オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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隠す球は隠した

2019-03-20 09:19:59 | 千葉ロッテ

涌井の言葉遊びが続きます。
四度目の登板にてようやく5回1失点と見た目の数字を整えられたのにホッとしたのか舌も滑らかで、「隠す球は隠した」とは15年目の投手にしては派手すぎるような、八木沢監督の教えを請いたいと陰で囁かれる裏金を否定した武藤、逆指名合意寸前で袖にしながらも戦力外後に入団テストを受けて落とされた北川、を思い出してしまいます。
武藤の「打たれたことがないボール」は見ることがないままに終わりましたし、似たようなことを言った北川に「そういうことを言うやつはダメなんだよな」とはボールを受けた古田、これらの選手とは積み上げてきた実績が違いますからそんことはないだろうとは思いたいのですが、それがむしろ強がりに聞こえなくもありません。
高めのボールで空振りを取れたのが5奪三振に繋がっていたのでしょうが一方で101球も要して6安打2四球、ちょっとしたほころびで炎上をしてもおかしくはない出来でした。
かつての馬力があればそのまま最後まで投げきれるかもしれませんがここ二三年を考えれば不安先行、それでもこれで開幕ローテーションからこぼれることは無くなった涌井が「そろそろ結果を出さないとと思っていた」と自らの立場を理解しているのでしょうからそれを前向きに、隠したままではないエースの輝きが見られるシーズンとなることを願っています。
打線はようやくバルガスに一発、角中にもアーチが飛び出し、井上にもぽつぽつヒットが、レアードは地味にヒットを重ねて、中軸を担うであろう打者に結果が出たのはこれまたニール、相内あたりが相手だからというネガティブモードに陥りそうですが、目に見える結果が欲しい選手たちですのでプラスと考えたいです。
ここにきて荻野の不調も手伝ってか加藤の起用、そして3安打猛打賞とベンチに猛烈なアピールができているのも喜ばしく、昨年はこんな感じなところから二軍に回されたりもしましたので浮かれていることもないでしょう、ヒットはもちろんですが小技、そして球数を稼げるようになれば今度こそ開幕スタメンからのレギュラーが見えてくるかもしれません。
また藤原の左中間を破る走者一掃のスリーベースはテクニックとパワーが相まった見事な一打でしたが突っ張ったようなフォロースルーと荻野ばりにベースに近いスライディングポイント、右膝を痛めやしないかとはよちよち歩きの孫を見るお爺ちゃんの心境なのでしょうが、ちょっと気にはなりました。
そして注目の守護神は投げさせた順番がベンチの考えを表しているのか東條、唐川、益田の並びで、このまま益田で開幕を迎える可能性が高いように思います。


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◆3月19日(火) 西武−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、13時、メットライフ、5,977人)
▽勝 涌井 3試合1勝1敗
▽敗 ニール 2試合1敗
▽本塁打 角中1号(ニール)、バルガス1号(ニール)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、田中、東條、唐川、益田—田村、吉田
西武 ニール、相内、斉藤大、平井、増田—森、岡田

コメント (9)