくれればと。
もちろん阿部も黙って追い越しはさせないでしょうから、そういった競い合いを見せて欲しいです。
旬に使う、伸ばすというのは当たり前のようでロッテでは難しい事でしたから、おおいに期待します。
当然壁なるものはいくらでも立ちはだかるでしょうが、まずは無事にキャンプを終えてオープン戦登板を。
怪我だけは注意してアピールの鬼になって欲しい。
青山二軍監督も嬉しいでしょうね。
ただ本当の勝負はこれからで、キャンプでどれだけアピールかがカギになってきます。伊東内閣1年目という事で個々の選手をフラットな目線で見てくれると思いますので植松にはぜひがんばってもらいたいです。
それと、深読みかもしれませんが個人的に期待するのはドラフトです。ここ数年で素材型の高卒投手の育成には苦労してきたロッテももし植松が1軍で活躍するような事があればドラフト下位でも素材型の高卒投手を積極的に取りにいってくれるのではないかと思っています。ドラフト中継中も解説に投手の年齢的なバランスの悪さを指摘されていましたし、(まぁ大切なのはバランスよりも戦力になるかだともおもいますが、、)無理にとは言いませんが、素材型を育てられるチーム作りは強いチームになると思いますので今季のドラフト以降ぜひとも高卒投手をとっていってほしいとおもいます。
文章がまとまらず長々とすいませんでした。
伊東監督が選手の名前を挙げて乗せる作戦かも。
人間、活字になれば「よしっ」と気持ちが入りますよ。
そういう心理を計算して話しているとすれば、
なかなかやります。
前の体制からは植松、大松、翔太の名前など聞かれなかったわけですし、
くすぶっていたクラスに「期待してます」と言ったのは効果がありそうです。
楽しみすぎます。
ところで、藤谷は・・・。
薩摩川内スタートであれば、2月頭に行ってきます。
昨日のメンタルトレーナーの話題に惹かれました。人間とはやはり「ココロ」の生き物ですから…専門の方がいらっしゃるようなら心強いです。「ちょっとした思考回路の入れ替え」で浮上のキッカケをつかむプレイヤーもたぶん居る事ではないかなと。
一方で、まだ若いですし、張り切り過ぎて肩痛を再発、なんて事になりますとまた遠回り、大きく後退になってしまいますので、そこは良く見てやって欲しいと思いますね。
大谷の起用法が不明ですが、先発で使うとすると、成瀬、グライ、唐川、藤岡と5枚は揃いますので、先ずは中継ぎから、先発6番手を上野、阿部らと争いながら窺う形でしょうかね?
小野もいますし、それぞれ体調に問題無く、本来の力を発揮してくれれば、なかなか強力な投手陣になりそうですね。それ程、狸でもない様な気も?
「素材は一級品」とはまた良く聞くフレーズで、特にノーコンな本格派に与えられる称号です。つまり個人的には好みのタイプ(笑)。妙にこじんまりせずに追い込んだらとにかく開き直って腕を振るというスタイルで育てて欲しいですが、そのためにもカウントを稼ぐ変化球が欲しいですね。
大嶺、中後、山徹、南、藤谷…まだまだ「素材は一級品」な投手はゴロゴロしています。植松以外にも出てきて欲しい。
訂正します。
誤)上松
正)植松
個人名ですから大変失礼になりますので、早急に訂正させて頂きます。
大変失礼しました。
この時期ですから、みんなに期待してしまうのはしかたないですね(笑)
ただ、監督が替わり、1軍投手コーチに斉藤さんが来たというのは上松には良い巡り合わせだったのかもしれません。ファームの選手権で斉藤コーチに投球内容を見てもらって印象に残っているのでしょうか、キャンプでの1軍帯同の可能性も見えて来ていますからね。
そこで、アピールできるかどうかは本人次第ということでしょう。
西村さんの時は期せずして下克上なんかやった物だから、チーム作りが中途半端という感じだった気がします。ですから、知事の言うようにまずはAクラスでCSに出て、次は優勝争いという感じでステップを踏んだ方が良い気がします。今年はAクラスなら合格だと思うし、一気に優勝しなくてもと思います。
植松が活躍すれば、唐川や藤岡はもちろんのこと、阿部や中後も刺激を受けるでしょう。益田を加えてこの年代が全員活躍すれば、ロッテの将来は相当明るくなります。
新聞を見ると、森田知事の3年計画発言には伊東監督が飛びついたような印象で、本人としてもこのあたりが本音なのかもしれません。1年目から優勝の言いだしっぺはジュニアか本部長か。もちろん最初から優勝がベストですが、私は1年目Aクラスで3年目優勝ならまったく文句はなく万々歳です。