キビシイ結果。
もうちょっといくかな、と思っていたけれど
でもまだ半月。先は長いような短いような。
どんな結果になるかわからないけれど、勉強はたのしい。
ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」を借りてきた。
萩尾望都さんの作品にあったっけ、と思い、図書館で目にとまった。
わたしはあの中篇の少女リュシェンヌが好きだった。
男の子みたいな女の子。はだかにした「音」のような声で唄うリュー。
「どこでもいいからあったかいところへ行きたくって、フロリダに来たの」
ボルドーの葡萄園からさすらってきた白血病の彼女。
バイバイ、ミスアメリカン・パイ……
初めて聴いた。こういうメロディだったのかと思う。
リュシェンヌの声って、どんな音だったんだろう、とずっと思っている。
時間がない、とは言わないようにしよう。