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時悠人chosan流処世術

★デジタル化の道(後編):清新

2021-10-21 07:46:43 | 日記・エッセイ・コラム
 行政機能のデジタル化の基幹システムとなる「マイナンバーカード制度」は、2016年度に導入されたが、普及率は、いまだに30%前後に低迷している。

 最大の原因は、国民が、森友問題で表面化した情報の隠蔽や改ざんを見て、個人情報を国に預けることを不安視していることにある。

 全国一位の普及率(65%超)で、表彰された加賀市では、国が実施した「マイナポイント5000円分付与」に加え、「かが応援商品券5,000円分」を付与したので、合計10,000円分のインセンティブになった。

 これは、奨励金を出すことの良否を別として、具体的な対策は、政府よりも、住民に近い自治体主体の方が、有効なことを示唆している。

 牧田大臣には、硬直した行政組織に、清新な気風を吹き込み、国民の信頼を取り戻す取組みを期待する。