48 高木晃次 投手 39歳 年俸2400万円
【2007年成績】 43試合 1勝0敗0S 防御率3.79 35回2/3 40被安打 4被本塁打 12与四球 4与死球 20奪三振 被打率.299
藤田が壊れたこともあり、昨年以上に起用されることが多かったベテラン左腕ですが、渋い活躍をしてくれました。
印象度は小宮山の方が上ですが、貢献度を見れば甲乙つけがたいと思います。
小宮山と違ってワンポイントでの起用が中心でしたが、逆に言えば小宮山よりも重要な場面での登板が多かったように思います。
名前がコールされた時に「ここで高木?」と思ったことも少なくなく、左腕不足と言うこともありますがベンチの信頼を勝ち取っていたのでしょう。
不思議なことに年をとるにつれてスピードが増しているようで、漫画のネタにもされています。
140キロ台のストレートと外角に逃げていくようなカーブが左打者には有効で、たまに腕の出所を下げてみたりして幻惑させたりもします。
ちょっと四死球が多いのは困りますが、充分に中継ぎとしての役割を果たしてくれました。
今の状況であれば来季も出番は多くあると思います。
正直なところ高木が来季も一軍安泰では困るのですが、まだ彼の力に頼らなければならないのが現実です。
若手左腕がベテランの高木からプロとしての生きる術や投球術を学び、彼に追いつき追い越してくれればチームにとっても高木にとっても嬉しいことになると思いますので、地元出身の高木にはいろいろな面でもう一踏ん張りして欲しいと思います。
【オリオン村査定】 2400万円 → 2700万円 (△13%)
私は投手の生命線、原点はストレートだと思います。
投手の衰えはストレートの走り、切れに顕著に現れますので山本昌、工藤などにも言えますが、高木がこの年齢までやれているのはストレートが衰えてないからでしょう。
このような投手には何かあると思いますので若手には学ぶ点が多いと思います。
来季、高木を2軍に追いやるような若手が出て来てほしいですね。
ストレートのキレが生命線、完全同意です。
だからこそ清水にはストレートのキレを取り戻すこと、これに専念して欲しいですし、戻らなければ復活もならないと思っています。
ピッチャーライナー肩で受けて、そのままTSUYOSHIが
ノーバウンドキャッチでダブルプレー成立した時は
『1軍左腕ナシになるぅ』ってヒヤっとしました。
来期は登板増えるか?逆に減らないといけない。
若手左腕の『高木越え』に期待しつつ、『高い山』で
あってほしい。
貴重な左腕です。
しかし年齢を風貌からも感じさせない。
(コミさんはお腹プックリ感出てきましたが)
こんな歳のとり方したいですねぇ。
俺を倒してから中継ぎエースと言え!みたいな気迫をもって若手を引っ張ってくれるとチームも引き締まります。
男は黙って勝負する、背中を見て成長しろ、もいいですが、積極的に後輩を指導してくれることを期待したいです。