オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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通過儀礼でお疲れ様

2012-02-04 22:34:41 | 千葉ロッテ

一軍の春季キャンプに参加をしたルーキーが最初の休日でマスコミに引っ張り出されるのはプロ野球選手としての通過儀礼であり、昨年も伊志嶺らがハーリーを披露しました。
本来は精神的にも肉体的にも疲れているであろうことから休ませてあげたいところではあるのですが、客商売的な観点からすれば仕方がありません。
そして今年はインフルエンザで隔離中の鈴木を除いた藤岡、中後、益田の3人が、日本で一番に早い田植えに参加をしたようです。

ドラ2中後「秋にも日本一に」 (2/4 日刊スポーツ)

ロッテのドラフト1位藤岡貴裕投手(22=東洋大)2位中後悠平(22=近大)益田直也(22=関西国際大)が4日、日本一早い田植えを体験した。
オフだったこの日、石垣市内の田んぼで地元農家の指導を受けながら稲の苗を植えた。
日本の南端に位置する石垣島は田植えの時期が日本一早いという。
中後は「ちょっと早い日本一を経験できて、秋にも日本一になりたい」と野球への思いに置き換えた。

中後のコメントが他紙では藤岡だったりするところがロッテらしいなと思ったりもするのですが、こういった企画は誰が考えるのかが気になります。
中腰の田植えは休日のイベントとしては厳しいような感じがあり、さして長時間ではないのでしょうが、何なんだかなぁというのが正直なところです。
それでも気分的にリフレッシュができれば多少なりとも明日への活力になるでしょうし、また一線級でやっていくにはこういった関門を乗り越えていくしかありません。
そしてセンターを藤岡に譲りながらも手前で大きく写っている中後が、ちょっと微笑ましい一枚です。

明日からの第二クールがどういった練習内容になるのかは分かりませんが、石垣島の来週は降ったり止んだりの空模様のようです。
これは降雪もあった薩摩川内も似たような予報ですが、それでも週の後半あたりから天気が持ち直してくるような感じがありますので、再来週は快晴日和といってもらいましょう。
理由は単純明快、15日からの7泊8日の旅が充実したものになってくれなければ困るという個人的な事情によるもので、晴れ男のパワーで雨雲を吹っ飛ばしてみせるとは大言壮語に過ぎますが、リスケジュールのチャンスは一回しかありませんので是非とも雨だけは勘弁と、てるてる坊主でも作ることにします。

 

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無条件な木村

2012-02-04 00:12:58 | 千葉ロッテ

鈴木がインフルエンザでリタイアをしたからというわけでもないでしょうが、ようやくに話題がルーキーから他の選手に移ってきました。
唐川は初ブルペンで56球を投げ込み、まずまずの手応えを感じていたようです。
初日から飛ばしている成瀬や藤岡を横目にマイペースなのは唐川らしく、その調整ぶりは安心をして見ていられます。
とにかく今季は故障をすることなくフルにシーズンを乗り切ってのエース級の活躍をと、ファンの期待はその一点に集中をしていることでしょう。

木村に期待「死に物狂いで」 (2/3 日刊スポーツ)

4年目左腕のロッテ木村雄太投手(26)がブルペンで連日、快速球を投げ込んでいる。
190センチの長身から角度のある球を低めに集め「順調です。連投は得意ではないが、この3日間はずっと球を離す感覚が良い」と納得の表情だ。
ドラフト1位の藤岡(東洋大)ら左腕が加入し、競争は激しい。
西本投手コーチは「腕が振れるようになって、ボールに切れが出てきた。死に物狂いでやってほしい」と期待を寄せていた。

そして無償の愛を注ぎ込む対象である木村も、順調な調整を続けているようです。
昨年にプロ初登板を果たしながらも4試合連続で投げた直後に戦線離脱をしただけに「連投は得意ではない」とはベンチへの挑戦状にも聞こえますが、記事にもあるとおり藤岡と中後の入団で左腕としてのアドバンテージが薄れつつあるだけに、今季は目立つ活躍をして立ち位置を確かなものにしたいところです。
とにかく繰り返しになりますが木村には無条件に応援をしたくなる気持ちがありますので、記事に取り上げてもらえるような状態であることが嬉しくてなりません。
いきなりの先発という西村監督ではないでしょうからまずはロングリリーフで存在感を示す、そんな活躍に期待をします。

大松一塁を駒田コーチ褒める (2/3 日刊スポーツ)

外野手登録のロッテ大松尚逸(29)が一塁守備に取り組んでいる。
昨季はわずか2本塁打と精彩を欠き、出場も64試合にとどまった。
「試合に出ないと話にならない。レギュラーをもう一度、つかめるように」と必死だ。
球団側もゴールデングラブ賞10度の駒田徳広氏(49)を、主に大松の一塁守備強化のために臨時コーチとして招いた。
駒田コーチは「ファーストミットの使い方が柔らかいね。捕球はこんにゃくのイメージで、送球を吸収する感覚だともっと捕りやすくなる」と明るい表情だった。

大松のチャレンジャー精神にも好印象です。
かつての4番打者も今は外野からはじき出された形になっていますので、生き残るには一塁の定位置を奪い取るしかありません。
その一塁には師匠である福浦、大砲としての期待がかかるホワイトセル、そして何だかんだ言いながらもサブローと強力なライバルがひしめき合っていますので、DHとともに大激戦の春季キャンプをどう戦い抜くかで今後の野球人生が大きく左右をされそうです。
今季に30歳といろいろな意味で適齢期である大松に、今後も目が離せません。
そしてその大松の守備コーチとして招聘をされた駒田コーチが早速に駒田塾を開いて打撃の指導も始めたようで、臨時の肩書きが外れるようなコーチングに期待をしたいです。
そのあたりの意気込みをブログで書いてくれないかなと、やや更新ペースが落ちたことを嘆く第一クールの最終日でした。

 

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