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時悠人chosan流処世術

★岸田内閣(前編):始動

2021-10-07 07:48:22 | 日記・エッセイ・コラム
 岸田内閣の閣僚人事について、野党や評論家が採点しているが、自分の思い描いた人事が出来るのは、せいぜい7~8割が限界だ。

 政治は結果主義で、動機の善で評価されないので、人事の採点は、ご自身にお任せすべきで、横からゴチャゴチャ言うのは、無責任で、慎みたい。

 メディアや評論家の役割は、ゴシップではなく、政策の中身を国民に伝えることにある。

 さて、私の最大の関心事は、総裁選で「小泉改革以降の新自由主義的政策を転換する」と宣言し、アベノミクスで「経済の体質強化は実現できた」と評価しつつ、「格差と分断も生んだ」と指摘した点だ。

 岸田総理が掲げる「新しい日本型資本主義」構想を支持するが、「成長と分配」をどうやって実現するのか、私には、皆目、見当がつかない。

 消費税増税を10年程度は封印し、なおかつ、「財政健全化の旗は降ろさない」とするなら、その財源をどこに求めるのか、その道筋を明確にして欲しい。