待ちに待った4番打者の一発での逆転勝ちですから嬉しくないわけはないのですが、どうにも素直に喜べない自分がいます。
一歩間違えばまたデジャブだったわけで、その戦い方を見れば今日の白星は単なる僥倖でしかありません。
それにしても西村監督が「同じような展開。先に点を取らないと」と現状を理解できているのかが心配になってくるようなコメントを繰り返していることを考えれば、何かきっかけさえあればと無理矢理に前向きになっている自分が甘いことを思い知らされた気分です。
多くのやり取りから切り出したものでしょうから真意が奈辺にあるのかは分かりませんが、選手と密接なコミュニケーションが取れていなければ言葉だけが独り歩きをする可能性は充分にあるだけに、まるで他人事のような発言は慎んでもらわなければ困ります。
しかもどちらかと言えば先制点を取りながらも追加点が取れずに逆転負けを喫しているケースのほうが多いわけで、現状分析ができているのかすら疑われかねません。
負けが込んでいるときは湿気ている打線とは裏腹にちょっとしたことで騒動の導火線には火がつきますから、当事者意識を持って対処をしてくれるよう願います。
もちろん西村監督も座して死を待つつもりはないようで、やや遅きに失した感はあるもののようやくに動きを見せました。
ドームとの相性が悪い渡辺俊を前倒しで先発に起用し、地蔵さんから塀内と南竜を抜擢したことは一つの変化と言ってよいでしょう。
ただ渡辺俊は前回の2試合連続先発から中4日で一週間で3度の先発となるのですから年齢を考えれば無理がありすぎで、球場との相性を考えたことは好意的に受け止められるものの、先発陣の頭数が足りないことで前倒しの発想しかできないところが西村監督の限界のようにも思えます。
状況を考えればむしろ渡辺俊の間隔を空けて次のQVCマリンでの阪神戦に後ろ倒しをして、谷間には若手を使ってこそ組織のトップに立つ者の採るべき策であったと考えます。
3点ビハインドの場面でまたしても伊藤を使うところなどは論外ですし、ここで使えない川越であれば一軍に置いておく意味がありません。
8回に内を投入したことに殺意すら覚えたとは言い過ぎかもしれませんが、今日の逆転勝ちで妙な自信を持ってしまうのではないかと不安になっています。
全ての試合を勝ちにいって全ての試合で負けてしまうという、その一方で1点差の最終回に大松や神戸の守備固めに伊志嶺を使わないなど、どうにもちぐはぐさが目立ちます。
そんな状況での渡辺俊でしたが、それにしてもコントロールが悪すぎました。
低めに大きく外れるか、あるいは真ん中から高めに抜けたようなボールが大半でしたので、疲労を差し引いても力の衰えが見て取れて哀しさすら感じさせます。
やはり下半身の衰えはアンダースローにとっては致命的なのか、しかし本人にその意識があるかどうかは疑問の残るところで、徹底的な走り込みをしているようなニュースが流れてこないことへの懸念が現実になってしまったといったところでしょう。
それほど単純なことではないのでしょうが不調の一言で片付けられる状態でないことだけは確かですから、そんな渡辺俊の醜態にこれまでやや冗談ぽくドナドナなどと言ってきましたが、さすがに現実味を帯びてきましたので軽々に口にするのがためらわれます。
打線の援護が無いことで黒星が続いている他の投手とは違って炎上が多い渡辺俊ですので、チームの「和」を尊ぶのであれば浦和での調整を命じるべきだと考えます。
それにしても手術が必要なぐらいの便秘ぶりは凄まじいものがあり、よくぞここまでと呆れるのを通り越して無感覚になってしまいそうです。
昨日に続いての福浦の併殺打は絶望の淵に立っているロッテファンを足払いにしたも同然で、あまりの不調ぶりが痛すぎます。
繋ぎの意識が強すぎる選手と弱すぎる選手が極端にも思えますし、何が打線をここまでバラバラにしてしまったのかがよく分かりません。
そういう意味ではどこまで本音かは分からないものの、自分で決めるつもりだったとの金泰均の言葉は千鈞の重みがあります。
また仕方なくの側面があるものの野手については地蔵さんたちにようやく出番が回ってきたことは喜ばしいのですが、一方で球威もコントロールも欠ける渡辺俊に釣り球を要求して被弾した里崎を即刻代えることができないようでは先が知れています。
信賞必罰がない組織には危機感も緊張感も無く、あるのは不公平感と不満だけでしょう。
お久しぶりの大松のタイムリーや高濱にもヒットが出るなど個々の選手は牛歩ながらも上向きかけているのですから、あとはベンチの差配次第だと思って自らを省みる、そして腕の振るいどころだと思って楽しむぐらいの西村監督であってもらいたいものです。
とても勝ち試合とは思えない愚痴が多すぎましたので、最後にお口直しをしてみます。
ヒーローながらも「チームに期待をされていなかったので」との言葉に金泰均の悩みが凝縮をされているようにも思えますが、「これで気楽になった」との言葉も本音でしょうから明日以降は責任感と誇りを胸に4番打者として打棒爆発をしてもらいましょう。
また腐ることなく好投を続ける伊藤には頭が下がりますし、ロサもこのポジションであれば力を発揮してくれそうです。
代打で出てきて二球を見逃しての三球三振に倒れた青野を見切るきっかけができたことは悲しいながらも前向きに考えたいですし、リードはともかくとして当選確率が上がりつつある里崎や、落ちそうで落ちない岡田の足で稼いだマルチヒットに神戸の左へ右へのヒットも明日への活力です。
これで投手の地蔵さんや浦和の若手が登板をするようになればロッテファンは別の楽しみを見出すことができますから、いろいろな意味での入れ替えを活発にしてもらいましょう。
水前寺清子すら驚くような足踏みどころか後ずさりは御免被りたいので、とにかく動きがあることを願い、祈り、期待をします。
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携帯でたまにしか確認できなかったため、俊介の次の投手が誰かわからず、「まさか伊藤じゃないよな、いくら何でも・・・」とヤキモキしていたところ、悪い予感があたった瞬間は・・・。そして追い打ちをかけるような内の投入・・・。
いや監督、本当に勝って良かったですね。今日これで負けていたら、本当にやばかったと思いますよ。
最近、西村野球を見ていると、長嶋巨人を思い出します。
毎年機動力野球を掲げるものの盗塁は最初の5試合くらいだけ、使う選手はいつも同じ、野手も投手もずっと使われない人がいて、下手すると名前すら覚えてもらえてない(さすがに西村監督はそれはないでしょうが)・・・・。
当時の巨人は、カネでかき集めてきた選手達がいましたから勝負になりましたけど・・・ね。
もうちょっと動きましょう!監督!
何はともあれ、テギュンに乾杯。
失敗こそしましたが、岡田も盗塁を試みましたし、元10割バッターもスタメン出場したのに期待に応えられず、なんと1割台までダウン(笑)
そして最大の驚きが、ついにハム越えか?とまで思った鉄壁の外野陣が、レフト大松、ライト神戸の禁断の布陣に…
正直よくこんなんで勝てたなと思いましたが、その反面、久しぶりの勝利に小さな幸せを感じる自分がいます。。
明日も唐川で連勝といきましょう!
金泰均の3ランも映像で見た感じでは打った瞬間詰まった中飛かなという程度の打球でしたが、右中間方向に強く吹いていた風にうまく乗ったようで、多少ツキも味方してきたようですね。
それでも手放しで喜べないのはおそらく皆さん同じだと思います。
5回から伊藤を投入した継投には開いた口が塞がりませんでした。この展開で何故!?川越や小林敦は何のためにブルペンにいるんですか?誰でもそう考えると思います。
ズルズル行ってはシーズンが終わってしまうから強引に勝負に出たといえば聞こえはいいですが、それならば何故先発が中4日の俊介だったのでしょう?炎上確率が高い投手を先発させておいて、勝ちパターンの中継ぎは酷使。最終回勝ってるのに大松に代えて伊志嶺を出さない。やってることがいちいち矛盾してます。
中日より横浜の方が勝てる確率は高いでしょうから、今日は唐川で確実に勝ちに行った方が無難だったと思います。結果オーライですが…。
図らずも明日は唐川を投入できることになりましたので、何とかナゴヤで1つ星を拾いたいところです。
月曜はおそらくネルソン-大谷でしょうから明らかに分が悪いです。明日が川井-唐川だと思われますので明日に全神経集中するぐらいのつもりで戦ってほしいです。
明日はナゴヤドームへ駆け付けますが試合終了後ヤケ酒三昧になるのは勘弁です。
最後に別件ですが、豊臣国松の件ご教授ありがとうございました。少し教養が増えました笑
しかし俊介みたく失敗しても何度でもチャンスをもらえる人、一度もチャンスをもらえない人…これで和が保てるはずありません。西村さんの最高司令官としての資質、かなり疑問視しています。
千葉テレビが9回2アウトで放送終了だったので、Yahoo速報を自動更新しながらも手動でも更新するという、落ち着かない時間を過ごしていました。
井口の四球で「もしや」とは思いましたが、次の更新で9回に「3」が刻まれた時には歓喜しました(その5秒後に薮田が村田にサヨナラ弾を打たれる想像をしてしまうのはロッテファンの性でしようか)。
とりあえず今日は喜びましょう。
俊介は浦和でやり直すべきとか、青野の三振にやりきれない思いだったとか、なぜ今日の展開で伊藤、ロサ、内なのかとか(まあこれは結果オーライになりましたが)、テギュンの一発もマリンではセンターフライだしまだまだ復調途上とか、監督の頭に守備固めの文字は無いのかとか、積もり積もっている課題は今日は言わないでおきます(?)。
とりあえず、勝ててホッとしているし、久々に、スポーツニュースのハシゴが出来ました。
TVを見ている感じだと、テギュンの当たりがスタンドまで届くとは思わなかったので、やはり、なんだかんだでパワーはあるのを再認識した次第です。
神戸・大松にも当たりが出たのは嬉しいですね。これからにも期待できそうです。
ただ、外野の守備力が格段に落ちてしまいますが・・・。
伊藤・内の酷使やら、俊介の使い方、9回裏の守備固め、選手起用など、いろいろ反省やら、疑問もありますが、まずは勝ったことを喜び、明日からは改善していってもらえればとわずかの期待を持って見守りたいと思います。
ゴエをだして3点ぐらい取られていれば連敗を伸ばしていただけでしょうから、あながち間違いとまでは言えないと思います。
3点差で敗戦処理投手に任せていいのかは悩ましいところです。5点差でも伊藤投入なら怒ってもいいと思いますが…。
ここのところの酷使は、接戦が続いているからでしょう。大勝大敗できないのが、良くも悪くも辛いところです…。
今日の渡辺なら2回で見切りをつけてもよいと思った。4回まで投げさせましたが5回から伊藤はありえない。ホントに潰す気でしょうか?本当に大事な夏以降に投げられないとか本当に勘弁です。極め付きは8回の内。点差はある時も捨てゲームはないという監督のお考えであるもののコバアツ・川越を今日使わずしていつ使うのって感じ。今日は9回に逆転し、結果的に彼らの投入が成功したもののこんな試合はほとんどないと思うしベンチにいる選手を有効活用してほしい。
打線はキムはもちろん神戸も重要な仕事をしたと思います。キムはファーストストライクから積極的に打てば期待できます。神戸も先日見逃し三振はやめろという叱咤激励が功を奏したと思っていいのか否かはまだわかりませんが代打陣の中では一歩前進したと思います。それに引き換え今日代打で登場して見逃し三振に倒れた青野は首脳陣の評価を下げてしまい浦和行きも時間の問題だと思います。
何がともわれ明日は唐川ですのでビシっと完封してブラックサンデー払拭の期待と打線が見殺しにしてしまうかの不安を持ちつつナゴヤに出陣します。
○ベテランということを考え
失礼しました
西村さんって、生え抜き重視、中途採用軽視の傾向が強すぎじゃないですか?