オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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それが大塚

2009-02-07 23:36:31 | 千葉ロッテ

キャンプも第二クールにして実戦形式のシート打撃が始まったようで、昨年に比べて天気に恵まれていることもあってか順調にスケジュールを消化できているようです。
橋本が大嶺から3安打と聞いて、橋本の好調さに喜びながらも大嶺が心配になるなど、味方同士の練習は紅白戦なども含めて悲喜こもごもと言いますか、喜んでいいのか悲しむべきなのかが分からなくなったりします。
ルーキー左腕の木村と坪井の投球が明暗を分けたとのニュースにも、じゃあ打者は誰だったのかと気になって仕方がありません。

そんな中で、年中行事と言ってもいいような大塚の故障の話題が到着しました。
まあ通過儀礼と思えば気にもなりませんし、それが大塚ですからビクともしないのがロッテファンだったりします。

また腰が…ロッテ大塚が2年続けてリタイア (2/7 スポーツニッポン)

沖縄・石垣島キャンプ中のロッテ・大塚明外野手(33)が7日、腰痛を訴えて選手宿舎で静養した。
6日の打撃練習中に痛めたもので、菊地チーフトレーナーは「2、3日様子を見ないと。今の状態では飛行機にも乗せられない」と説明。
近日中にも2軍調整となる可能性が出てきた。
大塚は昨年の石垣島キャンプ中にも腰痛を訴えて、2軍キャンプ地の鹿児島・薩摩川内に移動してリハビリするなど、腰に慢性的な不安を抱えている。
また、上半身に強い張りを訴えている昨季開幕投手の小林宏之投手(30)は2日連続ノースロー調整。
8日からブルペン投球を再開する予定だ。

無事に一年を過ごしてくれることに越したことはないのですが、それを望むのは大塚のこれまでの故障の歴史が許してくれそうにありません。
それであればペナントレースに影響がでない時期に済ませてもらった方がよいと、そう前向きに考えています。
昨年もキャンプ序盤の故障であったために影響は小さく、大塚としては異例とも言えるような万全のシーズンであったことを前例と捉え、今年も吉兆が訪れたと思うことにします。
大塚としてもこれで焦るようなプロ野球人生を送ってきてはいないでしょうし、幸か不幸か多少の出遅れで居場所がなくなるようなチーム事情でもありませんので、じっくりと治してから練習に復帰してくれればと思います。

それよりも気になるのが小林宏の上体の張りで、これは下半身を鍛えることで上下のバランスが微妙にずれたことによるものではいかと、そんな見方をしています。
もしそうであれば下半身の強化が順調に進んでいることの裏返しですので好意的に受け止めたいですし、バランスの調整は1ヶ月もあれば何とかなるでしょう。
そこは経験豊富な小林宏だけにあまり心配はしていませんが、昨年が不調だっただけに泰然自若とはしていられない心持ちだけが不安材料でしょう。
小林宏の人生にとっては非常に重要な1年となる2009年が、輝かしいシーズンとなることを願っています。

 

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6 コメント

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お返事 (オリオン)
2009-02-08 16:01:20
>マッサンさん
どうやら大塚は鹿児島の2軍キャンプでの調整となったようです。
昨年と同じシナリオを歩んでいるわけで、縁起をかついだとでも思うことにしましょう。
これまた昨年と同じく開幕までに復帰をして、準レギュラーとして1年を通じて活躍をする第一歩を踏み出した、ということですね(苦笑)

>放浪カモメさん
フィニッシュの際に下半身が突っ張る感じになりますので、そこにかかる負荷は相当なものがあるでしょう。
だからこそ加減をして投げようとすると上体の力を支えきれなくなるため、手先でコントロールをするような昨年のピッチングになってしまいます。
本人は足に痙攣がくるのは好調の印みたいなことを言っていますが、それで長期リタイヤしてみたり、フォームが崩れるようでは本末転倒です。
今のフォームに耐えられる下半身を鍛え上げ、上半身の動きもバランス調整をするしかなく、その上で新しい小林宏を開幕から見せてくれることを期待しましょう。

>おむすびさん
キャリオンと言えば害人のイメージが強いですが、実績からすればもの凄いものがあります。
来日する前年の1996年も119試合に出場をして434打数で.281の11本塁打です。
通算でも738試合に出場をして.277の69本塁打ですから、超大物メジャーリーガーだったわけです。
特筆すべきは三振率が.122に過ぎなかったことで、これを見ても日本野球に対応できるのではないかと期待をされたのも当然です。
ただ四死球がその三振の半分程度しかなかったことを考えれば、積極的に早いカウントから打っていくタイプの打者であったのかもしれません。
1年目の成績も今いる外国人選手に比べれば満足のいく.277の14本塁打の77打点でしたし、尊敬すべき大打者のフランコが加入した2年目は怪我さえなければ4番として充分にやれる姿を見せていただけに、もったいないことをしました。
試合中に控え室で卓球をやっていたなんて話もありましたし、どこか日本の野球を舐めていたということもあったのでしょう。

前置きが相当長くなりましたが、そんな実績を持つキャリオンですらファンサービスの大切さを身をもって示してくれたのだと、これは後になってバレンタイン監督の言動を見て認識をしたのですが、そういうことだったのだと思います。
キャンプ中のファンのサインのために車を降りてまできてくれるなどは、日本の選手でもそう滅多にあることではないと思います。

>大塚功児(仮名)さん
本人は故障は右ばかりと嘆いているようです。
右肩(手術)、右足首(手術)、右ひざの靭帯断裂。右脹脛の肉離れ、体幹のズレがあるのかもしれませんね。

>真砂マリンさん
福浦、元気そうですね。
驚きのブログ開始と聞いてチェックをしてみたのですが、文字数が異様に少ない・・・
無理をして絵文字を使っているようで、見ている方が恥ずかしくなったりします(笑)
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あらまあ(苦笑) (真砂マリン)
2009-02-08 01:21:56
せっかく晴天続きの石垣島キャンプなのに…明はやっぱり明なんですね(苦笑)
同じ腰痛持ちの福浦も心配だったのですが、体も絞れてるみたいですし、まさかのblogもスタートしましたし、早速井口や新外人達の歓迎会をして楽しんでいるようですのでほっとしました!
ただ宏之は昨年からコンディション作りがうまくいってないイメージがあるので心配ですね…
あと心配なのはサブローかな?
まあ、WBC候補の俊介以外は、開幕までたっぷり時間がありますので、じっくりと焦らず仕上げていけば大丈夫でしょう!
誰かキャンプリポートしてくれないですかね~
返信する
やはり大塚 (大塚功児(仮名))
2009-02-08 00:41:03
さすがとしか言いようがないんですが、肩を庇った打撃フォームで腰に来てるのは仕方ないですね。
早坂がセンターかレフトできれば負担も減ると思うんですが、去年同様に早期離脱早期復活でシーズン中は活躍を期待しています。
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Unknown (おむすび)
2009-02-08 00:35:21
大塚またですかぁ!いっつも故障してますね(笑)←と言ったら失礼か(笑))。もう何年も前、大塚だったか諸積だったか、外野から急いで返球した時の風景を良く覚えています。野球にうとい女の子みたいなフォームで物凄いチョロ球の返球をして、すごくビックリしたんですよ。ホーム返球なのに、外野から中継内野手までツーバンみたいな感じで"エェ!?"って。あの時の選手も、肘か肩かがすごく痛かったのだろうなぁ。
大塚というと、原宿あたりでナンパしてそうな、あるいは房総でサーフィンしてそうな、そんな見た目だなぁと(暖かい気持ちで)思っていましたが、最近はさすがに年取って地味になってきましたね。それを意識してなのか、なにか自虐的なコメント等をしてて面白いです。でも彼は確か九州男児なんですよね。彼はしぶとさも含めて意外性があるので、今年も意外なパンチや華麗な守備で盛り上げて欲しいですね。

以下前回の返信なので読み流してください。
キャリオンが感じ良かったというのはなんだか面白かったです。退団が決まった冬に見た野球の雑誌で、”今後の進路”のところに、記憶違いでなければ”牧場経営”と書いてありました。それもなんだか面白くて印象に残っています。今は牧場やってるんですかね~。
山内さんは名前しかしりませんが、名前は良く聞きます。ご冥福をお祈りします。
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各自ベストコンディションを目指して! (放浪カモメ)
2009-02-08 00:27:19
大塚は持病が出てしまったようですね…。彼の守備と意外性のある打撃には、まだまだ期待していますので、開幕までにしっかりと調整して間に合わせてもらいたいものです。竹原、大松、角中などにも大いに期待していますが、守備固めやチャンスに強い打撃は、まだまだチームとして必要なので、是非とも早めに復帰してもらいたいです。

宏之は…ちょっと情報不足なので分かりませんが、「上半身の強い張り」ですか。具体的な箇所や症状が分からないので何とも判断しかねますが、「8日からブルペン投球再開」との記事ですので、既に投げ込みはしているようですね。
彼の投球フォームですと、高い身長を活かして角度をつける「立ち投げ」的な特徴がありますから、どうしても上半身にも負担が掛かります。加えて、下半身の強化をして、下半身をより使って上半身も同じように強く使うような投球フォームですと、どうしても上半身には負担が掛かります。
同じタイプのダルビッシュは上半身の撓りと下半身の粘りという、まさに理想的なフォームをしています。だからといって、宏之はダルとは違う角度をつけるフォームをしていますので、それはそれで良いのではないかとも思います。
下半身の強化と下半身を使うということは違いますので、強化は必須ですが過度に使う事は考えずに、自分のベストバランスを保つようにしてもらいたいものです。

大嶺はこの時期なのでまだ心配はしていませんが、開幕ローテを狙うのであれば実績が少ない分、多少早めの仕上げをしてアピールしなければなりません。唐川や木村、坪井なども同じです。あくまでも、開幕ローテを目指すべく努力し、アピールして欲しいものです。
反面、橋本は良い状態で何よりです。昨季から引き続き良い状態できているのでしょう。今季も力強いバッティング、そして守備面でも里崎に負けずに先発マスクを奪えるように期待しています!
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これでOK? (マッサン)
2009-02-08 00:08:26
今年もロッテの恒例行事?
大塚選手の故障のニュースですか。
まぁ驚きませんね、いつものことです。
オリオンさんが仰るようにこの時期ということを
前向きにとらえたいです。
小林宏之投手に関しては少し心配ですが
今から心配しすぎると体が持ちませんので
開幕までにしっかり調整していただければと
思います。
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