35 坪井俊樹 投手 23歳 年俸1000万円
【2009年成績】 E 13試合 3勝3敗0S 防御率5.64 30回1/3 38被安打 3被本塁打 10与四球 2与死球 25奪三振
同期で1巡目の木村と同様に素材型の投手であり、即戦力としての活躍は難しいとは思っていましたが、2軍でもこの程度の成績しか残せなかったのは予想外でした。
左腕の枠は空いているだけに、木村らと切磋琢磨して成長をする来季の坪井に期待をしたいところです。
春季キャンプでの評判はまずまずで、紅白戦などでのピッチングを見る限りではGWぐらいには1軍から呼ばれることもあるのではと思っていたのですが、2軍でもなかなか出番が与えられないままにルーキーイヤーは幕を降ろしました。
どうしても筑波大出身ということでクレバーな投手というイメージを植え付けられてしまう坪井ですが、実際に研究熱心で対戦をした打者についてびっしりとノートに書いていると聞いていますから、その看板に偽りはないのでしょう。
そうなればやはり経験を積むことが坪井にとっては一番の成長の糧であり、まずはその大きな体を活かした角度のあるボールを武器に2軍で実績を積むことが求められます。
残念ながら私が観戦をした2軍戦では巡り会うことができなかった坪井ですので、先発タイプなのか中継ぎでこそ活きるのかの判断は保留とします。
成績を見れば球威もコントロールも中途半端な感じがしないでもありませんが、一時期は虎の恋人とまで言われて上位指名をも噂をされた素材ですので、自分自身を冷静に分析をしながらじっくりと成長をしてくれることでしょう。
小宮山の同期入団であり、坪井の大学の先輩にあたる小林昭は残念ながらプロでは結果を残すことなくユニフォームを脱ぎましたが、坪井にはその小林昭の分まで頑張って欲しいですし、左腕王国を構成する一員としての姿を早く見せてもらいたいです。
【オリオン村査定】 1000万円 → 900万円 (▼10%)
ただ、観戦しましたが、別段悪いというわけではないので今季の経験を来季に生かせればと思います。
木村と同様ですけど、手薄の左腕投手陣を引っ張れる存在になれると思います。
さらに来季は憧れている工藤選手がパリーグに復帰するとあって発奮材料は十分すぎるくらいあり得ると考えられます。
さらなる精進に期待します。
坪井もまずはしっかりと体を作り、経験を積ませることが大切です。できれば、左腕の投手コーチなどが適切なアドバイスの一つでも送ってあげられると良いのですが…。角さんに臨時コーチをお願いしたいものです。
坪井選手に関しては1年目はこんなもんだろうといった印象です。
筑波大出身という事で、まだそこまで本格的な指導は受けてないと思います。今年はプロの水になれる期間、来年が実質1年目は今年と考えて良いいと思ってます。
来年ダメならそのままズルズル行きそうな気がするので、何か武器を見つけて欲しいです。
かつての阪神遠山のように松井キラーというだけでも食べていけるのがプロ野球です。左腕というアドバンテージを最大限に生かして生き残るすべを考えて欲しいですね。
何となく軌跡としては高橋薫に似ていなくもありませんが、骨折だけは勘弁を・・・
腕がどのあたりから出てくるのか、上背を活かした角度のあるボールを投げているとは聞いていますが、早く自分の目で見てみたいです。
>放浪カモメさん
ここ数年に左腕はやたらと獲りまくりましたからね。
今年はかけ声だけでしたが、その前の3年間で江口、松本、植松、服部、根本、木村、坪井の7人で、右腕が11人ですから比率的には異様な感じすらします。
そこに那須野ですから、本来は高いレベルで激戦となってもらわなければ困るのですが・・・
>ティックさん
186センチの坪井が一番小柄というのも、なかなか凄いものがあります。
ただ那須野と木村は植松とともに「ランディ三人衆」で頑張ってもらい、坪井は別の道を歩んでもらいましょう。
仰せの通り筑波大では体作りも含めて名門校ほどは鍛えられていないでしょうし、だからこそ素材型との評価なのですが、この政権交代による厳しい練習への変化が坪井にとってはプラスになるような気がします。