オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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そろそろ唐川に勝たせたい

2009-08-09 21:10:02 | 千葉ロッテ

今日の愛媛、そして香川は朝から雨で、昼過ぎには台風かと思うぐらいの激しい風雨に見舞われました。
そのために予定を変更して自転車ではなく徒歩での移動としたため、時間が足りずに充分な史跡巡りにはなりませんでした。
それでも徳島や高知では風雨による列車の運休や遅れが生じていたことを考えれば、大きな狂いなく四国を後にできたことを感謝すべきだと思うことにします。

感謝と言えば内で、投げた次のイニングに味方が逆転をしてくれたことで、連日の白星を手にしました。
四球で崩れることがなければボールに力はあるだけに、コーナーを狙いすぎなければ自分のペースでいけることが分かったのではないかと思われます。
もちろん相手も研究をしてくるでしょうし、そのことで制球に意識がいきすぎて手投げになる危険もありますが、捕手がおおらかなリードをしさえすれば、本人のブログの天然ぶりからしても心配は無用な気がします。
むしろ問題は味方ベンチで、いいとなったら使い倒すのがバレンタイン監督の中継ぎ施策ですので、いい場面で起用をしてもらえる嬉しさと、酷使による肩肘への負担をしっかりと天秤にかけることができるかどうかがポイントになります。
6年目ですから中堅どころに足がかかった内が自分の明日をしっかりと見据えているのか、あるいはまだ24歳ということでベンチの言いなりになってしまうのか、メスを入れた経験があるだけに前者であって欲しいのですが、確たる実績がないだけに不安が募ります。

唐川が勝てません。
終盤まで勝ち投手となってもおかしくはないぐらいの好投をしているのですが、どうも打線との巡り会わせがいまひとつです。
テンポがいいだけに打線から援護はもらいやすいはずなのですが、なかなかうまくはいきません。
強いて問題点を挙げるとすれば立ち上がりの失点が目立つことで、その後は粘り強く試合を壊さないピッチングを見せているだけに、何だかもったいない気がします。
それでも充分に先発の責は果たしてくれていますし、前回の登板で153球を投げたことを考えれば、今日の継投は妥当でしょう。
心配なのは好投をしながらも勝てないことで焦りが生まれ、投げ急いでフォームを崩すなどの悪い方向に流れることです。
周りがサポートをすれば心配は無用なのでしょうが無い物ねだりですし、本人の自覚とは言っても2年目の20歳に多くを望むのは酷ですから、やはり何としてでも次の登板では白星をプレゼントができるよう、野手の奮起に期待をします。

その打線は連日の大松の存在感の大きさに、まさに圧倒をされているとの一語に尽きます。
昨年と同様に勝負強い打撃で打点を稼ぐ姿に、ようやく生え抜きの4番の誕生だと喜ぶ向きも多いでしょう。
ロッテの歴史で言えば左の4番は珍しい部類に入りますが、逆に言えば新しい歴史を刻むことにもなります。
知名度では亀井に劣るものの実力は上だと、大松世代だと呼ばれるよう頑張って欲しいです。

大松の調子が上がれば上がるほど、重要性を増すのは当然のことながら後ろを打つ打者です。
ここにきて竹原が定着をしていた5番は昨日から井口で、確かに竹原の調子は落ち気味ではあるものの、ここまでの活躍を考えればあまりにあっさりとし過ぎています。
今日はスタメンから名前が消えましたし、うがった見方をすれば先日の牽制死が後を引いているのではないかと、そんな気がしないでもありません。
何にせよ我慢をしてでも選手を育てる、打順の意義を教え込むといった意思がなく、またその環境にもないベンチですから、選手たちの心が折れないことだけを祈っています。

田中雅や塀内、根元らの起用も同様で、一言で言えば「辛抱が足りない」ということなのでしょう。
私が千葉に帰るのと歩調を合わせて、その実は私が合わせただけなのですが、千葉に戻ってくるチームがどういう状況なのか、選手たちの表情はどんな感じなのか、久しぶりの観戦を楽しみにして千葉マリンに足を運びます。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 2 3 5

1

オリックス 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0


◆8月9日(土) オリックス-千葉ロッテ15回戦(オリックス11勝4敗、13時、京セラドーム、25,495人)
▽勝 内 16試合3勝1S
▽S シコースキー 37試合6勝5敗6S
▽敗 小松 11試合1勝7敗
▽本塁打 大松15号(小松)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、内、シコースキー―橋本将
オリックス 小松
―前田

 

コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

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内の勝利は嬉しいが (Mファンパパ)
2009-08-09 21:30:28
この2試合はサブロー、大松の2人の打撃で勝利を呼び込めました。
サブローは何気に3割を超え、コンスタントに打っている印象がありますね。
内の2勝は嬉しいものの、できれば小野、唐川に「勝」を付けてやりたかったものです。
次カードは不思議と相性が良いライオンズですが、相手も優勝戦線生き残りをかけているので厳しい戦いが予想されるしょう。コバヒロ、清水の2億円投手の快投に期待します。
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Unknown (りんたろお)
2009-08-09 21:40:58
大坂夏の陣を勝ち越しを素直に喜びたい気持ちです。
敗色濃厚な場面での大松の一発!興奮しました!
でも、その前に小松に抑えられてたわけですが、ベンチはなんの策も授けなかったのかなぁって思いながらみてた自分もいます。

あとは、オリオンさんおっしゃるとおり、唐川への勝ち星ですね。
立ちあがりの不安定さは相変わらずですが、今日は素晴らしい制球でした。
ストレートが140km/時を常時超えるようになれば来季は2桁は間違いないと思います。
自信をつけるためにも勝ち星が一番の良薬ですよね。
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Unknown (178コーシ)
2009-08-09 21:56:31
今日は京セラまで見に行ってきました。
唐川のキャッチボールの真横から見ていましたが、見方のチャンスのときは祈るような目で見ていました。
それからこのブログ是非出版していただきたいです!!
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大松様さまです。 (Unknown)
2009-08-09 22:46:48
今日も相変わらずの無策で、三回以降全くランナーすら出せない状態だったので、負けを覚悟していましたが、大松のホームランは正に起死回生の一発でした。先発に勝ちを付けてあげたいね。
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西武戦は乱打戦必須 (ビタミンM)
2009-08-09 22:58:23
今日は東北に行っていたので映像は見ていませんが唐川は残念としかいいようがありません。立ち上がりに点を取られるのを改善しない限り打線の爆発も無さそうです。とはいえ、まずまずの力投だったと思います。
次は西武戦ですが何とあの日本ハム戦以上に防御率は最悪で何と6点台です。打線は一番打てているので投手がしっかりしないと勝ち目は無さそうです。
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大松の貫禄 (なしもぎ)
2009-08-09 23:14:53
将に4番の貫禄が大松に漂っています。昨年7月の勢いのように感じます。心強い限りです。
大松の後の5番、6番が機能すれば8月攻勢も現実化しそうですが・・
竹原、たすく、サトの奮起に期待です。井口のお疲れモードでは、DHで起用も検討してみてはどうでしょうかねえ。
Jrに代えて神戸の昇格を待ち望んでます。

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Unknown (しょういち)
2009-08-10 05:10:45
内ら中継ぎ投手にとっては、味方ベンチが実は敵である、ということですね。

高年俸選手は指導せず、はれものに触るような使い方をして、戦力にならない状態でチーム内に残す。低年俸で戦力になる選手は使い倒して壊す。

今季首脳陣の「チーム破壊力」は凄まじいものがあるような気がします。
首脳陣に破壊されたチームは復興できるのか。それとも、その前に球界再編の1つのパーツとなって消滅してしまうのか。

あまりポジティブなイメージを持てないのがつらいところです。

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Unknown (jun)
2009-08-10 14:46:00
小野、唐川とも、勝ち星をつけてあげたかったですね。

それにしても大松の成長ぶりは、うれしいです。敗色濃厚の試合を”四番の一振り”で勝ちに変える。これぞ四番の仕事ですね。
残り試合も、頑張って欲しいものです。
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何はともあれ (真砂マリン)
2009-08-10 20:26:55
ビジター三勝!久しぶりですね~(笑)
三振が多いのと先発の出来次第なのが気になりますが、地元に戻って気合いをいれ直して欲しいですね!
まずは、明日の先発宏之!ラストチャンスだと思って必死の投球を期待します!久々のマリン!台風一過で雨が上がれば、見届けに参上します!
今度も相変わらずなら…上野先発ですよね!
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存在感 (もちまる)
2009-08-11 01:16:36
大松が四番としての存在感を存分に見せてくれました。
欲しい場面での一撃は、まさに四番打者に求められているもののそれで、惜しむらくは、この展開が序盤からなされていれば、チームの順位ももう少し上にいたかもしれません。
今の大松は長打のみならず単打や四球、進塁打など、チームの楔となる攻撃を状況に合わせてしてくるので、相手の投手にはとても嫌な存在である事は間違い無いでしょう。
これに竹原も刺激されれば何も言う事はないのですが。
唐川は、内容はいいのですが、やはり序盤の失点が致命的なわけで、こんなところは先輩を見習わないでもらいたいものです。
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お返事 (オリオン)
2009-08-11 15:52:27
>皆様
交流戦から大松が調子を上げて、しっかりと4番としての貫禄をつけ始めているのが喜ばしいです。
井口や竹原の扱いを見ればバレンタイン監督は調子によってはすぐに降格をさせそうなのですが、そんな心配はいらないぐらいに打線を稼ぐチャンスに強い打撃を見せてくれています。
あの前半戦の不調が大松を育てたのであれば、小野と同様に意味のある不調であったと思うことにします。
そういう意味では今季に調子の上がらない選手たちにも、とことんもがくことで来季への何かを掴み取って欲しいと、そう願っています。
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