130 生山裕人 内野手 27歳 年俸240万円
【2012年成績】 E 87試合 129打数 19得点 30安打 打率.233 4二塁打 2三塁打 2本塁打 13打点 11盗塁 7四死球 39三振
4年目のチャンスをもらい出場機会も増えた生山ではありましたが、結局は打撃の弱さを克服できないままにユニフォームを脱ぐこととなりました。
その4年目にしてイースタン初本塁打を放つなど見た目の細さとは違った力強さを垣間見せてはくれましたが、タイプ的には率を残さなければいけない生山でしたので、相応の打席がありながらも2割そこそこでは年齢的にも5年目が無かったのも仕方がありません。
来季はアメリカの独立リーグに参加をするとの話もあるようですが厳しさはNPB以上でしょうから、とにかく頑張ってくれとしか言いようがないのが正直なところです。
内野手登録ではありながらも昨季に続いてその大半が外野手としての出場でしたので、チームの野手不足の中で便利使いをされた感は否めません。
例年は開幕当初はレギュラーとして起用をされてダッシュをするものの早々にベンチ要員となってしまうのが常でしたが、今季は満遍なくまったりとしたシーズンでした。
ただ武器であるはずの俊足も盗塁にはなかなか活かせなかったのが同期入団で似たようなタイプと目されていた岡田との違いで、11盗塁ながらも失敗も6ですからアピールできるほどのことがなかったのが生山にとっては痛かったかなと、フューチャーズでも.174と結果を残せなかったのですからどうにもなりません。
足を活かそうとの意識が強すぎるのか当てにいく打撃が目立ち、その結果か追っかけたようなスイングでの三振が多かったのも生山の弱みではありました。
まだまだ野球を諦めないところは個人的には買いますので、納得のいくまでやり続けてくれればと思います。
【オリオン村査定】 240万円 → 戦力外通告 ※10/7に戦力外通告
たしかに浦和で「便利屋」として使われた印象は否めませんが、「不便」である選手も多い中、「便利」であることも1つの才能です。
この先も野球を続けるようであれば、心から応援したい選手の一人です。
俊足も圧倒的な一芸とまではいかなかったのでしょうか?
残念でしたが、軟式野球出身で、ここまでよく頑張った方かも知れません。
独立リーグに挑戦とは、年齢も考えるとなかなか厳しいものがありそうですが、頑張って欲しいものです。
初芝はプロ野球の世界は打てる奴が生き残ると語っていました。
手前味噌な発言と私も感じましたが、
守備がアレでも生き残れた初芝の金言だったのかもしれませんね。
守備だけで食えるのは岡田、小坂レベルだけなのかもしれません。
生山を思うと何かそんなことを思い出しました。
あまり大きな声ではなかったですが、ベンチで声を出していた印象はあります。
これは見た目の問題ですのでどうにもなりませんが、真面目な表情でもどこか剽軽な顔つきに見えたのがマイナスだったかもしれません。
便利も一つの才能とは仰せのとおりで、そういったスーパーサブを足がかりにした選手もいるわけですから、生山にはもう一つチャンスが無かった、運が無かったといったところでしょうか。
>在外Mファンさん
岡田とは違って、俊足が盗塁のような目に見える形になかなかならなかったのが生山としては厳しかったかなと。
こう考えると岡田はベンチ前のアピールもそうでしたが、やはり前のめりの姿勢が格別だったのでしょう。
もしアメリカの独立リーグに挑戦ともなれば言葉の壁もありますので、体でどんどんとアピールをしてくれればと思います。
>パンテーラさん
小坂や酒井なんて例もありましたから、初芝の独り言と言うことで(笑)
ただそのときのチーム事情、ベンチが望む野球によって、打撃がダメだと出番がない、逆に守備が悪いとチャンスが無い、なんて浮き沈みは出そうです。
貧打で一本が出ない打線だけに打撃を優先するのか、あるいは守りの野球を標榜したことで守備を重視するのか、伊東ロッテがどういった野球をやるのかに注目をしたいです。