雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

ふゆ鈍(にび)は静かなるまま流れたり旅人のごと朝の雲ゆく

2008-12-22 08:35:17 | Weblog


 朝の空とくもに。



 うっすらとなまあたたかい夜明け。



 銀色の夜明けのなかを、藍いろのちぎれ雲の群れが目に見えるはやさで動いていた。


 どこからきてどこへゆくのだろう。



 人間もまた素粒子に還元されるなら、あの気体とわたしとは、わたしたちとはそんなに異質なものではないのだろう。


 そんなことをぼんやり思った、朝の6時前。





 
 今日も静かに、なすべきことをつとめてこよう。


 おしごとに入るたびに、何かがみつかる。


 何かを見つけようとする。それがしくじりであっても、またたのしかったことでも、次につなげてゆく、だいじな何かにしようと思う。

 なにか……言葉にできない、予想できない何か。




 そんなことの繰り返しで、一週間、ひと月、そしてもうじき一年。





 
コメント (2)
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