昨年であれば昨日に続いての逆転負け、そんな展開を凌いでの連勝ですから、Kスタ宮城の神話はもはや崩壊でしょう。
あれだけ苦しめられたファルケンボーグから豪快にレフトスタンドに放り込んだクルーズの一発は、まさに助っ人の活躍ぶりです。
フォロースルーの大きい左腕で押し込んだようなスイングは外国人選手ならではで、あれであそこまで持っていくのですから飛ぶボールであれば上段までいったかもしれません。
ほとんど対戦をしたことのない上園に手こずりながらもコンパクトに振り抜いた里崎の先制タイムリー、カットするようなスイングで技ありのレフト前の鈴木と見所も多く、珍しくも盗塁もありましたし僅差の逃げ切りながらも点差以上にゆったりと楽しめた試合だったように思います。
先発の古谷はストレートとチェンジアップの使い方が抜群で、四回の藤田、ジョーンズの連続三振は見事で、ここだけを見れば余裕で完封勝利といった感じすらあるピッチングでした。
ただコントロールが悪かったわけでもないのですが立ち上がりから球数が多く、それが終盤に捕まった理由のようにも思えます。
やはり楽天戦はダメなのか、の益田が同点タイムリーを浴びて白星を取りこぼしてしまったのがもったいなく、しかし古谷のことですから次回はきっちりと修正をしてくれるでしょう。
雨にも負けずの西野が最後は締めての6連勝、これで明日の唐川はさらにプレッシャーのかかる復帰戦になりますが、打線の援護を期待しての今季初勝利をお願いします。
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◆4月30日（水） 楽天－千葉ロッテ5回戦（ロッテ3勝2敗、18時、コボスタ宮城、13,074人） |
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豪雨で中断があっての劣悪なコンディションで、球も上ずる中、表情も変えずに（いつも変えませんが）なんとか締めたのはさすがです。
あと、伊志嶺がなんとか投げられるのと、クルーズの（エラーにはなりましたが）鬼肩を改めて確認。
雨だけでも大変なのに、審判の試合運営が？で、かなりフラストレーション溜まりました。
ゾーンだけでなくハーフスイングも可変で、両軍多くの選手が不満そうにしてましたし、「あそこで中断するならもっと早く中断するポイントあったのに」とか「マウンド光ってるのに土入れない（益田に交代したとき）」とか、なんかグダグダ感溢れてました。ま、天候は読めなくて難しいんですけどね。
ただ、8回に追いつかれた時点で昨年なら確実に負けてましたので、それを跳ね返したのは本当に大きいです。選手たちが強くなったと捉えましょう。
おそらく議論になるであろう益田投入ですが、前日ロサがＡＪに対して明らかに名前にビビッてるボール球連発でした。あれを見るとロサは得点圏においてＡＪにぶつけづらいです。
選手たちの調子や、益田を男にする親心もあったでしょうが、個人的には妥当な判断だったと思います。
益田としては・・・外角のあのボール、ゾーンでもハーフスイングでもいいから取ってほしかったよね・・・。次の球、一球外して気持ちを落ち着かせてから勝負でも良かったかな。でもボール自体は悪くなかったと思いますよ。
あと井口サンが心配。
クルーズの三塁線の好捕、ゲッツーの根元からの送球、ライトライナーからの角中の返球。
いずれも本職ファーストならアウトにできる球だったと思います。古谷の球数増加のアシストしちゃいましたね。
今日の唐川君、チームの良い流れを受け継いでくれますかどうか・・・
それとインタビューが終わるまでベンチで待っていた里崎と西野？に現在のチームのムードの良さが表れている気がしました。
このまま活躍を続けるとマギーみたいに翌年即メジャー復帰になってしまうのでは？と余計な心配をしてしまいます。
自身は良いところがなかったのに、笑顔で勝利のタッチでナインを出迎えていたハフマン、そしてクルーズを見ていますとブラゼルが今季昇格することがあるのかな、と見てしまいますがまだまだ長いシーズン、何があるか分からないですし、ね。
やはり田中の穴は大きく去年散々やられましたから、ボウカーが来ないうちに今夜も遠慮なく勝っておきましよう。
同点になった場面も本来はAJのハーフスイングをとっていれば入っていない得点です、サブローのハーフスイングをとったのならあれはおかしいです。
雨天中断の時も中断にするのが遅いですし、逆に再開はその後雨が強くなるのが解っているのに再開したのも疑問です、今時ピンポイントの天気は気象予報会社と契約していて正確に解る時代です。
西野がちゃんと抑えてくれて良かったです。
今日の唐川はラストチャンスと思って投げてもらいたいです。今日ダメなら浦和に送って交流戦明けまで春のキャンプをやり直して貰いましょう。
益田はやはり楽天戦では・・・と言いたくなりますが、素人目で見てもイイボールは来ていたと思います。審判との巡り合わせなのか、あのボールはハーフスイングを取って欲しかったですね。伊志嶺の肩は・・・どうなんでしょ？
中止になってもおかしくない接戦を取りましたので、ツキもありますね。そして今日は問題の唐川です。チームが連勝中なんでプレッシャーもあると思いますが、意地を見せて欲しいですね。今日も炎上なら浦和も仕方ないでしょう。
益田が抑えられなかったことだけが残念ですが、あの起用の判断はありだと思っています。どうも益田は審判や天候にツキがないようで、そちらの方が気になります。角中の普段の行いを真似しないといけませんかね。
クルーズはあらためてインタビュー聞くと、当たり前ですがラテン系。大地やハフマンのようなまじめな選手も大事ですが、クルーズのような空気読まないお調子者が、マリーンズ本流の系譜ですね (笑)
さて、失点を抑えないと勝てないのは、これもマリーンズ伝統のイケイケで畳み掛ける攻撃ができていない裏返しでもあります。ぜいたくなファンとしては、そろそろ爆発が見たい。大差の勝ちゲームで香月や南を投入する余裕の展開を期待したいですね。
前々回でしたっけ、あまり良くない時にベンチに下がる古谷にクルーズが笑顔で一生懸命話しかけているシーンがありました。お互いに超心理学的につながっているのかもしれません。
公式を見ると古谷は「館長」とチーム内で呼ばれているのですね。
去年なら間違いなく逆転される展開を勝てたのは大きいです。去年2勝10敗のせんた
6試合で失点6点でしょ。
ここまで抑えるロッテ投手陣は
記憶にないなあ。
7番手8番手の先発が揃えば、過去最高クラスの投手陣になるよ。楽しみだねぇ。
クルーズは投手に声かけするのがいいのよ。
遊撃がいいけどね。