これまでロッテファンが渇望していたそんな贅沢が、ようやくに叶うレアードの存在の大きさです。
李承燁以来14年ぶりの30号、そして31号でソフトバンクを突き放してシーズン勝ち越しにリーチ、こちらも6年ぶりですのでお久しぶりの連続となります。
らしくない高打率はかなり下がってきてレアードレベルにまでなりましたが山川に1差に迫るホームランダービーに打点も11差のリーグ3位ですから四番としては充分な働きで、やや頭が突っ込みがちな一見すると体勢を崩されたかのようなスイングも遠心力によるものなのかぐんぐんと打球は伸びて、決勝アーチはレフトスタンド上段に突き刺さりました。
今日も先制点を叩き出したマーティンとの初のアベックアーチで大砲が二門、ホームランで全打点は痛し痒しのところはありますがこれも贅沢の一つ、味わえるときに味わいましょう。
また荻野を抜いてチームトップの.312となった鈴木のマルチヒットも大きく、球威に押されずに力負けをせずバットを折りながらもヒットゾーンまで運べるのはしっかりと振り込めているからこそで、外国人選手ならではのパワーとは違って練習のたまもの、緩かった石垣島でも連日のように遅くまで泥だらけになっていたチームの魂は無言で結果を残します。
投げては土肥が自己最長の7回を6安打零封、立ち上がりは先頭打者を出してピンチの連続も柿沼の肩とソフトバンク打線のミス、拙攻、早打ちにも助けられてペースを掴みました。
左腕の生命線ともなるクロスファイヤーの軌道が一番に腕が振りやすいのか右打者への内懐へ食い込むようなストレートが130キロ台後半ながらも効果的、かつそれを投げられる気持ちの強さこそが成長の証なのでしょう、それは左打者にとっての振り遅れにも繋がりますので、その勇気を忘れないでもらいたいです。
怖さはありますがむしろやや高めだったことが打者が手を出しがちにもなり、チェンジアップとの緩急でタイミングを外す柿沼のリードもはまっていました。
それだけに勝ち星がするりとこぼれてしまったのが惜しい、八回を任せられる人材が次々に消えていく窮状をどう克服していくかは吉井コーチの手腕にかかっています。
そして前日の岩下に続く悲劇、三木の死球が一昨年のそれを思い出させる苦痛の表情で大事に至っていなければいいのですが、相変わらずに全試合出場にこだわっているのかお約束のように終盤の守備固め、になっているかはさておき中村奨を外したことで上手く機能をしつつある打線の歯車が狂うよう事態にならないよう、ひたすら無事を願います。
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◆8月7日(水) 千葉ロッテ−ソフトバンク17回戦(ロッテ12勝5敗、18時15分、ZOZOマリン、26,077人)
▽勝 松永 33試合2勝2敗
▽S 益田 43試合3勝4敗20S
▽敗 甲斐野 46試合2勝4敗8S
▽本塁打 マーティン4号(スアレス)、レアード30号(スアレス)、31号(甲斐野)
▽バッテリー
千葉ロッテ 土肥、松永、益田—柿沼、細川
ソフトバンク スアレス、嘉弥真、松田遼、加治屋、甲斐野—甲斐
おまけに勝利投手松永か。居たたまれないだろうな。緊急ブルペンデーだった第一戦こそ1イニング任せればよかったのに第二戦は引っ張りすぎ。一貫性が無さすぎだが素人には判らない何かがあるのだろう。
現地観戦だったので何が良くてあそこまで好投出来たのか判別できないが、前回の初勝利と共に大いなるきっかけにして欲しい。
二日で四人の投手から5死球。工藤監督は第三戦で甲斐を出場させてはいけない。
ミッキーのケガが重くないように願う。
レアードの二本目は盟朋三木を退場させたことに対する怒りの一発。確信のバット投げにはシビレルゥ~
貯金チャレンジ成功、カード勝ち越し。
第三戦は佐々木クン、スイープは打線次第。
三木もいなくなってしまった。ショートは誰だ?平沢か?三家か?鈴木か?中村だったりして・・・
今日は佐々木がブチ壊さないことを祈る。
ヒーローインタビューに土肥も上げたら良かった、ロッテのピッチャーはこういう事があまりにも多い、でも中継ぎも今まで
ずっと頑張って来て疲れが半端じゃないでしょうから解説の薮田が松永をかばっていた様にしょうがないですね、最初のデッドボールは三木ちゃんの報復かと思ってたら、後のピッチングを見るとただのコントロールミスですか。
良いピッチングでしたし、直ぐに勝ち星は転がりこんで来ますよ、頑張れ土肥!
三木と岩下は不運な事故ですが、平沢土肥らが成長し結果を出せば本当の意味で上が見えてくる。
賛否両論ですが、井口監督とチームを応援します。
岩下の回復具合、五右衛門・西野・小島らとの兼ね合いなんでしょうけど、今年の土肥の投球内容なら充分ローテの一角を占めるだけの価値があると思います。去年と違ってアタフタせず、要所でウイニングショットを決められる様になりましたし、気のせいかもしれませんが、ストレートも少しだけ威力が増しています。本当に安定感が出てきました。貴重なサウスポーでもありますし、脱力系で人懐っこい感じのする顔付き(ごめんなさい)も、捨て難い。(笑)
今やこれほと好成績の両外人を主軸に据えられている現実に、夢か現か、頬をつねりたくもなったりします。
が、一方でまた不安もよぎります。「どうせまた、ヨソの金満球団に持ってかれるのでは?」と。今からそんな事考えるなんて気が早すぎますかね…FA大地とレアードの引き留めに球団がどれだけ提示できるのか、今から気を揉んでしまいます。ま、昨オフから丸獲得に名乗りを上げる程度には予算を割くようにはなりましたか、長年の貧乏症は、なかなか抜けてはくれませんのでね…
ともあれ久々の貯金は大きな一歩。大混戦パの中で、どれだけ頭角を表してゆけるのか楽しみですね!
今日のタイトルは、絶対コレだと思ってたんだけどなぁ、、、
土肥は、よく投げました。7回零封で、勝ちが付かないなんて、アンラッキー過ぎでしょ。
でも 昔、13失点して完投で、勝ち投手になった 園川という左腕の大先輩がいるので、腐らずに前進してもらいたい。
前回見たのは、2005年のクライマックス第一線以来です。
大阪在住なので、普段京セラばかりなのですが、三発の花火、しかもレアードのおかわり付きに、本物の花火も見られて、子供も私も大満足の一日でした。
8回追いつかれた際、延長になったら、眠いからホテルに戻るよって子供に言われてどうしようと焦ってところでのもうイッカンにはシビレました。
うちの子が大好きな三木がやや心配ですが。
勝ち星をつけてあげたかった。土肥の好投の裏には柿沼のリードがあったからです。田村みたいな外一辺倒ではなく、内を突くリードいいですね。勝ち星消した奴に勝ちが付くのがなんとも理不尽です。松永も「we are」に来いよ(笑)
レアード、大地、マーティンを丸資金があるんだから、絶対に引き留めてください。球団のやる気がわかりますね。
ショートはどうするのでしょうか?この前言った通りになりました。平沢はやめてくれ!ショートを育てて来なかったツケが来ました。三木戻ってきてくれー
岩下に続いて三木なら、イタい。
平沢は残念ながらSSではスローイングがブレすぎ。サイドスローのショートは坂本がいるが、彼は上からちゃんと投げられる。その上でサイドで投げる時もある。
本当にSSやりたいのなら、使ってもらえるように弱点を改めないといけない。まだ子供かなぁ。
もっとセンスがありながらも、他のポジションにコンバートされた例はたくさんある。早く切り替えて成功したもの勝ち。あの程度のSSならいくらでもいる。
長期離脱の選手と交代で茶谷?
あ、それももう間に合わないのでしたっけ?
三家、細谷も安田もむり。なら、大地で行くしか無い。
大地の負担大きいですね。ありがたい。